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2022.12.04
ラグビー

[ラグビー] 「東洋大の名を全国に」最高の舞台で日本一を

大学選手権への出場が決まって1週間。本日行われた対抗戦の結果により、初戦の相手(対抗戦3位)は早大となった。いよいよ来週に迫った舞台を前に、リーグ戦最終戦(立正大戦)のコメント、シーズンの振り返り、大学選手権に向けた意気込みをお届けする。





◆福永監督

試合の行方を見守る東洋大ベンチ


ーー試合前、どのようなことを選手に伝えましたか

スコアボードことであったり、相手のことよりも、みんながこの試合における自分の仕事にフォーカスすることが重要でした。


ーー試合を振り返っていかがでしたか

4年生や各リーダーの選手たちから、このチームに対するリスペクト(尊重)の思いが準備段階から強く感じることができました。80分間みんながそういった強い気持ちをフィールドで表現してくれました。


ーー選手権出場が決まった瞬間はどのような気持ちでしたか

素直にうれしい思いと、多くの方にサポートを受けての今日があり、たくさんの方が会場へお越しいただけましたので、本当にありがとうございました。


ーー初の選手権出場という結果はいかがですか

みんなが仲間を、ただ、信じていました。4年生中心に強い気持ちで日々取り組んでいる成果だと感じます。


ーーシーズンを振り返っていかがでしたか

一試合も気の抜けないタフなリーグでありますが、何事も負荷がかかってこそ成長につながります。個人としてチームとしてさらに力を向上させていただける環境に感謝です。


ーー大学選手権への意気込みをお願いします

いよいよだなというステージになります。最高の舞台にむけてチーム一丸となり、皆様に元気をお届けできるように準備を進めさせていただきます。あたたかいご声援のほど、宜しくお願い致します。一緒に喜びの時間を分かち合いましょう。



◆齋藤(総4=目黒学院)主将

主将としてこの日もチームをリードした


ーー試合では何を意識しましたか

自分たちの力を発揮することができれば必ず勝てると思っていたので、相手のことや選手権のことよりも自分たちに矢印を向けることを一番意識しました。


ーー先制点を許した場面はいかがでしたか

焦りはありませんでした。トライは取られましたがかなり長い時間粘ることができていましたし、フィジカルも自分たちが勝っていると感じていました。


ーー比較的リードを持って前半を終えましたが

どの試合よりも自分の仕事に集中している選手が多かったです。


ーー選手権出場が決まった瞬間はどのような気持ちでしたか

率直にうれしかったです。ですが目標は日本一。終わるつもりもありませんでしたし当然だと思う自分もいました。


ーー初の選手権出場という結果はいかがですか

東洋の成長にキャプテンとして貢献できてとても誇りに思います。すでにたくさんの方に喜んでもらったり絶賛して頂いてますが、まだまだ満足していません。


ーーシーズンを振り返っていかがでしたか

負ければ引退がかかるようなギリギリのリーグでしたが、このギリギリの状況がチームを強くしたと思います。選手権が楽しみです。


ーーポイントとなった試合を一つ挙げるとするならば、どの試合ですか

東海戦です。リーグ戦で4年無敗の相手にチーム一丸になって戦い抜けたことが本当に大きかったと思います。自分たちは全国に通用するんだと感じることができた試合でした。


ーー大学選手権への意気込みをお願いします

全国の舞台で戦えることがとっても楽しみです。自分たちらしさ思いっきり発揮して東洋の名を全国に轟かせます!応援よろしくお願いします。



◆谷名(済4=延岡星雲)

逆転トライを含む2トライで勝利に導いた


・谷名(済4=延岡星雲)

ーー選手権出場がかかった試合でしたが、どのような意識で臨まれましたか

目の前にある立正大学とのことだけを考えて挑みました。


ーー先制点を許した後、何を意識しましたか

規律を守る事と、相手のエリアに行って、敵陣にいる時間を増やす事を意識しました。


ーー逆転トライを決めましたが、どのように振り返りますか

チーム全体で相手に圧力をかけることができていて、チームのみんなに感謝をしています。


ーー後半の最初のトライを振り返っていかがですか

モールの前でファイトしてくれている選手が諦めず押し続けてくれたのでとれた得点です。


ーー選手権出場が決まった瞬間はどのような気持ちでしたか

入学したときから立ちたかった舞台で日本一を目指せるとこまで来たので嬉しい気持ちと早く試合をしたい気持ちでいっぱいです。


ーー初の選手権出場という結果はいかがですか

素直にうれしい気持ちでいっぱいです。


ーーシーズンを振り返っていかがですか

シーズンを通して初めてのことが多く、色々な経験をさせてもらうことができました。また逆に反省点などもあり、凄く成長できたシーズンになりました。選手権までにもっと成長しさらにチームを磨いていきたいです。


ーーポイントとなった試合を一つ挙げるとするならば、どの試合ですか

3節の大東文化大学です。結果は負けてしまったのですが、それまでの試合でみんなの疲れであったり、慣れない環境でいまいち力が発揮できない試合が続いていました。この試合で気も締まり、さらにチームがまとまったと感じました。


ーー大学選手権への意気込みをお願いします

チーム一丸となり必ず勝ち進み日本一になります。応援よろしくお願いします。



◆杉本(ラ3=東京)

この試合プレーヤーオブザマッチ(POM)に輝いた杉本


ーーどのような意識で試合に臨みましたか

今まで練習してきたことを全て出し切ろうという気持ちで試合に臨みました。


ーー試合を振り返っていかがでしたか

終始自分たちのやりたいことを徹底してやることができたのが非常に良かったと思います。チャンスの場面ではトライを取り切り、ディフェンスでは相手のフラットアタックに対して引かずに前で止めることができていたので最後までリードして闘うことができました


ーーキックで試合を優位に進められたと思いますが

郁矢さん[土橋(総4=黒沢尻工)]のロングキックを中心に中盤でのプレー時間を少なくすることで、立正大学が得意としているハイボールキックのオプションを減らせたのがとても良かったと感じています。


ーーPOMに選出された感想をお願いします

POMに選出されたことはとてもうれしく思います。ただ、今回は自分自身が納得のいくパフォーマンスをすることができていなかったので、次はもっと活躍できるように頑張りたいと思います。


ーー選手権出場が決まった瞬間はどのような気持ちでしたか

大学選手権初出場ということで、自分がこのステージに立つことができるのはとてもうれしく思いました。また、応援してくれている家族やサポートしてくれている方々に選手権出場という結果を残せて安心しました。


ーー初の選手権出場という結果はいかがですか

東洋大学ラグビー部のOBを含めて先輩たちが積み上げてきたものが大学史上初の選手権出場という結果につながったと思うので、感謝の気持ちもありますし、すごく楽しみな気持ちもあってとてもワクワクしています。


ーーシーズンを振り返っていかがですか

全ての試合が本当に接戦で精神的にも肉体的にも負担のかかるものでしたが、そういった試合をたくさん経験することができたので心身ともに成長することができた素晴らしいシーズンだったと思います。


ーーポイントとなった試合を一つ挙げるとするならば、どの試合ですか

初戦の東海大学との試合で勝ち切ることができたのが自分たちの自信につながった大きな試合だったと感じています。リーグ戦で一番強い相手に初戦でしっかりと身体を張り続けて闘うことができたので、その後の試合でも何度も接戦を勝つことができたのだと思います。


ーー大学選手権への意気込みをお願いします

チャレンジャーとして今まで積み上げてきたものを全て表現できるように全力を出し切り日本一になれるように頑張ります。




■全国大学選手権スケジュール

3回戦:12月11日(日) 11:30 秩父宮ラグビー場

準々決勝:12月25日(日) 11:30 秩父宮ラグビー場

準決勝:1月2日(月祝) 12:25 国立競技場

決勝:1月8日(日) 13:15 国立競技場


※ 東洋大は3回戦からの登場となります。

※ 対戦相手は3回戦の早大、準々決勝の明大以降未定です。

※ トーナメント制のため、敗れた時点で終了となります。

※ 試合に関する詳細については、日本ラグビーフットボール協会などのホームページなどでご確認ください。 



PHOTO=青木智哉、木村彩香