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2022.06.17
ラグビー

[ラグビー] 2度追いつかれるも立教大に圧勝!無敗のまま最終戦へ

第11回関東大学春季交流大会Cグループ

6月5日 (日) 東洋大学グラウンド

〇 東洋大66 {28-21、38-7} 28立教大


番号Pos.名前
PR小川雄大(済2=脇町)
HO谷名樹(済4=延岡星雲)
PR山口泰雅(総4=目黒学院) 
LO齋藤良明慈縁(総4=目黒学院)
森山海宇オスティン(総1=目黒学院)
FL田中翔(総4=Colorado State Univ)
大内貫太郎(済3=保善)
NO8アイザック・サイロ(1=Scots College)
SH神田悠作(済4=東筑)
10SO土橋郁矢(総4=黒沢尻工業)
11WTB杉本海斗(ラ3=東京)
12CTBステファン・ヴァハフォラウ(総1=札幌山の手)
13モリース・マークス(総2=Hoerskool Randburg)
14WTBボンド洋平(2=東海大相模)
15FB石本拓巳 (3=日体大荏原)
16Re.松下勇次郎 (1=筑紫)
17後藤大樹(総2=関商工)
18石川槙斗(総2=日本航空石川)
19マタリキ・チャニングス(総1=Helpmekaer)
20ジュアン・ウーストハイゼン(総1=Helpmekaer)
21前川嵩登 (2=日体大荏原)
22梅村柊羽(4=関商工)
23清水良太郎(3=東京)
24土田修也(総2=岐阜聖徳)
25大島暁(4=目黒学院)
26佐藤航大(2=北越)


※ 掲載が遅れまして、申し訳ございません。





(写真提供:東洋大学体育会ラグビー部)


関東大学春季大会も折り返しを過ぎ、残りは立教大戦と中大戦のみとなった。ここまで3連勝とし、全勝へとはずみをつける。前半で逆転された場面もあったが、後半で大量得点を決め大差での勝利。4連勝を果たした。


 先制トライを決めたのは東洋大。ペナルティーゴールを立教大に決められたが、前半4分でラインアウトから神田(済4=東筑)がトライを決める。ゴールも成功させ7-3とする。再びペナルティーゴールを決められ7-6となったところで、ライン上の攻防に競り負けトライを奪われ、7-11と逆転されてしまう。その後ペナルティーゴールにより、7-14とダブルスコアの得点差となる。プレー再開後すぐに、華麗なステップで齋藤(総4=目黒学院)がトライを奪う。ゴールも成功させ、14-14と同点に追いついた。その後お互いに得点を重ね、前半戦最後のトライを谷名(済4=延岡星雲)が決めて前半戦を締めくくった。立教大に28-21と1トライ1ゴール差とし、後半戦へ。


 後半戦の先制トライを決めたのも東洋大。懸命に相手からの攻撃をかわし、パスをつなげボンド(2=東海大相模)がトライを決め、ゴールも成功し35-21と差を広げる。その後も粘り強いプレーでゴールポスト付近にアイザックが(1=Scots College)トライを決め、得点差を42-21とダブルスコアとする。その後に立教大に1トライ1ゴールだけ許したが、その後3トライ3ゴールを挙げ、最終得点を66-28と大差で勝利を収めた。 


 ペナルティーゴールを相次いで決められたことに対して、「キックオフ早々から不用意な反則を重ねたことでピンチを招き、我慢の時間が長く続いた」とし、「スコアにつなげられたことは反省しなければいけない」と語った福永監督。ただ、「後半は皆がリーダーシップのある積極的なプレイで問題を解決していた」と選手の成長を評価した。本試合でMVPに選ばれた杉本は、「トライを取り切ることができ、WTBとしてしっかりと役割を果たせた」と自身を振り返る。ここまで連戦連勝を重ね、残す試合は昨年度の入替戦の相手校でもあった、中大戦のみ。春を勝利で飾り、秋のリーグ戦へ大きく歩みを進めたい。



■コメント

・福永監督

(連勝を続けているが、立教大戦を振り返って)今回もホームゲームを無事に開催できたことをありがたく受けとめています。キックオフ早々から不用意な反則を重ねたことで自らピンチを招き我慢の時間が長く続きました。ペナルティゴールでスコアにつなげられたことは反省しなければいけません。ハーフタイムでは良いコミュケーションがとれており、後半は皆がリーダーシップのある積極的なプレイで問題を解決していたことはチームとしても大きな成長を感じています。(次戦の相手である中大について)素晴らしいチームですので私達もより良い準備をして、一人一人が責任感を持ってチャレンジさせていただきます。(全勝で迎える最終戦への意気込みを)早いもので春季リーグも1試合となりました。全試合行える様にまずは体調管理を含めて、いつも通りしっかりと準備をさせていただきます。


・杉本(ラ3=東京)

(MVPに選出されたが、プレーに対する自身の評価と感想は)トライを取り切ることができたのはWTBとしてしっかりと役割を果たせたからだと思います。また、後半のきつい時間帯に運動量を意識して攻撃に参加することができのでよかったと思います。(次戦の相手である中大について)入替戦で勝利した相手ですがチャレンジする気持ちは忘れずに勝ちにこだわって圧倒したいと思います。(次戦の中大戦では修正したい課題は)チームとして勢いのつく試合の入り方ができていないので、最初から相手にプレッシャーをかけていきたいです。(最終戦に向けて、意気込みを)チームとしても個人としても秋の公式戦につながるような試合にするために、スピードを活かしたアタックと激しいディフェンスをしたいと思います。


・マタリキ(総1=Helpmekaer)

(立教大戦を振り返って)立教大学は前半の早い段階で私たちのDF・AT共にプレッシャーをかけました。 ゲームの早い段階でいくつかのペナルティが与えてしまい、それが私たち自身へ更なるプレッシャーとなりました。しかし、攻撃の勢いを増し、ボードにポイントを重ねることができました。 後半は毎分コントロールし、選手一人ひとりが上手くやってくれました。 まだ取り組むべきことがありますが、進歩と改善を続けています。 チームによる全体的に良好なパフォーマンスでした。(次戦の中大戦では修正したい課題は)東洋のラグビー(素早く、強いDF、スキル、ハードランニングラグビー)をするだけです。ブレイクダウンで優位に立てば自然と我々の強みが出せるでしょう。 したがって、ゲーム内のすべてのブレイクダウンで優位に立つことは、ゲームに勝つための重要なポイントだと思います。 (最終戦に向けて、意気込みを)全てのプレーにベストを尽くし、ハードワークし続けます。そうすれば、私たちは簡単に勝利するでしょう。 タンクを空にするまで80分間エネルギーを出し続けます。他のチームよりも一生懸命頑張り勝者になります。


■次戦(予定)

第11回関東大学春季大会Cグループ

6月18日(土) 中央大 12:00キックオフ

※ 無観客での開催となります。後日、関東ラグビーフットボール協会の公式YouTubeで試合の配信がございます。



※新型コロナウイルス感染症の影響により無観客開催のため、現地での取材は行っておりません。配信をもとに作成しています。



TEXT=木村彩香