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2023.02.24
陸上競技
[陸上競技]第99回箱根駅伝インタビュー7日目・西村真周
東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根)の復路のスターターを任せられた西村真周(総1=自由ヶ丘)。1年で唯一の三大駅伝出走となった西村が、箱根の振り返りと共に今後の目標について語った。
・西村真周
――今回のレースプランは
攻めの走りをし、復路の選手に良い流れで襷を繋ぐ
――レースを振り返って
前半は良い走りができたが、後半は力不足で失速してしまいとても悔しい結果になりました。また、チームとしても10位と悔しい結果でした。
――6区に決まった時の心境は
絶対にやってやるんだという強い気持ち。 故障者や体調不良者が出てしまったのでその分の穴を埋めないと。
――シード権外からのスタートは
正直予想外だった。また、前と後ろの差がかなりあったので走りにくかった。
――監督からどのような声かけがありましたか
気合いが入る強めの言葉をお願いします、とお願いしました。あと20秒詰めようやフォームの改善や突っ込めという声掛けがあり気合いが入りました。
――ラスト3㌔の平地は
宮ノ下辺りからの差し込みのキツさや、足の重さで動かすのが精一杯だった。前に見えていた東京国際との差が開いていくのがしんどかった。
――今回の良かった点や悪かった点などありますか
良かった点は前半は予定通り走る事ができ、攻める事ができたのが良い点。悪い点は宮ノ下での差し込みや後半の失速など力不足。
――初めての箱根はいかがでしたか
自分の思い描いていた結果とは程遠かったです、苦しかったがあっという間の20㌔だった。
――1年生の中で三大駅伝初出走となりましたがいかがでしたか
出雲全日本と悔しい思いをしてきてその分のを晴らそうと思い、練習はかなり良くできていましたが本番で力を出し切れず悔しかったです。
――来年は何区を走りたいですか
1区・3区・7区
――今季を振り返って
今期は思うように結果を出す事ができずかなりモヤモヤした1年間でした。
――来シーズンの目標は
まずは関東インカレで入賞して去年のリベンジをし、出雲全日本で区間賞を取り、箱根でもう一度強い東洋大学を取り戻す。とにかく三大駅伝でのリベンジ。
写真:東洋大学/月刊陸上競技
◆西村真周(にしむら・ましゅう)
生年月日/2003・8・11
身長・体重/160・45
走りの強み/攻めの走りと粘りの走り