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今月の3日にスポーツ東洋第69号が発行されました。今年度からスポーツ東洋をより良くしていこうと68号から試行錯誤を始め、この新体制二回目の新聞発行です。ご覧になっていただけたでしょうか。
私は68・69号と2回連続で面担当をやらせていただきました。面担当とは一つの面の責任者のこと。記事担当者の意見を汲みつつ、面全体の構成を考えます。こう書いてみるとなんだか仕事のようですが、私たちは大学生で、東洋大学スポーツ新聞編集部はあくまでもサークル。やらなければならないことなど無く、自分たちがやりたいことを全面に推して活動ができます。強いて言えば、〝やりたいこと〟を仕事にしているようなもの。こんなに幸せなことは本当にないと思います。
しかし、私がそう感じることができるようになったのは、正直に言うと2年生になってからです。それまでは記事を書くことも、写真を撮ることも、楽しい反面、義務のような〝やらなければならないこと〟と感じることがありました。そんなとき、今の編集長の新体制になり、変革が始まったのです。編集長は記事の質や取材力の向上、スポーツ東洋の認知の拡大など、様々な〝やりたいこと〟を次々に実現させていきました。こんな背中を見ていたら、〝やらなければならないこと〟だったものが、自分の意思で〝やりたいこと〟に変えられるようになっていました。
それからは、前述した通り2回連続で面担当をやらせていただいたり、自分がやりたいことを存分にやっています。もちろん、私がこのようなことができるのは、私たちの活動にご賛同していただいているみなさまと、自由にやらせてくれる編集長、そして支えてくれる部員のみんなのおかげです。今はスポーツ東洋に向き合って、本気で新聞制作に取り組むことが最高に楽しく幸せです。あと1年と半年間この気持ちを大切にして、やり残すことなく引退できるように過ごしていきたいと思います。