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2022秩父宮杯 第69回関東大学アイスホッケー選手権大会
4月16日(土) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ
○東洋大9-0法政大
[ゴール(アシスト)]
11:13 前田(宮田、川岸)
23:06 阿部(中島)
27:01 武部(中島、大友)
28:41 佐々中(前田、川岸)
39:41 佐々中(中島、森田)
42:07 大久保(森田、大和)
44:44 阿部(中島、武部)
46:43 宮田(橋本)
48:51 武部(川岸、宮田)
POS | 背番号 | 名前 |
GK | 44 | 佐藤(社3=白樺学園) |
GK | 50 | 米津(社1=駒大苫小牧) |
DF | 22 | 今(社3=武相) |
DF | 23 | 武部(社4=苫小牧工業) |
FW | 10 | 阿部(社4=駒大苫小牧) |
FW | 39 | 中島(社3=駒大苫小牧) |
FW | 41 | 大友(社2=白樺学園) |
DF | 26 | 根本(社2=清水) |
DF | 6 | 佐々中(社2=駒大苫小牧) |
FW | 19 | 前田(社4=白樺学園) |
FW | 29 | 川岸(社3=八戸工大一) |
FW | 21 | 宮田(社4=白樺学園) |
DF | 24 | キム(社1=北海道栄) |
DF | 14 | 大和(社1=武修館) |
FW | 16 | 小川(社1=武修館) |
FW | 17 | 大久保(社2=駒大苫小牧) |
FW | 43 | 森田(社1=駒大苫小牧) |
DF | 3 | 駒田(社2=日光明峰) |
FW | 13 | 藤原(社4=武修館) |
FW | 45 | 橋本(社3=駒大苫小牧) |
FW | 38 | 柚木(ラ1=H.C.栃木日光アイスバックス) |
FW | 11 | 山崎(社2=武修館) |
(写真提供:東洋大学アイスホッケー部)
勝てば決勝リーグ進出となる一戦は、昨年のインカレ3位・法政大と対決。立ち上がりから序盤にかけて苦戦を強いられるも、その後は東洋大ペースに。終わってみれば9対0と、文句無しの予選突破となった。
試合開始13秒、東洋大の反則でいきなり人数不利のSH(ショートハンド)となってしまう。さらに、この2分が明ける直前にも反則。ここを一気に攻めた法政大が、立ち上がりを押していく。それでもゴールは許さず、逆にPP(パワープレー)の好機を得た11分。FW宮田(社4=白樺学園)がゴール横から出したパスを、FW前田(社4=白樺学園)がゴールへ突き刺した。ここから追加点を奪えない状況が続くも、苦しい立ち上がりの中での1点が、徐々に試合の流れを変えていく。
第2ピリオドは早々に得点が動いた。23分、ゴール付近でのフェイスオフからの素早い攻撃を仕掛け、FW阿部(社4=駒大苫小牧)がゴール。勢いづける大きな追加点となった。完全な東洋大ペースになってきたところで、相手の反則が続く。27分、PP(パワープレー)の状況でDF武部(社4=苫小牧工業)が3点目を奪うと、1分半後には再びPP(パワープレー)からDF佐々中(社2=駒大苫小牧)が大学初得点。ここでも好機を逃さなかった。その後、DF佐々中がさらに1点を加え、このピリオド4得点。突き放して、第3ピリオドへ向かった。
第3ピリオドも流れは東洋大へ。42分、FW大久保(社2=駒大苫小牧)が今大会初ゴールを決めると、44分、46分、48分と立て続けに点を追加。4年生によるゴールラッシュで試合を決定づける。ピリオド後半は、法政大の粘りを前に得点を奪えないが、東洋大の守りも堅い。男子日本代表の合宿に参加していたGK佐藤(社3=白樺学園)がこの試合から復帰。安定感のある守備で相手にゴールを許さなかった。そのまま試合は終わり、9対0。予選トーナメント1位通過、決勝リーグ進出となった。
東洋大の強さが光った。予選2試合での得点は19、失点は0。数名の選手が不在となる中でも、安定した戦いぶりを見せた。特に、立教大戦では1年生、法政大戦では4年生の活躍が目立つなど、抜け目がない。いよいよ次戦から決勝リーグ。東洋大、明治大、中央大、早稲田大、昨秋のリーグ戦4強の顔ぶれである。東洋大としては昨年のインカレ準決勝で中央大、決勝で明治大と激突し、いずれも勝利、優勝を果たした。だからこそ、負けられない。東洋らしさの真価が問われる。
■コメント
・FW中島(社3=駒大苫小牧)
(今大会初出場でしたが、どのような気持ちで)日本代表に落ちた悔しさなどでメンタル的に完璧な状態ではなかったですが、良い準備をして試合に臨もうと思っていました。チームの士気をどれだけ上げられるかを優先的に考えました。(4アシストの活躍は)味方がゴールしてくれたおかげでアシストできたので嬉しかったです。試合でも良い動きをできていたので、あとはスコアリングチャンスをしっかり決められると満点かなと思います。(次戦に向けて)明治戦からタフな試合が続きますが、特別なことは無いのでチーム一丸となって一戦一戦戦っていきたいと思います!
・DF佐々中(社2=駒大苫小牧)
(試合を振り返って)チームとしても個人としてもやるべきことができていて良い試合でした。(連続の2ゴールは)昨年は、なかなかゴールを決められなかったので嬉しかったです。(次戦に向けて)今回の試合よりも良い試合ができるように良い準備をして臨みたいです。
■決勝リーグ戦の日程
4月23日(土) 12:30 明治大
4月29日(金・祝) 17:30 中央大
5月1日(日) 12:30 早稲田大
※ 時刻は練習開始予定時刻です。前の試合の状況によっては変更の可能性もございます。
※ 会場はいずれもダイドードリンコアイスアリーナ(西東京市)です。
※ 新型コロナウイルス感染症への対策により、現地での取材は行っておりません。配信をもとに作成しております。
TEXT=青木智哉