スポトウ｜東洋大学スポーツ新聞編集部

2022関東大学アイスホッケーリーグ戦

10月30日（日）東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ

〇東洋大 ５－０法大

［ゴール（アシスト）］

16:57    中島（武部、阿部）

30:35    中島（大友、阿部）

37:09    中島

48:32    大友（阿部、中島）

57:05    大友（阿部、大和）

（写真提供：東洋大学アイスホッケー部）

後半の流れをつくる２得点を挙げた大友

（写真提供：東洋大学アイスホッケー部）

３得点と勝利に大きく貢献した中島

（写真提供：東洋大学アイスホッケー部）

ピンチの場面も無失点に抑えた佐藤

リーグ戦２回目の対戦となる法大。立ち上がりに苦戦を強いられるも、徐々に東洋大のペースへと持ち直し、無失点で試合を終えた。

　試合開始から東洋大は積極的にゴールへパックを運ぶも得点が決まらない。試合開始11分半、東洋大のペナルティで人数的不利なSH（ショートハンド）の局面となってしまう。さらにこの２分が明ける前にもペナルティ。これを機に法大が押していくも東洋大は点を取らせず、この間を凌いだ。試合の流れが変わったのは、17分手前、FW阿部（社４＝駒大苫小牧）とDF武部（社４＝苫小牧工業）の見事な連携でのアシストでFW中島（社３＝駒大苫小牧）がシュート。いい流れでこのピリオドを終えた。

　続く第２ピリオド。このピリオドでも序盤は互いに譲らない攻防戦で一歩も引くことができない展開が続く。しかし10分半、「良い連携が取れた」とFW中島が２得点目を決める。このゴールを皮切りに試合の流れが再び東洋大のものとなった。さらに17分にもゴール裏で相手からパックを奪ったFW中島が、ゴールを突き刺すようなシュートで追加点を挙げる。この直後にペナルティが出たものの無失点を守り切った。

　第３ピリオドでもシュート数には大きな差がつく。試合開始から主導権は東洋大にあり、うまくパスがつながっていた。そして８分半、「決めるべきところで決められてよかった」とFW大友（社２＝白樺学園）が４得点目を演出。試合終了３分前には再びＦＷ大友がシュートを決める。東洋大はこのまま無失点を守り切り、５－０の完封勝利とした。

　今試合では立て続けのペナルティで苦しい局面があった。しかし着実に得点を重ね、プレー中の東洋大の「チーム力」というものが光った。この先の試合も選手たちの見事な連携に注目だ。

◾️コメント

・FW中島（社３＝駒大苫小牧）

（試合を振り返って）序盤からいいペースでの試合運びができなかったのは課題点だとチーム全体として認識しています。しかし、キーパーを中心に失点を無くし勝ち切れたのはとても大きかったです。（３得点を挙げて）ラインメートの阿部さんと大友の動きが試合開始から良く、良い連携が取れた結果と２人の動きのおかげで３得点につながったと感じています。（次戦への意気込みは）次戦もタフな試合になってくると思うので、相手にチャレンジしていき勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします！

・GK佐藤（社３＝白樺学園）

（試合を振り返って）プレイヤーのみんなが頑張ってくれて攻められる時間が少なかったのですが、その中でも無失点で抑えれてよかったです。（不利な局面でも無失点だったが）ブロックショットとかしてくれたのでとても頼もしかったです。（次戦への意気込みは）次戦も東洋らしいホッケーをして頑張りますので、応援よろしくお願いします！

・FW大友（社２=白樺学園）

（試合を振り返って）試合のスタートは内容が全然良くなかったんですが、２ピリ以降は東洋らしいホッケーをして良い流れで試合を進めることができました。（２得点を挙げて）決めるべきところで決めれてよかったです。次の試合も決めるところをしっかり決めていきたいです。（次戦への意気込み）法政戦のように全員で攻めて守って勝ちたいと思います。

■次戦（予定）

11月３日（木）10:00  中大

会場：ダイドードリンコアイスアリーナ

※ 時刻は練習開始予定時刻です。

※ 試合に関する詳細については、東京都アイスホッケー連盟のホームページなどでご確認ください。  

TEXT/PHOTO＝岡本后葉