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2022.06.21
アイススケート

[アイスホッケー] 『異例!秩父宮杯準Vもベスト6に3人、最優秀新人賞は森田!』コメント完全版 第1日目

4月9日から約1か月の日程で開催された秩父宮杯第69回関東大学アイスホッケー選手権大会(以下、秩父宮杯)。惜しくも優勝は逃したものの、最優秀新人賞にFW森田(社1=駒大苫小牧)、ベスト6にFW宮田(社4=白樺学園)、DF佐々中(社2=駒大苫小牧)、GK佐藤(社3=白樺学園)が選出された。ここでは、『スポーツ東洋』95号(2022年6月3日発行)に掲載できなかった各選手のコメントをお届けする。


表彰式後、記念撮影する東洋大の選手たち


第1日目は、大会のベスト6に輝いたFW宮田、DF佐々中、GK佐藤の3選手。新しいチームでも活躍を見せた彼らだが、受賞の喜び以上に、チームの準優勝を悔しがる声も大きい。そうした複雑な思いも抱えながら、次なる舞台へ走り出している。


ベストFWを受賞した宮田


◆FW 宮田 大輔(社4=白樺学園)選手

ーー秩父宮杯を振り返っていかがでしたか

悔しいの一言です。


ーー明大戦での1敗をどう受けとめていますか

スコアを見ての通り6-4で負けていて、やはり4得点していても6失点していては試合で勝つ確率は低いと思います。しかも2シフト連続の失点だったり、もったいない失点のしかたでした。秋リーグ戦はもっと全員守りの意識を強くしていかなければいけないと思います。


ーー大会を通しての収穫や課題を教えてください

収穫としては、春大会を通しての得点数が去年と比べて多いと思います。でもまだまだ満足してはいけないので、もっと攻めのバリエーションを増やしていきたいです。 課題はさっきも言った通り守りの部分ですね。


ーーベストFWに選出された率直なお気持ちをお聞かせください

うれしかったです。


ーーご自身のどのような点が評価されたと考えていますか

得点も評価されたとは思いますが、パックプロテクションやドライブなど身体やスピードを活かしたプレーをしようと心がけていたのでその部分かなと思います。


ーー秋のリーグ戦に向けて取り組みたいことや目標はいかがですか

今はオフシーズンで身体を作る時期なので、秋リーグ戦以降けがをしないようにしっかりと身体を作っていきたいと思います。 秋リーグ戦の目標はもちろん優勝です。


ーーオルタネイトキャプテンとして、どのようなチームだと感じましたか

去年と比べてとてもオフェンシブなチームだと感じました。FWのみならずDFも積極的に攻撃参加する場面が多いので、それが得点力アップにつながっていると思います。


―ーこれからのチームの目標を教えてください

春負けてしまったことはもう変えられないので、この先の秋リーグ戦、インカレで優勝して、全日本でもベスト4という目標に向かって、一日一日積み重ねていきたいです。



ベストDFを受賞した佐々中


◆DF 佐々中 学人(社2=駒大苫小牧)

ーー秩父宮杯を振り返っていかがでしたか

個人としては、良いプレーも多く、大会中安定したパフォーマンスができました。チームとしては、あと一歩優勝に届かず悔しい結果となりました。


ーー明大戦での1敗をどう受けとめていますか

明治戦では、6失点もしているので守りが課題となりました。特に攻めてくる相手と守るDFの間を詰めるギャップコントロールが課題となりました。ですが、1週間の間に意識的に練習を行い、中大戦と早大戦では、早くもその成果が出たと感じました。


ーー大会を通しての収穫や課題を教えてください

今大会では、どの試合も最初の5分から良いスタートができていました。明大戦では逆転されてしまったものの、チームとして良い傾向だと思います。秋大会は、逃げ切れるメンタルのタフさやフィジカルが課題になると思います。


ーーベストDFに選出された率直なお気持ちをお聞かせください

驚きました。去年は、優勝した東洋が全部の個人賞を取っていたのでまさか取れるとは、思ってなかったです。


ーーご自身のどのような点が評価されたと考えていますか

守りは良かったかなと思います。 特にキルプレーでは、チームに貢献できたと思います。


ーー秋のリーグ戦に向けて取り組みたいことや目標はいかがですか

ウエイトトレーニングです。 まだ身体負けすることがあるので、もっと高いレベルでプレーするには、今よりも筋量をアップしたいです。



ベストGKを受賞した佐藤


◆ GK 佐藤 永基(社3=白樺学園)選手

ーー秩父宮杯を振り返っていかがでしたか

明大戦は僕も含めみんなプレーが悪く敗戦してしまいましたが、後の中大、早大、法大、立大戦ではチームとしても良いプレーができたと思いますし、僕自身も良いプレーができたのではないかなと思いました。


ーー明大戦での1敗をどう受けとめていますか

最初に3点先制するまではとてもよいプレーだったのですが、気が緩んだのかミスが多くなり、そのミスをつかれて失点が出てしまったのではないのかなと思いました。 負けてはしまったのですが、次につながる敗戦だったのではないかなと思いました。


ーー大会を通しての収穫や課題を教えてください

明大戦は5失点してしまったのですが、早稲田、法政は0で抑えられて、中大戦も1点と最小失点で抑えられたのでそこは良かったと思います。 次の大会では、0で抑えられた時のプレーなどをしっかりして優勝します。


ーーベストGKに選出された率直なお気持ちをお聞かせください

優勝できなかったので、あまりうれしくはなかったです。


ーーご自身のどのような点が評価されたと考えていますか

失点を明治や中央のキーパーより少なく抑えられたことですかね。


ーー秋のリーグ戦に向けて取り組みたいことや目標はいかがですか

チームワークや、自分の課題点などを修正してどの試合でも0で抑える気持ちで頑張ります。



※ 新型コロナウイルス感染症への対策により、選手の方々に質問を送らせていただき、コメントを寄せてもらいました。



◇コメント掲載日程◇

6月22日:森田選手、武部選手、石田選手


◇『スポーツ東洋』第95号について◇

『スポーツ東洋』第95号発行のお知らせ


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PHOTO=青木智哉