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2021 関東大学アイスホッケーリーグ戦(特別大会)
11月7日(日) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ
○東洋大5ー0大東大
[ゴール(アシスト)]
05:04藤原(中島)
19:24川岸(武部、中島)
23:48中島(根本、宮田)
47:06大友(佐曽谷、根本)
48:07小堀(久米、中島)
POS | 背番号 | 名前 |
GK | 44 | 佐藤(社2=白樺学園) |
GK | 35 | 石川(社4=八戸工大一) |
DF | 12 | 福田(社4=日光明峰) |
DF | 9 | 木村(社1=武修館) |
FW | 19 | 前田(社3=白樺学園) |
FW | 27 | 小堀(社4=白樺学園) |
FW | 14 | 久米(社4=駒大苫小牧) |
DF | 23 | 武部(社3=苫小牧工業) |
DF | 6 | 佐々中(社1=駒大苫小牧) |
FW | 29 | 川岸(社2=八戸工大一) |
FW | 39 | 中島(社2=駒大苫小牧) |
FW | 21 | 宮田(社3=白樺学園) |
DF | 26 | 根本(社1=清水) |
DF | 22 | 今(社4=武相) |
FW | 10 | 阿部(社3=駒大苫小牧) |
FW | 17 | 大久保(社1=駒大苫小牧) |
FW | 45 | 橋本(社2=駒大苫小牧) |
DF | 3 | 駒田(社1=日光明峰) |
DF | 8 | 石田(社3=武修館) |
FW | 18 | 佐曽谷(社2=八戸工大一) |
FW | 13 | 藤原(社3=武修館) |
FW | 41 | 大友(社1=白樺学園) |
※ 掲載が遅れまして、大変申し訳ございません。
今季初得点となる先制ゴールを決めた藤原
試合を確実にする5点目を挙げた小堀
関東大学アイスホッケーリーグ戦(特別大会)(以下、リーグ戦)は、シーズン折り返しとなる4戦目。いまだ勝ち星のない大東大を相手に終始、圧倒的な攻撃力を見せ、守っては無失点。危なげない勝利で無傷の4連勝を飾った。
試合の立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けていく。第1ピリオド開始5分、FW藤原(社3=武修館)が、ゴール前の激しい攻防の中、パックを押し込む。これが藤原にとって今季初得点。開始早々の先制ゴールが、チームに勢いをもたらした。その後も、積極的なパス回しとゴール付近での攻めによって優位な状況が続くが、相手の好守備を前になかなか追加点が奪えない。先制から10分以上が経過したところでチャンスが訪れる。大東大に反則があり、この試合初めてPP(パワープレー)の状況になると、DF武部(社3=駒大苫小牧)とFW中島(社2=駒大苫小牧)のアシストからFW川岸(社2=八戸工大一)がゴール。2点をリードして第2ピリオドへ挑む。
第2ピリオドも勢いは変わらず、開始とともにコート全体を使ってパスを回していく。ここでも早々に試合が動いた。開始4分手前、第1ピリオドで2つのアシストを決めた中島がゴール後ろからのパスを見事に押し込む。さらにリードを広げた東洋大は果敢にゴールへ攻めるも、10分を過ぎた頃、反則をとられSH(ショートハンド)の状況に。ここで相手が攻めへと転じ、守りを強いられてしまうが、踏ん張ることに成功。それ以降、一段と攻撃に激しさを増したが、このピリオドも追加点が入らない。15分には再びPP(パワープレー)の状況を迎えたものの、相手の守備に余計な乱れはなく、加えた得点は序盤の1点のみ。3対0のまま第2ピリオドを終えた。
第3ピリオドは、第2ピリオド終了間際の反則によってSH(ショートハンド)から始まった。慎重な立ち上がりから勢いを取り戻すと、攻撃力を弱めることなくシュートを連発していき、ゴール前で果敢に押し込む場面もつくる。しかし、ここでも相手GKの好セーブは光り、ピリオドをまたいで20分も追加点を奪えない時間が続いてしまう。開始7分、ようやく得点が動く。FW大友(社1=白樺学園)がゴールを決めると、そのわずか1分後にはFW小堀(社4=白樺学園)も続く。1年生と主将の連続ゴールで相手を突き放し、試合を決定づけた。その後は、SH(ショートハンド)、PP(パワープレー)の状況が続くなど激しい攻防戦となり、惜しいシュートが何本も見られた。しかしながら、やはり6点目が遠く、5対0で試合終了となった。
終わってみれば、大東大10本のシュートに対し、東洋大は92本。相手の好守備に阻まれ5得点しか奪えなかったものの、全体としてはそれを上回る攻撃力があり、失点も許すことはなかった。次回の相手は、同じく4戦4勝、そして計40得点を挙げている明治大。リーグ優勝に向けて、全勝対決の大一番を迎える。
TEXT=青木智哉