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第35回関東大学女子サッカーリーグ戦後期1部第7節
10月9日(土) 東洋大板倉グラウンド
東洋大7-0慶大
〈得点者〉(アシスト)
3分 北川
37分 牛久保 (門脇)
56分 北川 (塩谷)
64分 北川
73分 門脇 (北川)
76分 根間
88分 小林 (出耒村)
<出場メンバー>
▽GK
今井佑香(食3=常盤木学園)
▽DF
澁澤光(食4=常盤木学園)
根間陽彩(食3=大商学園)→77分 中原藍(食4=神村学園)
落合依和(食1=十文字)→63分 出耒村亜美(食4=飛鳥)
▽MF
北村美羽(食2=ジェフ千葉LU-18)→63分 鈴木陽奈(食3=JFAアカデミー)
林みのり(食4=大商学園)
塩谷瑠南(食4=前橋育英)
北川愛莉(食3=常盤木学園)
藤生菜摘(食2=播磨)
▽FW
門脇真衣(食2=JFAアカデミー)→74分 遠藤麻衣(食3=ノジマユース)
牛久保鈴子(食4=岡山作陽)→63分 小林莉々子(食1=常葉学園橘)
この試合ハットトリックをした北川
相手を突き放す追加点を決めた牛久保
(提供:東洋大体育会サッカー部女子部)
※掲載が遅れてしまい申し訳ございません。
第35回関東大学女子サッカーリーグ後期第7節の相手は慶大。開始早々に北川がゴールを決め流れをつかむと攻撃力が爆発し7得点の快勝に終わった。
雨が降る中の一戦、相手ボールでキックオフ。試合が始まってすぐの3分、左サイドが起点となって根間のクロスに反応した北川がゴールに流し込み先制点を決める。早い時間で先制に成功した東洋大は追加点を取るべく攻撃を続ける。パスをつなぎ相手陣地まで攻め上がり追加点を狙うがなかなかゴールが決まらない。攻め続ける中、追加点を得たのは34分、落合の縦パスに前向いた門脇が斜めにパス、それに反応した牛久保がスライディングでゴールに押し込み得点を決める。前半を2点リードで終え試合を折り返す。
前半のうちに追加点を取れた東洋大、後半をどのように立ち回るか。前半と変わらずにボールを保持しながら攻撃の糸口を見つけ得点を狙いに行く。56分、塩谷の右からのクロスに北川が右足を振り抜き3点目を決める。さらに、相手のバックパスを奪い取り北側がこの日2ゴール目を決め4点リードに。ギアを緩めることなく攻撃する東洋大は73分、北川のクロスに門脇がヘディングで合わせ追加点を決める。その直後にも林が左サイドの根間へ、根間が蹴ったボールがゴールへと吸い込まれ6点リードに。そして、怪我から復帰した 出耒村のクロスに小林がヘディングでゴール右に決め相手を突き放す。
攻撃陣が爆発し終わってみたら7-0となった今節。牛久保は試合を振り返り「7-0で大量得点、無失点で勝利し勝ち点3を取れて良かったですし、少しホッとした」と安堵する。今季はなかなか複数得点を取ることが出来ず苦しい試合もあったが、この7得点を機に連勝街道を歩むことに期待だ。
※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。
■コメント
ここ最近勝てない試合が続いていたので、大勝できて良かった。(7得点をした攻撃は)練習で相手最終ラインの突破部分に時間を割いていたので、その結果が現れた。(次節にむけて)連戦4試合目で疲労もあると思うが、ここで歯を食いしばり、全員でハードワークして連勝したい。
勝ちきれない試合が続いていた中で、しっかり点を決めて勝てたことは良かった。しかし、連携のところでのミスが多くあったので、改善していきたい。(先制点を決めた時の心境は)点が取れない試合が続いていたので、点を決めた時は素直にうれしかった。(次節に向けて)今節出た課題をしっかり改善して、次節も点を決めて勝ちきれるように準備していきたい。
TEXT=友寄慈温