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2022.10.26
アイススケート

[フィギュアスケート] 大中、増田入賞!インカレにつながる一歩!

第16回東日本学生選手権

2022年10月14日~16日 ALSOKぐんまアイスアリーナ(群馬県前橋市)


7・8級男子


7位  大中 104.10点 

18位 栖川 80.43点

20位 坂東 78.03点


7・8級女子


8位  増田   93.00点 

22位 園田  75.52点 

23位 田中  75.08点 

 

                            7位入賞の大中
                            美しく舞う栖川
                          軽やかに演技をする坂東
                            優雅に踊る田中

                          力強く演技を見せる園田

                               8位入賞を果たす増田


※掲載が遅れ、申し訳ございません。

インカレの枠を巡り、東日本学生選手権が開催された。最終日に7・8級の男女に各三名が出場した。


男子には大中、栖川、坂東が出場した。

飛び出した声援と拍手を前に演技を始めた大中(社1=秀明英光)。出だしは順調なものの一回転になるなどのミスが出た。その後立て直しシークエンスやコンビネーションスピンを見事に決め、結果は7位となった。その次に栖川(社1=横浜創英)は冒頭2アクセルを決めたがその後は怪しい場面がありつつも着氷し、美しく舞った。坂東(社2=駒場学園)は臨機応変に構成を変えつつ軽やかに演技を終えた。


女子では増田、園田、田中が健闘した。

増田(社2=白鵬女子)は大きく舞い上がり3回転トゥループ-2回転アクセル-ジャンプ・シークエンスを決めた。その後も磨かれたスピンやステップでタイタニックの物語をつづった。

田中(社3=山梨学院)は見事なスパイナルを見せ、優雅で鮮やかにプログラムをこなした。園田(社3=北谷)は前半はミスなく流れるように演じたものの、スピンで痛恨のミスをし、立て直せず次のコンビネーションも一回転になった。そこから巻き返し勢いのあるパフォーマンスを見せた。


大中(社1=秀明英光)

 結果的には7位といういい結果だと思っているのですが、中身を見るといろんなミスが目立っていたので、インカレ本番には直したいなと思うような試合でした。(演技の中で意識していたこと)前回の試合で、回転が回らないことがあったので、とりあえず回ることを意識していました。(これからの目標)一つ一つのジャンプの安定と、プログラムを滑っている最中に落ち着くことができるように、反復練習をしたいと思っています。


栖川(社1=横浜創英)

 ジャンプの細かいミスがすごく多かったので、そこで点数が低かったと思ったのですが、内容を見るとスケーティングスキルは上がっていたので、ジャンプをしっかりやればもう少し上に行ったのかなと思いました。(演技の中で意識していたこと)前回、滑りが悪かったのでそこを意識することと、このリンクは後半がすごく疲れてくるのでそこに向けて体力を温存しようということは意識していました。(これからの目標)次は、今回みたいにスケーティングスキルを上げていきたいのと、ジャンプの種類を増やしたいです。


坂東(社2=駒場学園)

 (演技を振り返って)ノーミスの演技ができなくて、2つミスをしてあまり流れに乗れなかったので、そこが反省点です。あと、後半が少しばててしまったので、次は体力をつけて最後まで流れのある演技ができるようにしたいと思います。(演技の中で意識していたこと)ファンタスティックビーストというハリーポッターのシリーズなので、映画のストーリーを表現できるように意識して踊りました。(これからの目標)次は東日本選手権があるので、東日本選手権ではノーミスの演技をして上位に行けるようにしたいと思います。

田中(社3=山梨学院)

 自分が今できることはやったのですが、枠を取ることに貢献できなくてそこは残念です。(演技の中で意識していたこと)監督から「笑顔で」と言われていたのでジャッジへのアピールと、スピンなどのレベルはちゃんと取れるように落ち着いてやりました。(これからの目標)インカレの出場は厳しいかもしれないのですがまた来年、次の試合に向けて細かいところなど全体的にレベルを上げていきたいと思います。


園田(社3=北谷)

 (演技を振り返って)前半はいつもの練習通りできたのですが、後半はスピンでいつも失敗しないようなミスをしてから焦ってしまって、普段しないミスを2つしてしまい悔しい演技になりました。(演技の前に意識していたこと)いつも監督から「スピードと笑顔」と言われるので、体力はあまりないのですが、頑張って笑顔でジャッジにアピールしようと思っていました。(これからの目標)今回の反省を生かして、どんなミスをしてでもいつも通りの練習の成果が出せるように、落ち着いて自分の心をコントロールして、演技に挑めるようにしたいです。


増田(社2=白鵬女子)

 今回、練習があまり夏に積めていなかったので不安もあったのですが、ブロックが終わってそれからフリーを集中的に練習していたので、うまくまとめられて良かったと思います。(演技の中で意識していたこと)このリンクは体力が消耗しやすいので、なるべくミスをしないように意識して滑っていました。(これからの目標)この後も試合が続いていくのですが、その一個一個の試合で自分の今できることをきちんとやり切れたらいいなと思います。


PHOTO=青柳そよか TEXT=小山珠有