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水泳部インカレ直前６日間連続特集⑦ 若林拓
会心の泳ぎでA決勝進出を狙う！
個人競技でありながら、団体戦でもあるインカレ。チームを鼓舞するためにも主将の活躍は欠かせない。主将の若林拓は自らのため、チームのため最後の戦いに挑む。
現在の東洋大水泳部部員はそのほとんどがスポーツ推薦によるものだ。その中で若林主将は一般入試により入学した。受験をしていたということもあり、１年次はなかなか練習に身が入らなかったという。一時期は中学生の頃のタイムまで記録が落ちてしまった。しかし、２年次に平井監督が就任することで環境が一変。練習回数も増え世界で戦う選手とも練習を共にし、一流を目の当たりにする。戸惑いも感じたが、刺激に臆することなくよいものを吸収し、楽しんでいくことを心掛けた。今年の日本選手権には念願の初出場を果たし、着実にレベルを上げている。
最後となるインカレでの目標は、上位８人が残るA決勝に進出することだ。本人も高い目標と口にするほどで、ベストを更新しなければ状況は厳しい。そのためにキックの強化にも力を入れている。ストロングポイントであるターン後のバサロキックが決まり、納得の泳ぎができればA決勝も狙えるはずだ。しかしながら、若林主将はこんな言葉も口にした。「自分がベストを出すことはもちろん大切だけど、皆がベストを出すことが主将の役目だからその環境を作りたい」。団体としても男女共に過去最高順位を狙う東洋大。チーム思いの頼れる主将がさらなる高みへ導く。
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■若林拓（わかばやし・たく）
１７１㌢
H５・４・10／ＡＢ型
学部学科／経済学部経済学科
出身高校／神奈川総合高校
専門種目／背泳ぎ
好きな芸能人／蒼井優
好きな学食／デリカフェ
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６日間にわたり選手コラムを掲載致しました。
ご覧くださりありがとうございました。
いよいよ明日からインカレが始まります！
学生日本一を目指し、チーム一丸となって戦う東洋大水泳部の応援よろしくお願いします！
TEXT=内田りほ
