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2023.04.19
硬式野球

[硬式野球] 打線奮わず国士大に惜敗

東都大学野球秋季2部リーグ戦・国士大2回戦

4月19日(火) 等々力球場

●東洋大2-5国士大


国士大
東洋大


本塁打:宮下(九回)

二塁打:宮下、水谷(一回)

石上祐、柿本、野澤、加藤慶、島田、佐伯ー後藤聖、政所


・打者成績

打順

守備

名前

(指)花田旭(総2=大阪桐蔭)
(遊)石上泰輝(営4=徳島商業)

佐久間康祐(済3=千葉黎明)
(三)宮下朝陽(総2=北海)
(右)水谷祥平(営4=龍谷大平安)

嶋村知浩(法3=栄北)
(中)橋本吏功(総4=花咲徳栄)

坂本寅泰(営2=聖光学院)
(左)宮本涼太(総4=大阪桐蔭)

秋元俊太(済2=木更津総合)
(二)吉田元(営2=龍谷大平安)
(捕)後藤聖基(法4=京都学園)

斎藤吏(営3=九州国際大付)

政所蒼太(営2=天理)
(一)松本憲信(総3=成田)

加藤響(総3=東海大相模)

馬込悠(法3=桐光学園)


32


・投手成績

名前球数四死球三振
石上祐介(法4=東洋大牛久)

36
柿本晟弥(営3=東洋大姫路)
29
野澤秀伍 (総4=龍谷大平安 )2 1/334
加藤慶大(営3=龍谷大平安 )2/3
14
島田舜也 (総2=木更津総合)20
佐伯成優 (総3=高岡一)19



初回に適時二塁打を放った水谷


力投した島田


本塁打を打った宮下を迎える東洋ベンチ


勝ち点がかかった大事な国士大戦の第2戦は初回から試合が動いた。

先発のマウンドにあがったのは今季初登板の石上祐介(法4=東洋大牛久)。初回から3連打を浴び2点を失うも、その後は落ち着いた投球を見せ二つの三振を奪いこの回を終える。その裏、二死から宮下(総2=北海)の二塁打でチャンスを作り、四番主将の水谷(営4=龍谷大平安)の適時二塁打で1点を返す。

1点を追う二回からは、柿本(営3=東洋大姫路)、野澤(総4=龍谷大平安)が順にマウンドにあがり、ランナーを出しながらも無失点で相手打線を抑える。

再び試合が動いたのは六回。無失点で凌いでいた野澤が連打と味方のエラーで2失点すると、負の流れを断ち切りたい東洋大ベンチは四番手の加藤慶(営3=龍谷大平安)をマウンドに送る。しかし、先頭打者に死球を与え出塁を許すと、さらにヒットを許し、結果この回3失点。何とか流れを切ったものの、追いつきたい東洋大ナインからすると痛い追加点となった。

なかなか追加点が取れない中、その後を任された島田(総2=木更津総合)、佐伯(総3=高岡一)は失点を許さないピッチングを見せる。

最終回、3番宮下がバックスクリーン直撃の意地のソロ本塁打を放ったものの、追いつけず試合終了。相手投手を打ち崩せず、痛い黒星となった。

一勝一敗で明日は勝ち点をかけた3戦目となる。今日の終盤の粘りが、必ず明日につながるだろう。優勝を目指す東洋大の戦いは、まだ始まったばかりだ。


■コメント

井上監督

(今日は相手先発の中村投手を打ちあぐねた)今日だけじゃないです。このリーグ戦ずっとですけどね。(どのあたりが打ちあぐねた)僕は打席立ってないのでわかりません。内容がなさ過ぎてコメントのしようがないです。恥ずかしいです。(そんな中で打線を組み替えた)そうですね。メンバー変えたりしました。今日はこんな試合してくれたので、別の意味でみんな使いましたよ。使いたかった投手も使えました。本当は逆の意味で使いたかったですけどね。5失点してますけど、ハッキリ言って投手の責任ではないです。6回まで2失点で抑えたわけなので、野手の責任なんですよね。(先発の石上祐が1イニングで降りた)アクシデントではないです。あれ以上投げてもダメです。(昨日の監督の話だと、状態の良い投手をつぎ込む)どうなんですかね。乾コーチに任せているので。今日投げた投手はリーグ戦初登板の人たちなので致し方ないとも思います。元をたどれば野手の責任なので。今日の収穫としては、いろんな選手を使えたことは良かったなって思います。(宮下選手に一本出た)そうですね。そこはいいと思うんですけど、結局四年生が頑張らないといけない。下級生に頼っているようじゃダメなんです。


TEXT・PHOTO=一ノ瀬志織