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第98回日本学生選手権水泳競技大会
8月28日(日)~8月31日(水) 東京辰巳国際水泳場
(最終日・予選)
◆女子400m個人メドレー
4組
4着 何澤 4’53”46
→全体11位でB決勝進出
5着 平田 4’56”25
→全体12位でB決勝進出
◆男子400m個人メドレー
5組
10着 田中 4’31”60
◆女子100m自由型
5組
4着 山本 56”65
→全体12位でB決勝進出
◆男子100m自由型
7組
4着 土岐 50”41
→ 全体12位でB決勝進出
◆男子100m背泳ぎ
6組
2着 川端 55”69
→全体12位でB決勝進出
7組
8着 眞鍋 56”80
◆女子200m 平泳ぎ
6組
1着 今井 2’26”64
→全体1位で決勝進出
5着 池田 2’32”23
7組
9着 藤井 2’36”30
◆男子200m平泳ぎ
5組
4着 釜田 2’15”11
9着 川崎 2’17”92
◆女子4×200mフリーリレー
2組
1着 永島-山岸-竹村-山本 8’10”29
→全体1位で決勝進出
◆男子4×200mフリーリレー
4組
3着 坊岡-綾-森-土岐 7’24”99
→全体7位で決勝進出
(最終日・B決勝、決勝)
◆女子800m自由型
決勝
8位 小林 8’52”39
◆女子400m個人メドレー
B決勝
1位 何澤 4’51”57
3位 平田 4’52”65
◆女子100m自由型
B決勝
2位 山本 56”25
◆男子100m 自由型
B決勝
6位 土岐 50”77
◆男子100m背泳ぎ
B決勝
2位 川端 55”55
◆女子200m平泳ぎ
決勝
1位 今井 2’23”02
◆女子4×200mフリーリレー
決勝
2位 永島-山本-山岸-竹村 8’03”35
◆男子4×200mフリーリレー
決勝
7位 坊岡-綾-森-土岐 7’25”93
7年ぶりに自己ベストを更新した今井
女子4×200mフリーリレーに出場し、2位入賞に輝いた
左から、永島・山岸・竹村・山本
(写真提供:東洋大学体育会水泳部)
大会最終日の4日目を迎えた第98回日本学生選手権水泳競技大会(以下、インカレ)は、4種目で決勝に進出。女子200m決勝では今井(法4=豊川)が7年ぶりに自己ベスト更新で優勝を飾り、今大会2冠を達成した。
女子800mで決勝に駒を進めたのは小林(文3=八王子学園八王子)。怪我で苦しんだ時期を乗り越えて掴んだ決勝の舞台で8’52”39のタイムで8位入賞を果たした。
女子4×200mフリーリレーでは、永島(営4=埼玉栄)、山本(法2=花咲徳栄)、山岸(法1=飯田女子)、竹村(国4=近代附)が8’03”35で準優勝。1位とわずか0.03秒差のゴールとなる大接戦だった。
そして、この日1番の笑顔を見せたのは女子200mで決勝に進出した今井。タイムを確認すると笑顔を弾けさせ、ガッツポーズで喜びを噛み締めた。7年ぶりの自己ベスト更新となる2’13”02でゴールし、優勝を決めた。自己ベスト更新の瞬間を「あの瞬間は忘れることはないと思う」。この日までの7年間を、「やっと過去の自分を超えられた。7年間は苦しくて諦めそうになったこともあった。」と振り返り、長い月日を経てまだ中学生だった2015年の記録を塗り替えた。また、今井は100m平泳ぎとともに今大会2冠を達成となった。
4年生にとって、大学最後のインカレが幕を閉じた。怪我や新型コロナウイルスによる制限など様々な苦しみを乗り越えて臨んだ4日間、競技後には多くの笑顔が見られた。今後の東洋大学水泳部のさらなる躍進に期待したい。
■コメント
今井(法4=豊川)
(2冠の要因は)このインカレに向けてモチベーションを高く練習を積んできたので、自信を持って強い気持ちで挑めたからです。(自己ベスト更新が分かった時の気持ちは)やっと過去の自分を越えられたなという感じがして、あの瞬間は忘れることは無いと思います。(今後の目標は)あと1秒2秒タイムを上げてアベレージを高くしていくことが目標です。
TEXT=ぺリッジ琴マーガレット