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2023.09.12
水泳

[水泳]インカレ最終日!男女ともにシード権獲得!

第99回 日本学生選手権水泳競技大会

8月31日(木)〜9月3日(日)東京アクアティクスセンター


(4日目・予選)


男子50m自由形

4組 

1着 高橋 23''63



女子100mバタフライ

4組 

2着 遠山 1'00''12

→全体9位でB決勝進出


6組

9着 福島 1'01''48



男子100mバタフライ

5組

2着 草野 54''48



女子200m平泳ぎ

4組

5着 池田 2’32"09

→全体13位でB決勝進出


6組

6着 水野 2’32"55



男子200m平泳ぎ

4組

3着 川崎 2’16"52


5組

4着 川人 2’15"74


8組 

7着 釜田 2’13"70

→全体15位でB決勝進出



女子4×200mフリーリレー

3組 山本-何澤-小林-福島

3着 8`13"39

→全体6位で決勝進出



男子4×200mフリーリレー

4組 坊岡-土岐-森-竹原

3着 7’23"65

→全体7位で決勝進出


(4日目・決勝)


女子100mバタフライ

B決勝

5位 遠山 1'00''55



女子200m平泳ぎ

B決勝

6位 池田 2'32'13



男子200m平泳ぎ

B決勝

4位 釜田 2'13''77



女子4×200mフリーリレー

決勝 

6位 山本-何澤-小林-福島 8'12''68



男子4×200mフリーリレー

決勝

8位 坊岡-土岐-森-竹原 7'24''71


(女子最終総合成績)

1位 中京大  358.0点

2位 近大   294.0点

3位 神大   291.0点

4位 法大   270.0点

5位 早大   252.0点

6位 東洋大  148.0点

7位 同志社大 148.0点

8位 明大   146.0点


(男子最終総合成績)

1位 明大   474.5点

2位 日大   397.0点

3位 早大   337.0点

4位 近大   265.5点

5位 中京大  234.0点

6位 中大   219.0点

7位 東洋大  175.0点

8位 法大   143.0点



第99回日本学生選手権水泳競技大会(以下、インカレ)も4日目の最終日を迎えた。この日はリレーも含め16名の選手が7種目に出場。そのうち3名がB決勝に進出し得点に貢献した。またフリーリレーは男女ともに決勝に進出し、前半から攻めの泳ぎを見せるもメダル獲得にはならなかった。しかし女子は総合6位、男子は総合7位とシード権を獲得・奪還を果たし、今大会の目標を成し遂げた。

 

この日、注目のレースは東洋大が1番力を入れてやってきたという4×200mフリーリレー。男女ともに決勝へ進出した。

 

女子4×200mフリーリレーは山本(法3=花咲徳栄)、何澤(国4=京都外大西)、小林(文4=八王子学園)、福島(営1=豊川)の4名で挑んだ。予選ではずっと上位をキープし続け、最終種目ということもあり「何がなんでも先輩のために決勝にコマを進めて一緒にガウンを着るために必死で泳ぎました」と福島は振り返る。そして余裕のある3着で予選を突破し、全体6位で決勝に駒をすすめた。迎えた決勝では山本が攻めの前半から2位で何澤に託す。何澤の前半は勢いを保っていたが、後半で追い上げてくる早大と近大に抜かされ5位で次の小林へ。小林はペースを乱すことなく5位を維持した。アンカーの福島は序盤で抜かされ6位に。そしてそのまま6位で決勝を終えた。それでも予選からタイムを上げ、レース後の選手たちは感謝の言葉を掛け合い笑顔があふれていた。


 レース後、笑顔あふれる女子リレーメンバー


男子4×200mフリーリレー は坊岡(済2=市立太田)、土岐(国4=札幌大谷)、森(国4=名古屋)、竹原(スポ1=東福岡)が臨んだ。決勝で坊岡は一度8位までなるが、「4年生と組めるのは最後なので1つでも上の順位で繋げる」という思いからか後半の追い上げにより6位で土岐につなぐ。土岐は6位から順位を上げようとするが、終盤に抜かされ7位で森にバトンを渡した。森は後半の勢いある泳ぎで6位に盛り返す。つづいてアンカーの竹原が追いつこうとするも、8位でのゴールとなった。最後のリレーをやり遂げた4年の森は「自らの持てる力全てを出し切ろうと言う気持ちと、両親やチームメイトをはじめ、今まで出会ってきた全ての人に、自分の成長と感謝を伝えられるレースをしよう」という気持ちで泳ぎきった。リレーの表彰台は逃してしまったが、選手たちの顔にはやりきった表情を浮かべていた。


        やりきった表情を浮かべる男子リレーメンバー


4日間でリレーも含め9種目10人が決勝に進出し、2つのメダルを獲得した。男子は総合7位でシード権を2年ぶりに勝ち取り、女子も少ない人数ながら総合6位でシード権を死守した。また1年生の活躍が目立った今大会。「これからもっと楽しみな選手達がそろっているので、今回の結果を自信に、来年以降より高みを目指してこれからも練習に励んで欲しい」と森は語る。更なる高みを目指して来年の100回大会につなげたい。


福島心響(営1=豊川)

(今日の8継のレースを振り返っていかがでしたか)

8継は4人中2人が4年生の先輩でこの8継がラストレースになるので何がなんでも先輩のために決勝にコマを進めて一緒にガウンを着るために必死で泳ぎました。

(8継決勝のレース後、先輩方とどのような言葉をかけられましたか。)

8継のレース後は先輩方にほんとにありがとう 一生の思い出になったよと声をかけて貰えて私も感謝の気持ちを伝えました。

(個人種目では200mバタフライでB決勝へ進出しました。これからの活躍も期待されると思いますが、今後の目標を教えてください。)

今回はずっと決勝を目標に練習をしてきたのでそれを達成することが出来ずとても悔しい思いをしたので、来年は先輩と東洋決勝2枚残りを達成するためにまた明日から1年間頑張ります。


森一爽(国4=名古屋)

(今日の8継決勝どのような気持ちで臨まれましたか)

水泳人生最後となるレースであったため、自らの持てる力全てを出し切ろうと言う気持ちと、両親やチームメイトをはじめ、今まで出会ってきた全ての人に、自分の成長と感謝を伝えられるレースをしようという気持ちで臨みました。

(最後のインカレを振り返って感想をお願いします)

最後のインカレを振り返って、個人としては全て出し切れたという気持ちが強いです。全国の舞台で自己ベストを更新できましたし、決勝の舞台でも戦うことができ、大学水泳でしか感じられない素晴らしい経験をすることができました。チームとしても、文字通り全員が死ぬ気で戦い抜きましたので、男子シード権獲得、女子は予想を上回る総合6位という結果が出てとても良かったと感じます。今大会、一年竹原や牧野をはじめ、後輩の活躍がとても目立った試合でした。これからもっと楽しみな選手達が揃っているので、今回の結果を自信に、来年以降より高みを目指してこれからも練習に励んで欲しいなと思います。


坊岡優眞(済2=市立太田)

(今日の8継のレース、第1泳者として先頭と近いところで土岐さんに繋ぎました。どのような思いで泳いでいましたか。)

4年生と組める8継は最後なので1つでも上の順位で繋げるように自分らしいレースをしました。

(個人種目にリレーまで、多くのレースで結果を出し、東洋大のシード権奪還に貢献したと思います。今回のインカレを振り返っていかがですか。)

個人種目では目標としていたものに届かず悔しい部分もありますが、リレーは頼もしい後輩と尊敬する先輩と泳げてとても楽しかったです。来年はもっと上の順位を目指せる強いチームだなとインカレを通じて感じました!

(最後に今後の目標をお願いします。)

日本代表入りを目指して日々の練習に取り組みたいと思います。


TEXT=鈴木真央/PHOTO=金子恭大 近藤結希 鈴木真央

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