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2022.09.29
射撃

[射撃]主将・加藤が2種目ファイナル進出に自己ベスト更新!

2022年度 関東学生スポーツ射撃選手権大会秋季大会

2022年9月15日(木)~9月18日(日)

埼玉県長瀞射撃場


総合順位

男子団体 4位

女子団体 7位


10mエアライフル立射60発競技 男子

6位 加藤(雅)618.3点 Final 160.0点

14位 髙橋 609.2点

29位 土田 601.5点

30位 大石 601.5点

45位 松原 594.4点

47位 長谷川 594.0点


10mエアライフル立射60発競技 女子

14位 加藤(澪)610.6点

18位 尾崎 609.6点

22位 和田 609.0点

23位 喜納 608.8点

41位 山崎 596.0点

56位 松尾 585.7点


50mライフル三姿勢60発競技 男子

8位 加藤(雅)570点 Final 373.3点

25位 松原 536点

28位 髙橋 531点


50mライフル三姿勢60発競技 女子

24位 松尾 542点

26位 加藤(澪) 535点

30位 和田 529点

35位 山崎 501点


50mライフル伏射60発競技

23位 加藤(雅)603.6点

25位 髙橋 602.5点

34位 松尾 594.8点


10mエアピストル立射60発競技 男子

1位 平野 569点 

3位 向川 549点

6位 髙田 542点

8位 永井 532点


Final

 平野 229.2点

 向川 129.8点

ファイナルに臨む加藤

凛々しい表情を見せる喜納


関東学生スポーツ射撃選手権大会秋季大会が4日間に渡って開催された。団体順位は男子が4位、女子が7位という結果となったが、個人では主将の加藤雅一(社4=栄北)が2種目でファイナル進出、10mエアピストル立射60発競技で平野(法3=栄北)が優勝、(文3=仙台育英)が初のファイナル進出を決めた。


今回初めての50mライフル三姿勢60発競技でのファイナル進出を決めた加藤。初のファイナルを「姿勢ごとの制限時間が少ないと感じていたが、実際はそんなことなくて時間関係なく打てるのかな」と振り返る。今回は10mエアライフル立射60発競技もファイナル進出を決め、2種目入賞に輝いた。


ファイナルは普段の試合と異なり、頻繁に点数がアナウンスされ、常に他のファイナリストと点数を比較される。一定数打った後の結果で、下位の選手は脱落となる。選手にかかるプレッシャーは相当なものであり、技術面だけではなく、メンタル面も試される仕組みとなっている。その緊張感の中で東洋大では3選手が戦い抜き、入賞を果たした。


初めてファイナルに駒を進めた向川に、初めて学連試合に出場した髙田(法1=千葉県立茂原樟陽)。各選手の活躍が目立ち、残りわずかとなったインカレまで準備は整いつつあるように見える。

4年生にとっては、大学生活最後の大会であり集大成であるインカレ。インカレ優勝、自己ベスト更新。それぞれの思いが花開きますように。最後の最後まで戦い抜く東洋大射撃部の活躍に期待したい。



・加藤雅一(社4=栄北)

(試合を振り返って)初めての3×20のファイナルであり、良い経験になったというのが一番大きなこと。姿勢ごとの制限時間が少ないと感じていたが、実際はそんなことなくて時間関係なく撃てるのかなという感じだった。(夏に集中して取り組んでいたこと)脱力とフォロースルー。フォロースルーとは引き金を引いても狙い続けることであり、基本的なことであるが、抜けていることがあった。 基礎から積み上げていくことを意識した。(自己ベストの要因)脱力とフォロースルーの徹底を行ったこと。実射の練習を増やしたり、部員と遠くの射撃場に行ったりしている。試合まで時間が無いので、実射の練習を増やすようにしている。(インカレ優勝について)今回良い成績を残せたので、インカレでは決勝進出や団体優勝を目指していきたい。


・向川(文3=仙台育英)

(初ファイナルの試合を振り返って)ファイナルを7位で落ちてしまったので、もっと上に残れたら良かったなと思う。(秋に向けて夏に集中して取り組んでいたこと)練習はもちろん、特にちゃんと狙うということを意識して練習に取り組んでいた。(今回の試合で見つかった課題や改善点)練習の時と本番の時のメンタルが大きく違い、どれだけ練習の時に本番と同様に撃てるかが大事だと感じた。(インカレの目標)自己ベスト目指して頑張ります!


・髙田(法1=千葉県茂原私立北陵)

(初学連試合を振り返って)ビームピストルと全然違い、弾の違いや反動があるので、エアピストルの難しさを感じた。それに緊張が重なり、より難しく感じた。(今回見つかった課題や改善点)玉の種類を変えること。今までと違う球に切り替えようと思っている。緊張に弱い方なので、メンタルトレーニングを集中して取り組みたい(実際にどんなトレーニングを)練習の時に実際に10発計り、本番だと思い込み、練習を本番に意識する。(高校からの違い)大学はより実弾に近くなり、反動や球の種類も多い。思ったより高校とは違い、本物に近づくため難しい 。(インカレなど今後の目標)自己ベストの更新。550点以上を超えたい。


TEXT、PHOTO=木村彩香