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第101回関東学生陸上競技対校選手権大会
5月19日(木)〜5月22日(日) 東京・国立競技場
▼2日目(短距離部門・長距離部門・女子中距離部門)
男子110mH準決勝
1組(風:+0.1)
4着 藤原 14"11 ※決勝進出
男子100m準決勝
1組(風:+0.9)
1着 柳田 10"29 ※決勝進出
2着 和田 10"42 ※決勝進出
2組(風:−0.8)
1着 中村 10"43 ※決勝進出
女子1500m決勝
5位 萩原 4'21"51
男子1500m決勝
4位 及川 3'45"99
男子110mH決勝(風:+0.9)
5位 藤原 17"82
男子100m決勝(風:−0.2)
1位 柳田 10"19
3位 和田 10"34
6位 中村 10"44
男子400m決勝
1位中島 46"19
5位川上 46"89
4×100mR決勝
3位 東洋大(和田-前田-中村-柳田)39"37
男子三段跳決勝
城崎 NM
男子5000m予選
1組
8着 緒方 14'02"20 ※決勝進出
11着 西村 14'11"02 ※決勝進出
2組
2着 九嶋 14'10"42 ※決勝進出
400mを制した中島
5000mで2着となり決勝進出となった九嶋
5000mで他校と並走する緒方(左)と西村
■コメント
・中島(総3=城西大城西)
(優勝の気持ちは)勝ち切れたことはうれしかったが、45秒8くらいを狙っていて、それが出なかったことが悔しい。(レースを振り返って)自分が思い描いていたレースというのには割と近づけたなとは思ったが、前半ちょっと遅かった。日本選手権で勝負することを考えると、前半が遅すぎるので、まだ殻を破り切れていないのかなと思う。(大会連覇については)連覇できて良かった。安心して走れたという証拠だし、去年の関東インカレで優勝してからどんどん調子が上がっていって、日本選手権で入賞するっていう形になったので、その点では今年もしっかり勝ち切れたというのは、去年と同じようにここからステップアップする流れはできているかなと。(今後の意気込み)日本選手権で3番以内に入って、世界陸上にマイルメンバーとして出場することが最低限の目標。それに向けて、あと3週間くらい頑張っていきたい。
・和田(法4=洛南)
(100mのレースを振り返って)自己ベスト的に決勝は絶対に残らなければいけないというプレッシャーがあって、予選が納得のいく走りができなくて、不安がすごかった。今日の準決勝で着どりで行けて東洋3人で(100m決勝に3人残るのは)史上初らしいが、決勝はもうラウンドがないので、楽しく最後の関東インカレに臨んだ。(4×100mRを振り返って)4本目と言うこともあって疲れていて、2レーンと言うカーブからすると一番しんどいレーンで、上手く1走から流れを持っていけなかった。(最後の関カレを振り返って)楽しめたかなと。久しぶりに陸上が楽しくできた感じがした。(今後の意気込み)日本選手権で決勝に行くことを最大の目標として目指している。
・藤原(法2=洛南)
(関東インカレを振り返って)もともと故障をしていて、練習を詰めていない状態だった。昨日の感覚は良く、練習ができていないわりに走れていたので自信はあったが、今日決勝で1台目からミスしてしまいだいぶ焦りがあった。そこから6台目までスピードが上がったが、その時にリード足を当ててしまって体勢を崩して立ち直せない状態になってしまった。完全にほぼ止まったような感じになった。(関東インカレに向けてのモチベーションなど)この大会自体が来月に控える日本選手権の申し込みの締め切りだった。それを踏まえても重要な記録を出さないといけない大会だったため、集中して練習していた。しかし怪我が2週間前くらいから発症してしまったので、そこからは出れたらいいかなという感覚だった。実際完治まではいっていないが、だいぶ走れるようになったので自分の課題探しだと考えている。(次のレースに向けて)日本選手権のことを考えれば、1番大きな大会なので、そこで結果を残して世界で戦えるという状態になりたい。まずは日本選手権をしっかりと勝たないといけないので、今日見つけた課題を修正できるように、また怪我が悪化しないように気を付けながらレースに取り組んでいきたいと思います。
・川上(総4=西部台千葉)
(関東インカレを振り返って)自分自身4年目で最後の関東インカレだったので、自分がしっかり決勝に残って、日本選手標準を切るという目標で臨もうと思っていた。しっかり決勝は残り、最後標準を切ったが、ボーダーラインに入らなくて悔しかった。でもしっかり4年生として良い試合は見せられたかなと思う。(関東インカレに向けての練習のモチベーション)個人400mで関東インカレの標準を切っている選手が自分以外にも2、3人いた。その中で選ばれているので、やはり責任と言うか東洋大学を背負っているという思いや、みんなの分まで頑張ろうという思いで練習していた。(次のレースに向けて)次のレースは何のレースになるか分かりませんが、とりあえず1番は全日本インカレなのでそこに向けてもう一回鍛えなおして頑張れたらと思っている。
・柳田(文1=東農大二高)
(関東インカレのレースを振り返って)世界選手権の標準が10"05で、調子が良かったのでそれを狙おうかなと思っていたのですが、やっぱりまだ難しいかなという感じだった。でもしっかり決勝で1位を取れたので良かったと思う。(100mを制した気持ち)優勝したこと自体は素直に嬉しかった。(関東インカレに向けての練習のモチベーションなど)やっぱり出るからには少しでも良い走りというか、自分の最大の力を出したいなと思っていた。ゴールデングランプリで結構疲れてしまったのですが、しっかりと記録は狙えるように練習していたので、そこはもうモチベーションというか記録を狙うつもりでやっていた。(次のレースに向けて)次は日本選手権に出場すると思う。この2日間で5本走って体も疲れたので、1回まずは休みそれからまた練習を再開して調子を上げていければいいと思っている。
・前田(ラ4=自由が丘)
(レースを振りかえって)予選が中々走れない状態で思うように体が動かなかったが、決勝では良かったとは言えないが特に後半の修正はできた、固くなってしまう時もあるが、決勝ではそこまで目立ってなかったと思う。(4×100mRの課題や収穫)課題はバトンの練習を冬季からやってきたが、今回のレースでも自分と1走と2走が詰まってしまったり、2走と3走でつなぎづらかった場面があったことで、収穫は前まで自信をもってリレーに臨めなかったが、冬季中の練習で自信を持ってリレーに臨めるようになったのを実感したこと。(チームに期待することは)今回の大会でもわかるように個人個人は強いので、リレーでもチームで勝てるようにみんなで頑張っていきたい。
・中村(法3=浜松工業)
(レースを振り返って)決勝で走りたい思いが一番強く、今日は準決勝から2本あって準決勝を抜けることが目標だったので、そこを組1着で抜けれたのが良かった。(4×100mの課題や収穫)今日の3本目だったので疲れがあったり、バトンの不安定さがあったので、そこの修正ができればもっといいタイムが付いてくると思う。(チームに期待することは)今のところ個人の結果も4×100mの結果も良い調子で来てるので、後2日間の関カレ、そして全カレもみんな結果を出せると思う。そしてその中でも自分が結果を出せる存在でありたい。
PHOTO=松本考史、松山瑞希、宮谷美涼