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第75回関東大学ボクシングリーグ戦・日大戦
５月14日（土）後楽園ホール
東洋大８－１日大
【Min】○古藤（RSC）登本●
【Ｆ】○保坂（判定）中野●
【B】●政所（判定）花田○
【Fe】○金城（判定）西岡●
【L】○山崎（判定）中村●
【LW】○大畑（判定）円谷●
【W】○田中（ABD）伊藤●
【LM】○堀池（判定）中山●
【M】○須永（判定）森脇●
先陣を切ってRSC勝ちを決めたルーキー古藤
強打で圧倒しABD勝ちをした田中
落ち着いた試合運びで勝利した主将金城
■コメント
・三浦監督
（今日の試合を振り返って）強豪日大戦というところで、どのようにしてスタートが切れるのかというところだったのですが、ルーキーの古藤が倒してくれて、非常に良い流れになった。次のF級の保坂も減量がきつかったのですが、なんとか競り勝ってここの2つで流れを作ってくれたかなと思う。B級の政所も積極的な試合をしてくれた。負けはしましたけれども良さも出ていて、力では負けないのでそれを反省点として次に繋げて欲しいなと思う。キャプテンのFe級金城ですが、これは相手もキャプテンでキャプテン同士の対決だったので、本人も緊張したでしょうけどもここで競り勝ったというのは非常に大きなポイントだったかなと思う。相手はここで勢いを付けようと思っていたでしょうが、そこを遮断できたというのは非常に良かったと思う。L級の山崎もちょっと後半良くなかったのですが、前半非常に良いボクシングをしてポイントをピックアップしてくれたので、なんとか経験になってくれて良かった。LW級の大畑ですが、私としても頼りにしているところがあるので良いボクシングをしてくれた。相手も強い選手だったのですが、良い前後の動きで安心できる試合をしてくれた。W級の田中空ですが、田中はパワー、スピードがある選手なのでそこは安心して、これは勝ってくれるだろうと思っていたのでその通りの試合をしてくれた。LM級の堀池も力のある選手なので、冷静にボクシングをしろと伝えていました。その通り出来ていたし、倒そう倒そうとするのではなく、技術的にポイントをとっていくという部分でちゃんとできたかなと思う。M級の須永は、4年生の大将M級というところで、絶対に負けられないというプレッシャーはあったと思う。しかし、しっかり力を出し切ってくれたことと、相手を圧倒してくれたというところで良かった。５戦のうちの１戦目なのでまだ喜ぶ訳にはいきませんが、スタートとしては最高のスタートを切れた。（次の中大戦について）しっかりと勢いを持続させることが大事なのと、コロナなどもあるのでコロナにかからないようにしなくてはいけないですし、怪我をしないように調整しなくてはいけない。これから梅雨にもなりますので非常にコンディショニングも難しいのですが、しっかり万全な調子を作ってリングに上がってほしいと思う。リングに上がってくれれば、結果は出してくれると思っている。
・古藤（営１＝開新）
最初に良いカウンターが入りそこから良い流れが作れて、チームに良い流れが作れたのでよかった。一番最初にダウンをとった時は、嬉しいなと思った。これからも頑張ろうという、良い経験になった試合だった。（収穫は）大学での初めてのリーグ戦で勝てたこと。動画を見返すと反省点が沢山出てくると思うので、次の試合で生かせるように意識したい。（今春に入寮して）先輩方が優しくて環境も良くて、良い練習が詰めています。（監督は）厳しいが的確に指示をくれます。（大きな舞台は）気持ち良いです。楽しかったです。（ボクシングを始めたきっかけは）小学校１年生の時にテレビで世界戦を見て、始めたいなと親に伝えて始めました。（上京して）まだ遊べていないので、これから。（今後も）気を緩めずにしっかり１戦１戦を戦って、自分から流れを作れるように頑張りたい。
・保坂（営３＝崇徳）
（今回の試合で記憶に残るシーンについて）３ラウンド目に自分がダウンを取れたというのが、気持ち的にもすごく強くなったので、みんなの声援が聞こえてまだまだいけるという気持ちになった。（東洋大の強みについて）やはりみんな仲が良いというところが１番良いのかなと思う。（次の試合に向けて）中大戦に出れたら全力を尽くすだけだと思う。（ボクシングを始めたきっかけは）父がやっていたので、自分も始めた。
・金城主将(営４＝菊華)
（今日の試合を振り返って）過去の試合に比べて余裕感と周りが見えていて、冷静に試合を進められていたかなと思う。（リーグ戦までに中心的に行ってきた練習は）2か月前くらいの合宿から下半身の強化と後半になって気持ちの勝負になったところで勝てるようなスタミナ作りであったり、気持ちの強さを重点的に練習してきた。（今日の試合で1番印象に残っている場面）1ラウンド目に中間距離で撃ち合った場面や、自分のストレートが当たった時。（ボクシングを始めたきっかけは）もともと空手をやっていて、足の病気になってしまってボクシングしか出来なかったのでボクシングを始めたのですが、それから魅力に惹かれて続けている。（自分の試合での長所や短所は）長所は距離感を生かしてロングのボクシングでなるべく相手に触らせずに勝つこと。短所は相手のテンポやリズムにのまれて自分のボクシングが出来なくなること。（今日戦った日大について）去年トーナメント形式で、駒大に敗れてそれ以外のリーグ戦が無くて、その一昨年がコロナで無くなってしまった。3年前自分が1年生の時にリーグ戦があったのですが、その時優勝したものの唯一日大に5対4で負けてしまった。だから今年は日大に勝つことが目標だったので、1戦目良い風に勝てて良かった。（次の試合に向けて）今日の自分の試合に満足しないで、もっと自分の良いパフォーマンスができるように日々精進していきたい。
・山﨑（営３＝興國）
（今日の試合を振り返って）僕が３年目にして初めてリーグ戦をやったので、絶対に勝ちたかった。勝ててうれしい。（今シーズンの立ち上がりとしてはどうか）もともとやっていた階級（F級）よりも１つ上げての挑戦で、怖いところがあったが、１ラウンド２ラウンドと取れて良かった。（印象に残ったシーンは）一番初め、相手が出てきた時に体が大きいなと思った。（次戦に向けての意気込み）悪かったところを修正して、次につなげたい。
・大畑（営４＝飛龍）
想定していた相手だったので、やりづらい所はあったが思った通りだった。反則を取られた所で焦りがあり、次取られないよう気をつけて最終ラウンドに臨んだ。相手を掴んでしまうホールドという反則を取られた。以前からの癖があった。３ラウンド目で修正できたが、１ラウンド目から取られないように練習するべきだと思った。その点が反省点。（収穫は）前の手での駆け引きに自信を持ち、距離でボクシングする方法が自分にはあっているなと確信できたこと。（東洋大学の強みは）勢いに乗った時の強さ。流れにもっていった時は負けないのではないかと思っている。強みは勢いの良さです。（今シーズンの入りは）最高の入りです。チームの練習の雰囲気も、今日のように勝った時も。チームとして良い雰囲気です。（３年振りのリーグ戦は）懐かしい気持ち。自分たちが１年生の時に最後に経験していたので、他の学年より慣れている部分はあった。（部内で注目している選手は）田中空。（期待している選手は）今日驚いたのは古藤。あの階級で倒していたので、今後も期待している。（次試合以降は）あとの４試合に全て出て、勝ってチームに貢献したい。階級がL級とLW級を行き来すると思うが、体重をしっかり調整して勝ちたい。（階級が変わることに関して）今回はいつもより１階級上げたが、上げることに関しては楽だった。60kgに下げるとなると、日常生活のカロリーも気をつけて体を絞らなければいけない。２週間おきに試合があるため、試合に合わせて落としていきたい。
・堀池（ラ３＝西宮香風）
（今回の試合で記録に残るシーンについて）２ラウンド目にダウンをとったことが１番印象に残っている。（どのような気持ちでリーグ戦に臨んだか）今回は全勝してみんなに名前を覚えていただこうと思っているので、良いスタート切れて良かったかなと思う。（東洋大の強み）みんな一緒に頑張ってきているので、団結力があることだと思う。（次の試合に向けて）次の試合もしっかり東洋大の強さを見せて勝つので応援よろしくお願いします。
・田中（営３＝武相）
（今日の試合を振り返ってみて）応援もすごくて楽しかった。（印象的なシーンは）１ラウンドの最後の方に相手にボディーが効いて、それで次からいけるなと感じた。（今シーズンの立ち上がりとしてはどうか）日大に14年勝っていなかったので、すごくいいスタートが切れた。（次戦に向けての意気込み）自分の階級で相手が出たくないと思わせるようなボクシングをして、自分の階級というのを作っていきたい。
・須永（営４＝駿台学園）
（今日の試合を振り返ってみて）倒そうとしたことから体に力が入って前に行ってしまい、あまり良くない試合運びとなった。（課題は）手数を出して１発で倒すのではなく、流れの中で１発あてて倒せるようにしていきたい。（今シーズンの立ち上がりとしてはどうか）初戦なのでベストの動きはできないと思っていたが、それにしても少し悪いと思う。（印象的なシーンは）相手が高校の１個下の後輩で、パンチを打たれてもしっかりと打ち返してきて、そこは楽しかった。（次戦に向けての意気込み）もっと強い相手がいるので、そこに向けてベストを持ってこれるようにしていきたい。
※掲載が遅れて大変申し訳ございません。
