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第99回日本選手権水泳競技大会競泳競技
4月4日(火)〜9日(日)東京アクアティクスセンター
(1日目・予選)
男子400m自由形
4組
5着 坊岡 3'55''87
女子100mバタフライ
3組
4着 遠山 1'00''99
女子400m自由形
5組
8着 小林 4'26''54
男子100m平泳ぎ
2組
7着 永島 1'02''90
男子400m個人メドレー
5組
8着 牧野 4'24''77
(2日目・予選)
男子100m背泳ぎ
5組
5着 川端 55''56
→全体15位でB決勝進出
6組
4着 竹原 55''42
→全体11位でB決勝進出
男子200m自由形
3組
2着 坊岡 1'49''72
→全体16位でB決勝進出
女子1500m自由形
1組
6着 小林 17'24''10
(2日目・決勝)
男子100m背泳ぎ
B決勝
1位 竹原 55''10
8位 川端 55''71
男子200m自由形
B決勝
2位 坊岡 1'49''31
ともにB決勝に進出した竹原(左)と川端(右)
(写真提供:東洋大学体育会水泳部)
4月4日より第99回日本選手権水泳競技大会競泳競技(以下、日本選手権)が開幕した。初日、2日目には6人が出場した。そのうち3人がB決勝に進出し、男子200m自由形でB決勝2位に入った坊岡優眞(済2=市立太田)はベストタイムを0.78秒更新する泳ぎを見せた。
今大会は世界選手権2023福岡大会の代表選手選考会も兼ねられていて、代表内定の座を争う戦いとなる。
大会1日目、4人の選手はなかなか勢いに乗れずB決勝、決勝進出とはならなかった。
男子100m平泳ぎに登場した永島直樹(営4=埼玉栄)は本人の納得のいくようなレースとはならなかったが「これからの練習で泳ぎをしっかりと改善したい」と課題点が見つかったようだ。今年が水泳人生最後のシーズンとなる。インカレでは100m平泳ぎ、メドレーリレーで決勝進出を目標に「有終の美を飾りたい」と活躍を意気込んだ。
2日目、3人の選手がB決勝に進出した。
男子100m背泳ぎに川端陸椰(営4=県立添上)、竹原秀一(健1=東福岡)が出場しともにB決勝に進出した。川端は8位、竹原は自己ベストを更新する泳ぎで1位となった。竹原は前半50mを4番目で折り返したが、後半から追い上げを見せゴール手前で逆転し1位となった。
男子200m自由形予選に登場したのは前日に400m自由形を泳いだ坊岡。予選で自己ベストを更新する泳ぎでB決勝に進出を決めた。同日午後のB決勝では後方からスタートしたがラスト50mで先頭にまで迫る力泳を見せて2位となり、再び自己ベストを更新し今までのタイムを約0.8秒上回った。坊岡は久しぶりとなる自己ベストの更新に「今までやってきたことが間違いじゃなかったということを感じるレースになった」と安堵。インカレでは、多くのレースをベストパフォーマンスでこなせるようなタフさを身に付け、複数種目でのメダル獲得を目指す。
■コメント
永島直樹(営4=埼玉栄)
(今日のレースを振り返って)泳ぎ、タイム共に全く納得のいくレースではなかった。練習からキャッチがうまくいっていなかったり、ダイブからのスピード出ていなかったので、それがそのままレースに出てしまったように感じた。これからの練習で泳ぎをしっかりと改善していきたい。(冬に強化した点は)自由形の練習のベースを上げることができた。平泳ぎの練習はあまりいい練習ができなかったが、練習全体のベースは上げられた。(今シーズンの目標、意気込みは)インカレでは100m平泳ぎ、メドレーリレーでA決勝に進出し、水泳人生に有終の美を飾りたい。
坊岡優眞(済2=市立太田)
(3日間で4レースというハードなスケジュールだったと思いますがどうでしたか)4レース目はとてもきつかったですが、インカレでは今回以上のレース回数となるので最後のレースまで最高のパフォーマンスが発揮できるタフさをこれからの練習で積んでいきたいと思います。(男子200m自由形B決勝2位という結果については)順位というより、ベストタイムを0.7秒近く縮められたことに成長を感じることができました。なかなかベストが出ない時期があって不安でしたが、今までやってきた事が間違いじゃなかったということを感じるレースになったので良かったです。(インカレに向けて目標、意気込みは)200m、400m自由形の両種目で表彰台に乗ることです。この目標を達成するためにしなければいけないことを明確にして1つずつ確実にクリアし、チームの目標であるシード権奪還に貢献したいです。
TEXT=金子恭大