スポトウ｜東洋大学スポーツ新聞編集部

2022関東大学アイスホッケーリーグ戦

11月27日（日）　東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ

◯東洋大９－３明大

［ゴール（アシスト）］

５:03　中島（阿部、武部）

５:17　前田（宮田）

９:00　森田（石田、川岸）

14:01　木村（川岸、石田）

20:29　武部（阿部、宮田）

20:59　川岸（木村、石田）

24:16　前田（佐々中）

46:09　大友（佐々中、大久保）

57:44　大友（阿部、中島）

リーグ戦連覇を達成した東洋大

会場には「優勝の」校歌が響いた

この試合チームは９得点を挙げた

中島の先制ゴールから得点を重ねた

ファイナルリーグでも安定した勝利を重ねてきた東洋大。会場全体が緊迫した空気に包まれる中、優勝するためには勝つことが絶対条件となる明大戦に挑んだ。試合開始から終了までチーム全体で本領発揮し、宿敵・明大を抑えてリーグ戦連覇を果たした。

　第１ピリオド序盤から東洋大らしいプレーでパックを積極的に奪っていく。しばらく互いに譲らない激しい攻防が続いた。しかし開始５分、ゴール手前で相手を抜き去ったFW中島（社３＝駒大苫小牧）が先制ゴールを演出。この得点を皮切りにチームは一気に波にのった。試合再開のフェイスオフ後すぐにFW前田（社４＝白樺学園）が追加点。この後のPP（パワープレー）の局面もしっかりとものにしてFW森田（社１＝駒大苫小牧）、DF木村（社３＝武修館）が続けてシュートを決める。終始良い試合運びができ、このピリオドを４－０で終えた。

　大差をつけて迎えた第２ピリオド。開始直後にPP（パワープレー）でチャンスを迎えると、DF武部（社４＝苫小牧工業）がキーパーの隙を突いたシュートで５得点目を決める。さらにその約30秒後にもFW川岸（社３＝八戸工大一）がゴールにパックを叩き込む。約２分に明大に１点返されてしまうも東洋ペースであることに変わりはなかった。第２ピリオド終盤のFW前田の追加点によって７－１とし、第３ピリオドにつないだ。

　リーグ戦優勝校が決まる運命の第３ピリオド。すでに６点リードしているものの、気を抜くことなく丁寧な試合運びを続けていた。開始３分で相手に得点を許したが、すぐにFW大友（社２=白樺学園）が点を取り返す。そしてリードを守ったまま終了のブザーが鳴り、リーグ戦連覇が決まった。終了した瞬間、選手たちはお互いに駆け寄り、チーム皆で喜びを爆発させた。

　今回の試合は序盤から東洋大の攻撃力が光っていた。また、チーム内の固い結束も連覇を果たすことができた一因だろう。大会MVPに主将のDF石田（社４＝武修館）、ベスト６には石田、武部、中島、そして今大会全ての試合でゴールを守ったGK佐藤（社３＝白樺学園）が選出された。表彰式後、センターサークルで校歌を歌うチームには笑顔があふれていた。次は大学日本一を決めるインカレ。王者の座に向かって突き進む選手たちから目が離せない。

※ 今大会のアイスホッケー部の活躍は『スポーツ東洋』97号でも取り上げる予定です。楽しみにお待ちいただけると幸いです。

■今後の大会スケジュール

・全日本アイスホッケー選手権大会

１回戦：12月15日（木） 17:30　日本製鉄室蘭アイスホッケー部

準々決勝：12月16日（金） 19:00　H.C.栃木日光アイスバックス

準決勝：12月17日（土） 14:30　（対戦相手未定）

決勝：12月18日（日） 18:30　（対戦相手未定）

※ 会場はすべて長野市若里多目的スポーツアリーナです。

※ トーナメント制のため、敗れた時点で終了となります。

※ 試合に関する詳細については、日本アイスホッケー連盟のホームページなどでご確認ください。 

・日本学生氷上競技選手権大会（インカレ）

１回戦：12月20日（火） 10:00　

２回戦：12月22日（木） 10:00

準々決勝：12月23日（金） 11:00

準決勝：12月24日（土） 11:00

決勝：12月25日（日） 13:00

※ 東洋大の試合会場はすべて新横浜アイスアリーナです。

※ 対戦相手は初戦の中京大以外未定です。

※ トーナメント制のため、敗れた時点で終了となります。

※ 試合に関する詳細については、日本学生氷上競技連盟のホームページなどでご確認ください。 

TEXT＝岡本后葉／PHOTO＝青木智哉、岡本后葉、坂庭遥人