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第1回東京学芸大学ナイター競技会
7月11日(土)東京学芸大総合グラウンド
男子100m
7組
2着 与那原 10"81
4着 永井 11"11
5着 長部 11"12
DNS 丸池
男子400m
3組
3着 野口 49"99
DNS 丸池
与那原は今後調子を上げていきたい
トラックシーズンの終盤を向かえてきた中、東京学芸大ナイター競技会に短距離部門から4名の選手が出場した。記録は伸びなかったが、夏季休暇の練習に入る前に課題を見つけられるレースになった。
100mに与那原(法2・那覇西)は全日本インカレの標準突破を目標にレースに挑んだ。「流れとしては悪くなかった」と語るようにスタートから横一線の接戦となり、1着と0.01秒差の2着でゴール。しかし、「条件もあまり良くなかったが、もう少しタイムを出したかった」とタイムに悔しさが残った。今後は自身でも夏の課題にあげたトップスピードをいかに試合で発揮するかをテーマとし、記録突破を目指す。また、土江コーチも「レースで課題が見つかった」と話し、夏季休暇前に良い収穫が得られたようだ。
今回は目標であった全日本インカレの標準記録には届かなかったが、記録を狙うチャンスはまだある。明確な課題が得られ、今後の練習にも生かしていけるだろう。一人でも多くの選手が全日本インカレに駒を進めることを目指していく。
◾︎コメント
・土江コーチ
それぞれが自己ベスト、標準記録を目指して出場した。けが明けの選手もいて、レースで課題が見つかった。(今後は)全日本インカレに向かっていく。関カレは気合が入るが、全日本インカレになると力試しになってしまう。8月の下旬に地域選手権があり、出場する選手も多いためそれぞれのレベルに応じた大会で記録を出して、一人でも多く全日本インカレに出場して経験を積みたい。インカレ後も国体や日本選手権リレーで経験を積んだり、記録を出したりしてほしい。さらに、来シーズンはオリンピックイヤーなので一人でも多くの選手が目指していきたい。
・与那原(法2・那覇西)
全日本インカレの標準記録をまだ突破していなかったので、それを目指して今月3試合、8月に1試合エントリーした。(レースを振り返って)流れとしては悪くなかったが、タイムは出なかった。条件もあまり良くなかったが、もう少しタイムを出したかった。まだまだという感じ。(コンディションは)まだ調子は上がっていないが、今月末と来月の記録会に向けて調子を上げていきたい。(夏に強化したい点は)トップスピードを試合で出せるようにしたい。
TEXT/PHOTO=福山知晃