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2021.11.06
アイススケート

[アイスホッケー]武部が逆転弾を放つ!慶大に6対3で勝利

2021 関東大学アイスホッケーリーグ戦(特別大会)

11月3日(水) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ

○東洋大6ー3慶大


[ゴール(アシスト)]

24:48久米(福田、小堀)

38:09小堀(久米、福田)

42:21武部(中島、木村)

46:09久米(小堀、福田)

52:45福田

59:20宮田(川岸、武部)




POS

背番号

名前

GK

44

佐藤(社2=白樺学園)

GK

35

石川(社4=八戸工大一)

DF

12

福田(社4=日光明峰)

DF

佐々中(社1=駒大苫小牧)

FW

10

阿部(社3=駒大苫小牧)

FW

27

小堀(社4=白樺学園)

FW

14

久米(社4=駒大苫小牧)

DF

23

武部(社3=苫小牧工業)

DF

木村(社1=武修館)

FW

29

川岸(社2=八戸工大一)

FW

39

中島(社2=駒大苫小牧)

FW

21

宮田(社3=白樺学園)

DF

26

根本(社1=清水)

DF

22

今(社4=武相)

FW

45

橋本(社2=駒大苫小牧)

FW

17

大久保(社1=駒大苫小牧)

FW

41

大友(社1=白樺学園)

DF

駒田(社1=日光明峰)

FW

19

前田(社3=白樺学園)

FW

13

藤原(社3=武修館)

FW

11

山崎(社1=武修館)

FW

18

佐曽谷(社2=八戸工大一)


※掲載が遅れまして大変申し訳ございません。


   逆転を決め、チームに流れを引き寄せた武部(右)


     得点を決め、仲間と喜び合う選手たち


 関東大学アイスホッケーリーグ戦(特別大会)(以下、リー戦)3戦目の相手は慶大。今季初の先制点を許し、苦しい展開になったが第2ピリオドから攻撃力が爆発した。見事6対3で逆転勝利を果たし、笑顔を見せた。


 1ピリ開始2分、先日の日大戦で初得点を挙げたFW山崎(社1=武修館)が強烈なシュートを打つものの、決まらず。すると、相手に先制点を奪われてしまう。今大会で初めてリードされる状況となった。相手の反則により、P P(パワープレー)になったがチャンスを生かしきれない。試合を振り出しに戻したい東洋大だったが、開始5分を過ぎたところで再び突き放される。失点を喫し、不穏な空気が漂い始めた。それでも、激しい体のぶつかり合いをし、勝利への執念を滲ませる。ゴール前で果敢に攻めるが、相手GKの守備力が上回った。パックを東洋大陣地に運ぶものの、瞬く間に取り返されてしまう。そのまま1点も取ることができずに、第2ピリオドを迎える。


 2ピリが始まり、ゴールを狙ってシュートを放つが惜しくも外れる。開始4分過ぎ、2点を追う東洋大はFW久米(社4=駒大苫小牧)がゴール右側からシュートを決め、1点差にする。この日は反則が多く、退場する選手がいた中で集中力を切らさなかった。幾度となくシュートを放り込もうとするが、そう簡単に入ってくれない。しかし、この苦しい場面を打破したい時にFW主将・小堀(社4=白樺学園)が同点弾を放ち、一気に流れを手繰り寄せた。2ピリではシュート数が21と相手シュート数の6を遥かに上回る攻撃性を発揮した。


 2対2の同点で挑む最終ピリオド。開始して2分経ち、「自分が決めてやる」とDF武部(社3=苫小牧工業)がパックを流し込みチームを勢いづける。恵まれた体格から放たれる力強いシュートは貴重な逆転ゴールに。ここから、握った主導権は渡すまいと4年生が奮闘する。またもやFW久米が4点目を奪うと、DF福田(社4=日光明峰)も続いて単独でゴールを破った。5対2としたが、GK佐藤(社2=白樺学園)が守りきれず、3点目を献上。試合時間残り僅かというところで、武部と川岸(社2=八戸工大一)のアシストを受けた宮田(社3=白樺学園)が勝利を確信させる一撃を放ち、6対3で逆転勝ちを飾った。


 この日は4年生の活躍ぶりが目立った。アシストでもゴールでもチームに貢献し、勝利の立役者になった福田は「次戦は無失点で」と強気な発言を残した。現時点でリーグ戦全勝中の東洋大は残り4戦でどのようなプレーを見せてくれるだろうか。期待が高まる一方だ。



◼︎コメント

・武部(社3=苫小牧工業)

慶応戦を振り返っていかがですか)自分自身は試合を通して落ち着いてプレーできたので良かった。(今季初めて相手に先制された状況で、勝てた要因は何でしょう)チーム全体が焦っていた部分もあるが先制されても崩れずにプレーできたとこ。(自身のシュートで逆転を決めましたが、振り返っていかがですか)PPのチャンスで自分が決めてやるという気持ちで望んだ結果だと思う。(次戦に向けての意気込みをよろしくお願いします)次の試合も落ち着いて自分のプレーをします。


・福田(社4=日光明峰)

(慶応戦振り返っていかがですか)出だし2失点してしまったが、逆転勝利できてよかった。(ご自身でゴールを決めた時の気持ちはいかがですか)満足いくゴールではなかったが秋リーグ初得点できてよかった。次の試合では満足いくゴールを目指して頑張りたい。(ゴールだけではなく、アシストでも活躍されましたが、その辺はいかがですか)僕が打ったシュートのリバウンドとかをしっかりFWが決めてくれたおかげでアシストができたので感謝したい。(現在全勝中ですが、次戦に向けての意気込みをお願いします)次の試合は無失点で勝って満足のいく試合をする。




TEXT=浅野琴美