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2022.07.28
サッカー

[男子サッカー]専大に0-3 全国への切符得られず 

アミノバイタル®️カップ2022 第11回関東大学サッカートーナメント大会1回戦


7月10日(日) 会場非公開



東洋大0-3専大




〈出場メンバー〉

▽GK

川上康平(国3=JFAアカデミー)


▽DF

田頭亮太(国3=東福岡高校)

高橋亮(国4=FC東京U-18)

山之内佑成(国1=JFAアカデミー)

押久保汐音(国4=新潟U-18)


▽MF

伊藤恵亮(国4=矢板中央)→64分 小野田龍剛(国3=常葉大学付属橘)

土谷太晟(国4=矢板中央)→84分 清水祐輔(国3=柏U-18)

本間洋平(国3=札幌U-18)

井上怜(国4=市立船橋)


▽FW

前田泰良(国4=鹿島Y)

佐々木銀士(国4=青森山田)→82分 山岸楓樹(国3=前橋育英)


積極的な守備を見せた高橋

前田はゲームキャプテンとしてチームを先導した。

(写真提供:東洋大学体育会サッカー部)


※掲載が遅れてしまい、大変申し訳ございません。



 アミノバイタル®️カップ2022 第11回関東大学サッカートーナメント大会1回戦。総理大臣杯出場権獲得を目指す東洋大であったが、3部リーグである専大を相手に苦戦を強いられ、0-3の敗戦という結果に終わった。



 試合が始まりしばらくは大きな動きが見られなかった。17分、東洋大が優勢になるも得点には至らず。ハーフウェイラインからのボールを田頭が受け取るが相手MFがスライディング、こぼれたボールを前田が打つもゴール上に外れチャンスをものにできず。その後も攻防戦が続き、前半試合はどちらも無得点無失点の引き分けで終了した。


 54分、伊藤のパスをゴールエリアにいた田頭が受け取りアシストを試みるが、相手MFがボールを押し出しコーナーキックへ。続けて東洋大は先制しようとするが、ボールを相手GKに取られ勢いを阻まれてしまった。試合が大きく動いたのは62分からであった。ゴール付近にいた相手MFにボールが回り、放たれたボールはゴール内へと突き刺さった。ディフェンスがうまく機能しなかったことが失点の原因と思われる。続く82分、ペナルティエリアまで増した専大の勢いを高橋がスライディングにより阻止、コーナーキックへ。相手DFのヘディングが得点となり、東洋大は2点を先制されてしまう。85分には相手FWのゴールをまたも高橋がスライディングでブロック。しかし、ルーズボールを相手FWが押し込み、東洋大は3点の得点を許す形で試合終了となった。


 格下相手に無念の結果となった東洋大。前期リーグやアミノバイタル杯で得た悔しさと課題をバネに、後期リーグ戦でインカレ出場権をかけ勝ち抜くことはできるのか。



◼︎コメント

・井上監督

トーナメント戦ということで少し試合の入りが固かったように思う。なかなかシュートで終わるという状況にならず、相手もよく頑張るチームで決定的な場面を何度か作られてしまい、前半はどうにかできたが、最終的には得点に至らず、先に失点をしてしまった。1失点直後はそんなに慌てずチャレンジはできたが、2点目の失点で精神的にもきたような形に思う。0-2から点を取りたいところをカウンターを受けて3失点、トーナメントの試合の運びとしてはまずい試合になった。(敗因として)攻撃のところで相手の背後を取る回数が少なく、シュートで終わる回数が少なかったことがあげられる。トーナメントで一点を取って有利に進めるという意味では、トーナメント戦の難しさを改めて感じる試合であった。(次節に向けて)昨年この大会を勝ち上がって総理大臣杯に出場したが、残念ながら今回はその条件は得られないため、8月から再開される後期に向けてきちんとこの敗戦を受け入れたうえで前に進んでいかなければいけないなと思う。


・本間洋平(国3=札幌U-18)

一回戦目で絶対に次のラウンドに進みたいという状況で、ボールを持つ時間が前半特に多かったが、得点を奪えず決定的な場面を相手に作られ、それが失点に繋がったので、悔しい一節となった。(敗因は)相手に比べ攻撃の迫力や全体的なシュート数も少なく、カウンターなど相手の勢いに押されて失点につながった。(次節に向けて)次シーズンの最後にあるインカレ出場権を取れるようにチームとしてレベルアップして試合に挑めるようにしたい。


・山之内佑成(国1=JFAアカデミー)

自分たちがボールを持ちながらもチャンスを作ることがあまりできず、シュートもあまり打つことができなかったので、そこは改善しなければならないと思った。(1年生唯一のスタメンであり公式戦初出場であったが、どのような試合であったか)チームが勝てるように全力でプレーしようと考えているが、ディフェンダーとして3失点してしまい、課題の残る試合となった。(次節に向けて)自分たちの目標である関カレリーグ優勝に向けてこの試合で出た課題もたくさんあるので、大会のない期間でしっかり直して今期の関東リーグに勝ち進んでいけるようにやっていきたい。



[次節試合予定]

第96回関東大学サッカーリーグ(後期)1部第12節
8月6日(土)vs 筑波大  18:00 キックオフ

※無観客試合となります。 




TEXT=朴希那