Article

記事


2022.11.26
アイススケート

[アイスホッケー] 8分足らずで一挙7得点!圧巻のゴールラッシュ!

2022関東大学アイスホッケーリーグ戦

11月23日(水) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ

◯東洋大7-1法大


[ゴール(アシスト)]

25:48 宮田(橋本、前田)

27:54 橋本(武部)

28:24 中島(阿部、山口)

30:31 中島(阿部、大友)

31:25 前田(今、宮田)

32:10 大久保(川岸)

33:26 中島


POS背番号名前
GK44佐藤(社3=白樺学園)
GK50米津(社1=駒大苫小牧)
DF22今(社3=駒大苫小牧)
DF石田(社4=武修館)
FW19前田(社4=白樺学園)
FW45橋本(社3=駒大苫小牧)
FW21宮田(社4=白樺学園)
DF佐々中(社2=駒大苫小牧)
DF23武部(社4=苫小牧工業)
FW10阿部(社4=駒大苫小牧)
FW39中島(社3=駒大苫小牧)
FW41大友(社2=白樺学園)
DF14大和(社1=武修館)
DF木村(社3=武修館)
FW29川岸(社3=八戸工大一)
FW17大久保(社2 =駒大苫小牧)
FW43森田(社1=駒大苫小牧)
DF24キム(社1=北海道栄)
DF26根本(社2=清水)
FW27山口(社1=駒大苫小牧)
FW11山崎(社2=武修館)
FW13藤原(社4=武修館)



第2ピリオド、ゴールラッシュに沸く選手たち


ピンチも好セーブで切り抜けた佐藤



この日3得点とゴールラッシュを盛り上げた中島



逆転優勝のためには、レギュレーションタイムでの勝利が絶対条件。中2日でファイナルリーグ2戦目に挑んだ。相手は、ここまで2戦、計120分を無失点に抑えている法大。前半はスコアレスで競り合う展開も、第2ピリオドに一挙7得点を奪って勝負を決めた。


 第1ピリオドは法大の3倍以上のシュートを放つも得点は生まれず、0-0のまま第2ピリオドへ。5分半が経過し、ようやく試合が動いた。「いい位置で橋本選手からいいパスが来た」と、FW宮田(社4=白樺学園)がゴール。この均衡を破る先制弾に東洋大は目覚めた。直後の8分手前、先ほど好アシストを見せたFW橋本(社3=駒大苫小牧)が今大会初得点。ここから1分刻みでゴールラッシュに沸いた。8分足らずで驚異の7得点。一気に法大を突き離す。15分手前、今シーズン初めて法大に得点を許すも、その後はGK佐藤(社3=白樺学園)の好セーブが光った。


 第3ピリオドは相手のシュート数を1本に抑えた東洋大。しかしゴールは奪えず、終わってみれば、第2ピリオドでの得点のみだった。この展開に、FW宮田は「1ピリで点数が入らず、2ピリもキルプレーが多く我慢する時間が多かった」としつつ、「結果的に流れを自分たちに持ってこれたのでよかった」とコメント。さらに最終戦へ向け、「死ぬ気でプレーしたいと思います」と勝利を誓った。


 2か月半にわたるリーグ戦も残すは一試合となった。最終戦の相手は明大。優勝をかけた事実上の決勝戦となる。明大とはこの一年、王者の座を争ってきた。昨年末のインカレでは7-5で破り、優勝。春の秩父宮杯では4-6と一歩及ばず、準優勝だった。果たして、東洋大が逆転でリーグ戦連覇か、それとも明大が今年度2冠目か。「自分たちのやるべきことを全うするのみ」「最高に楽しみたい」と石田主将。最終決戦がまもなく幕を開ける。



■コメント

・石田(社4=武修館)主将

(最終戦に向けてどのような準備を)最終戦だろうと、1回戦目だろうと何も僕らのやることは変わりません。いつもと同じ準備をしていつもと同じ気持ちで臨みます。(明大戦でチームとして意識すべきことは)意識する事は何もありません。自分たちのやるべき事を全うするのみです。(リーグ戦最終戦に向けて)僕らの4年間お世話になった東伏見での最後の試合になります。応援してくれてる方々に感謝し、最高に楽しみたいと思います。


・宮田(社4=白樺学園)副主将

(試合の均衡を破る先制点は)スロットのいい位置で橋本選手からいいパスが来たので、空いてるコースに打つだけでした。(試合の内容や展開を振り返って)1ピリ点数が入らず、2ピリもキルプレーが多く我慢する時間が多かった後に決めることができて、結果的に流れを自分たちに持ってこれたのでよかったです。(リーグ戦最終戦に向けて)勝つことが全てです。勝つことだけ考えて心も身体も準備して、死ぬ気でプレーしたいと思います。


・橋本(社3=駒大苫小牧)

(試合の内容や展開を振り返って)かなり修正点の多い試合になったと思います。点数がいるまでの試合運びが難しく、良いリズムに乗れないまま試合が進み、結果としては7得点することができましたが、得点以上に修正すべきものが見えました。(リーグ戦での初得点は)夏の合宿でけがをしてしまい、戦線から離脱していてやっと復帰することができ、得点を決めれてほっとしています。(リーグ戦最終戦に向けて)明治大学は強いですよね、序盤中盤終盤と隙がないですが、僕たちは負けません。東洋大学が躍動するアイスホッケーをみんなに見てほしいです。



■次戦(予定)

11月27日(日)17:30  明大

会場:ダイドードリンコアイスアリーナ


※ 時刻は練習開始予定時刻です。

※ 試合に関する詳細については、東京都アイスホッケー連盟のホームページなどでご確認ください。  



TEXT=青木智哉/PHOTO=青木智哉、岡本后葉