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2023.09.01
水泳

[水泳]インカレ開幕!竹原が初出場で優勝!シード権奪還へ好発進

第99回 日本学生選手権水泳競技大会

8月31日(木)〜9月3日(日)東京アクアティクスセンター


(1日目・予選)


女子400m個人メドレー

2組

5着 平田 4'54''71  

→全体16位でB決勝進出


4組

5着 何澤 4'53''17

→全体12位でB決勝進出



男子400m個人メドレー

5組

1着 牧野 4'16''29

→全体1位で決勝進出


5着 福田 4'25''25

→全体14位でB決勝進出


男子200m背泳ぎ

6組 

4着 川端 2'00''40

→全体11位でB決勝進出


8組

2着 竹原 1'59''18

→全体4位で決勝進出


8着 眞鍋 2'05''49



女子100m自由形

5組

2着 山本 55''55

→全体3位で決勝進出



男子100m自由形

2組

6着 高橋 52''64


9組

5着 土岐 50''46

→全体14位でB決勝進出



女子800m自由形

1組

3着 小林 8'50''99


2組

8着 平田 9'03''45



(1日目・決勝)


女子400m個人メドレー

B決勝

2位 何澤 4'50''35


3位 平田 4'51''76



男子400m個人メドレー

B決勝

3位 福田 4'23''24


決勝

4位 牧野 4'14''94



男子200m背泳ぎ

B決勝

3位 川端 2'00''60


決勝

1 位 竹原 1'57''39



男子100m自由形

B決勝

6位 土岐 50''62



女子100m自由形

決勝

4位 山本 55''37


8月31日より、大学日本一を決める熱い戦い、第99回 日本学生選手権水泳競技大会(以下、インカレ)が開幕した。大会初日は牧野(営1=湘南工大付)が男子400m個人メドレーで4位、山本(法3=花咲徳栄)が100m自由形で4位入賞を果たした。さらに先日行われた世界水泳福岡で力泳を見せた竹原(スポ1=東福岡)が200m背泳ぎで積極的な泳ぎを見せ、インカレ初出場で優勝した。


男子200m背泳ぎで優勝した竹原(中央)


4年ぶりに有観客での開催で、声を出しての応援も認められた今大会。初日から大いに盛り上がった。東洋大からは6種目11名が出場した。


大会最初の種目、女子400m個人メドレーには今大会が東洋大を背負って戦う最後のレースとなる4年の何澤(国4=京都外大西)、平田(営4=日女体大付二階堂)の2名が出場。全体12、16位で共にB決勝進出を決めた。この泳ぎがチームに勢いをつけた。


次の男子400m個人メドレーでは初のインカレとなる1年の、牧野、福田(国1=武南)が登場。福田は全体14位の泳ぎでB決勝へ。そして牧野は、先日行われた世界水泳福岡で銅メダルを獲得した本多(日大)を抑えて予選を全体1位で通過。ゴール後には自己ベストの更新を喜び、チームメイトにガッツポーズを見せた。午後に行われた決勝では予選からタイムを1秒以上縮めるも4位でフィニッシュ。表彰台まであと一歩に迫った。


男子400m個人メドレーで4位となった牧野


そして大注目の男子200m背泳ぎには川端(営4=県立添上)主将、世界水泳福岡で同種目代表の竹原、4年の眞鍋(法4=市立沼田)が出場した。眞鍋は最終組8着で惜しくも次のステージには進めなかった。B決勝へ進出を決めたのは主将の川端。自己ベストを更新する意地の泳ぎで予選を11位で通過すると、午後のB決勝でも予選に迫るタイムで泳ぎ、100m背泳ぎへ向けいい波に乗っている。

竹原は危なげなく、全体4位で決勝進出を決めた。午後に行われた決勝は圧巻の泳ぎだった。天井を見上げるいつものルーティンをしてレースに向かうと、「飛び込むまで何も考えず飛び込んで一気に吹っ切れた感じがした」と前半から積極的にレースを運ぶ。前半100mで頭1つ分抜け出すと後半もその勢いは衰えることなく1位でゴール。東洋大の点数に大きく貢献した。しかしタイムにはまだ満足せず、1分55秒台の挑戦は続く。3日目には100m背泳ぎにも出場予定。そこでもメダル獲得を目指す。


積極的な泳ぎを見せた竹原


女子100m自由形には山本が登場。自己ベストを更新する粘りの泳ぎで全体3位で決勝進出を決めた。表彰台を狙い挑んだ決勝のレースでは、ラスト25mで2位争いに絡む追い上げを見せるも一歩及ばず4位。予選からタイムを伸ばしたものの、表彰台を逃した山本は、悔しさとうれしさが入り混じる結果となった。しかし2日目にも4本のレースが予定されており、メダル獲得に期待がかかる。


決勝の際に仲間からエールをもらう山本(左)


男子100m自由形では土岐(国4=札幌大谷)が全体14位でB決勝進出。B決勝でも力強い泳ぎを見せた土岐は、200m自由形でさらに高みを目指す。


大会初日は1年生と4年生の活躍が目立ち、男子はシード権奪取へ向け、好スタートを切った。2日目以降も東洋大スイマーのレースに注目だ。



竹原秀一(スポ1=東福岡)

(今日の決勝は前半から積極的に見えましたが、レース前から、決めていましたか)飛び込むまでは何も考えてなく飛び込んで一気に吹っ切れた感じがしてその勢いで泳ぎました。(レース前に先輩や同期からはどんな声をかけてもらいましたか)考えすぎず、お前らしく行ってこいという風な声をかけてもらいました。

(100m背泳ぎに向けて意気込み)100でもメダルを取り東洋に貢献できるよう頑張りたいです。


山本葉月(法3=花咲徳栄)

(今日のレースを振り返って)まずは、予選からベストタイムを出すことができたのが成長した部分だと感じました。決勝は表彰台を狙っていたため、悔しい結果となりましたがこれもベストタイムを更新できたのでうれしかったです。(200m自由形に向けて意気込み)明日の200mは焦らず、自分の泳ぎをしたいと思います。後半がきついと思うので諦めずに明日は4本泳ぎ切りたいと思います。


牧野航介(営1=湘南工大付)

(今日の予選と決勝のレースを振り返って)予選はずっと憧れであった決勝の舞台で泳ぎたいという気持ちと予選落ちしてしまったらチームに迷惑がかかると思い、緊張が強かったレースでした。しかしそんな中でも自分のレースに集中し、プラン通りに泳げたことでベストを出すことができ、決勝に残ることができました。そして決勝は1位通過でしたが、他の有力選手が力を温存してることが分かっていたので、緊張というよりかはどのくらいの速さなんだろうっていう興味で、ものすごく楽しくレースに挑めました。また200mターンして平泳ぎでギアを上げたら、前集団との距離がどんどん近づいていき、泳いでる途中に何秒出るんだろうってわくわくしました。そして、3位の選手も見えたので、もしかしたらと思い、ラスト50必死に泳ぎました。結果は4位ではありましたが、自分のベストを大幅に更新し、着実と日本代表への道が切り開けてきたと実感したレースでした。(200m個人メドレーに向けて意気込み)200mでは自分の持ち味である後半を活かして、1分59秒台を目標に泳ぎたいです。そしてチームを勇気づけられるようなレースもしたいです。


TEXT=金子恭大 PHOTO=金子恭大、鈴木真央

ジャパンオープン2016
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