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2022.12.24
アイススケート

[アイスホッケー] 攻めて中島、守って佐藤 早大との激戦を制す!!

第95回日本学生氷上競技選手権大会アイスホッケー競技1stディビジョン・準々決勝

12月23日(金) KOSE新横浜スケートアリーナ

〇東洋大3-0早大


[ゴール(アシスト)]

03:03 前田(大久保)

38:36 中島(宮田、山崎)

57:55 中島


POS背番号名前
GK44佐藤(社3=白樺学園)
GK50米津(社1=駒大苫小牧)
DF22今(社3=駒大苫小牧)
DF石田(社4=武修館)
FW19前田(社4=白樺学園)
FW45橋本(社3=駒大苫小牧)
FW21宮田(社4=白樺学園)
DF佐々中(社2=駒大苫小牧)
DF23武部(社4=苫小牧工業)
FW10阿部(社4=駒大苫小牧)
FW39中島(社3=駒大苫小牧)
FW41大友(社2=白樺学園)
DF14大和(社1=武修館)
DF木村(社3=武修館)
FW29川岸(社3=八戸工大一)
FW17大久保(社2 =駒大苫小牧)
FW43森田(社1=駒大苫小牧)
DF26根本(社2=清水)
DF24キム(社1=北海道栄)
FW13藤原(社4=武修館)
FW11山崎(社2=武修館)
FW27山口(社1=駒大苫小牧)


第2ピリオド終盤、値千金の追加点を挙げた中島


中島の追加点は一番の盛り上がりとなった


好セーブを連発し、無失点に抑えた佐藤


第95回日本学生氷上競技選手権大会(以下、インカレ)もベスト4をかけた戦い。リーグ戦では大勝した早大に思うように得点を重ねられないものの、堅い守りで失点を許さず。FW中島(社3=駒大苫小牧)の2得点を守り切り、熱戦を制した東洋大が8大会連続で準決勝進出を決めた。


 先制点を奪ったのは東洋大だった。開始3分、相手のゴール前でパックの奪い合いとなる。それをFW前田(社4=白樺学園)が押し込み、幸先よく先制に成功。序盤に点を取ったことで優勢に持っていくかと思われたが、ここから一進一退の攻防に。第1ピリオド終了間際にSH(ショートハンド)の時間となり、危ないシーンも見られたが何とかしのぎ切り、1-0で折り返した。


 第2ピリオドも激しい攻防戦となる。両チーム無得点で迎えた13分半、反則によって4分間のSH(ショートハンド)となってしまう。この4分間をGK佐藤(社3=白樺学園)を中心に全員で耐え抜くと、チャンスが訪れる。パックを敵陣まで運び、再びゴール前で混戦を作る。ここでFW中島(社3=駒大苫小牧)が必死に押し込んで、待望の追加点。この値千金のゴールにチーム全員の喜びが爆発した。


 一気に流れが傾くかと思われた第3ピリオドも激闘。しかし、粘ってくる相手に堅い守りで得点を許さず、囲まれても敵陣の端でパックをキープし続け、時計を進め試合を優位に進めた。そして終盤の18分、FW中島が一瞬の隙を突いて抜け出し、キーパーと1対1に。ここを落ち着いて決め、勝負を決定づけた。


 大激闘となった早大戦。SH(ショートハンド)の時間も多く、押し込まれるシーンもあったが、素晴らしい守備を見せ無失点で終えた。攻撃面も普段ほど決定機はなかったが、少ないチャンスでしっかり点を決め、勝利を収めた。優勝まであと2勝。勢いこのまま東洋大は駆け抜ける。



■次戦(予定)

12月24日(土)11:00  中大

会場:KOSE新横浜スケートアリーナ


※ 時刻は練習開始予定時刻です。

※ 試合に関する詳細については、日本学生氷上競技連盟のホームページなどでご確認ください。    



TEXT=坂庭遥人/ PHOTO=青木智哉