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2021.11.23
アイススケート

[アイスホッケー] 中島らの活躍により、中大に勝利 全勝で最終戦へ

2021 関東大学アイスホッケーリーグ戦(特別大会)

11月20日(土) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ

○東洋大5ー3中央大


[ゴール(アシスト)]

23:40川岸(武部、中島)

29:31中島(石田、阿部)

40:37中島(阿部、武部)

46:28中島(川岸)

59:58久米(武部)



POS

背番号

名前

GK

44

佐藤(社2=白樺学園)

GK

31

中野(社1=苫小牧東)

DF

12

福田(社4=日光明峰)

DF

9

木村(社1=武修館)

FW

19

前田(社3=白樺学園)

FW

27

小堀(社4=白樺学園)

FW

14

久米(社4=駒大苫小牧)

DF

23

武部(社3=苫小牧工業)

DF

6

佐々中(社1=駒大苫小牧)

FW

29

川岸(社2=八戸工大一)

FW

39

中島(社2=駒大苫小牧)

FW

21

宮田(社3=白樺学園)

DF

26

根本(社1=清水)

DF

22

今(社4=武相)

FW

10

阿部(社3=駒大苫小牧)

FW

17

大久保(社1=駒大苫小牧)

FW

11

山崎(社1=武修館)

DF

3

駒田(社1=日光明峰)

DF

8

石田(社3=武修館)

FW

18

佐曽谷(社2=八戸工大一)

FW

13

藤原(社3=武修館)

FW

41

大友(社1=白樺学園)


※ 掲載が遅れまして、大変申し訳ございません。


3得点を挙げた中島



勝利を分かち合う東洋大アイスホッケー部



関東大学アイスホッケーリーグ戦(特別大会)(以下、リーグ戦)は、シーズン終盤となる7試合目。先週行われた明治戦での勝利を勢いに、中央大を相手に5得点。全員で攻め、守り抜き勝利を飾った。


 試合の立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けていく。しかし、相手も堅い守備をみせ、簡単には点を取ることが出来ない。開始早々から両チーム攻守の切り替えが早く、激しい試合となった。第1ピリオド開始4分いきなり東洋大にピンチが訪れる。反則をとられSH(ショートハンド)の状況になると、さらにその4分後にも反則を取られてしまう。相手も果敢に攻めるが東洋も踏ん張り、得点を与えない。12分には相手が反則をとられPP(パワープレー)の状態となる。先制点が欲しい東洋大はアタッキングゾーンに積極的に進入し、攻撃を試みるも、相手の好守備もあり得点を奪うことは出来ず、0対0のまま第1ピリオドを折り返す。


 第2ピリオド開始11秒いきなり相手に一瞬の隙をつかれ先制されてしまう。あまりにも簡単に決められてしまい、1点を追いかける形で試合が始まった。しかし、この得点によって試合は一層激しくなる。3分に川岸(社2=八戸工大一)がゴールを決め東洋大に勢いをもたらすと、さらに9分には中島(社2=駒大苫小牧)が阿部(社3=駒大苫小牧)、武部(社3=苫小牧工業)のアシストから追加点を奪う。攻守の切り替えが早く、相手も果敢に攻めてくる。12分には相手に得点を許してしまい試合は振り出しに戻される展開となった。


 勝敗が決まる第3ピリオドも立ち上がりから互いに攻めの姿勢を見せていく。37秒には中島(社2=駒大苫小牧)が追加点を挙げる。さらに6分にはまたも中島(社2=駒大苫小牧)がゴールを決め、この日3得点目を挙げる。しかし安心もつかの間、その1分後に中央大のゴールが決まり、残り時間13分で1点差という手に汗握る展開となる。この後相手の勢いも増し、ゴール付近でのプレーも多くなるが、東洋大も必死にゴールを守る。このような均衡した状態が続き、残り1分、久米(社4=駒大苫小牧)がゴールを決め、勝利を決定づけた。


この試合は最終ピリオドを同点で迎えるという、最後まで展開が分からない試合であった。また互いに繰り広げる激しい攻防に目が離せない中で、5得点中3得点を挙げた中島の活躍が輝いていた。この勝利はさらに東洋大に大きな勢いをもたらすだろう。次の相手は早稲田大学。強い相手ではあるが全勝でリーグ戦を終えるためにも全員で戦い抜き勝利を収めることを期待したい。  




TEXT=飯塚望