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2023.12.01
水泳

[水泳]ジャパンオープン2023(50m)開幕初日から牧野がB決勝進出!

ジャパンオープン2023(50m)

11月30日(木)~12月3日(日)東京アクアティクスセンター


(1日目・予選)

男子400m個人メドレー

3組

9着 福田 4'27''89


4組

4着 牧野 4'20''26

→全体12位でB決勝進出


女子100m平泳ぎ

3組

6着 池田 1'11''59


(1日目・決勝)

男子400m個人メドレー

B決勝

4位 牧野 4'18''54


得意の平泳ぎで追い上げをみせる牧野


ジャパンオープン2023(50m)が東京アクアティクスセンターで開幕した。大会初日、東洋大からは3人の選手が登場した。男子400m個人メドレーに出場した牧野(営1=湘南工大付)はB決勝進出、福田(国1=武南)、池田(営3=豊川)もそれぞれ今出せるベストの泳ぎを国内最高峰の舞台でみせた。


今大会は来年に控えているパリオリンピック(以下、パリ五輪)代表選考会、パリ五輪に向けて、現時点の立ち位置を知るのに相応しい、トップスイマーが集う国内最高峰の舞台である。


そんな舞台で東洋大の先陣を切ったのは、ともに1年の福田、牧野。男子400m個人メドレーに登場した2人は懸命な泳ぎをみせた。まず予選3組に福田が、大会の前に体調を崩し、万全ではない状態でのスタート。勢いよくプールに飛び込み、粘りの泳ぎを続けた。厳しいコンディションながらも「最低限のことはできた」と大学へ入学してから厳しいトレーニングを乗り越えてきたタフさを示した。大会3日目には200mバタフライに出場予定。


予選のレースに臨む福田


予選4組の牧野は、3か月前のインカレで更新した自己ベストには届かないながらも4'20''26の全体12位でB決勝へ進出。決勝のレースでは「バタフライから攻めていく」とスタートから頭1つ抜け出した。その後背泳ぎで順位を落としてしまうも得意の後半、平泳ぎ、自由形で長い手足をいかした伸びのある泳ぎを披露し追い上げをみせた。タイムは4'18''54の4位。3月に開催予定のパリ五輪代表選考会へ向けて、「前半のバタフライと背泳ぎを強化していきたい」とこの冬取り組む課題も見つかったようだ。また3日目には得意の200m個人メドレーも控える。そこでも課題である背泳ぎを意識した泳ぎで自己ベスト更新を目指す。


ラストまで粘り強い泳ぎをする牧野


女子100m平泳ぎ、予選には池田が登場。前半の50mは先頭と変わらないタイムで入るも、後半の50mは「自分の泳ぎができなかった」と振り返り1'11''59の6着でゴール。決勝進出はかなわなかった。しかし直近のレースからタイムを縮めることができている。2日目に行われる50m平泳ぎが本命となる。高校2年生以来となる自己ベストを更新し、決勝進出を目指す。


ルーティンを行いレースに挑む池田


初日に登場した選手は2日目以降にも他種目にエントリーしている。また東洋大スイマーが続々出場予定。2日目以降のレースも注目だ。



池田りんか(営3=豊川)

(今日のレースを振り返って)

前半の50mは思ってたタイムで入ることができましたが、ターン後に自分の泳ぎが出来ずに、泳ぎきった感じでした。直近のレースよりもタイムをあげることが出来たのは良かった部分だと思います。

(レース前のルーティンは)

召集所では友達と話したりして緊張をほぐして、レース直前は片腕ずつ前2回、後ろ1回ずつ腕回します。

(明日の50m平泳ぎにむけて意気込み)

明日は本命で、高校2年生から自己ベストが出ていないので、しっかりベストを更新して2本泳げるように頑張ります!


牧野航介(営1=湘南工大付)

(B決勝のレースを振り返って)

3ヶ月前のインカレでは(4分)14秒の自己ベストを出せたんですけど、ここ数ヶ月あまりいい練習が積めてなくて、ベストを更新することはできなかったんですけど、課題を見つけることができたのでとてもいいレースになりました。

(レースプランは)

予選が自分の感覚とタイムが一致しなくて、前半も遅かったので、決勝はバタフライから攻めていこうと思って臨みました。

(この冬400m個人メドレーで強化していきたい点は)

僕の持ち味は後半で、後半はトップの選手と変わらないんですけど、やはり前半で10〜12.5mほど置いていかれてしまうので、バタフライの効率のいい泳ぎと、前半背泳ぎで着いていくというの強化していきたいです。

(200m個人メドレーに向けて)

自分が1番得意としている種目なので、そこでは自己ベストである(1分)59秒台を必ずだして、課題である背泳ぎのタイムを意識して、次につながるようなレースにしたいです。


福田圭吾(国1=武南)

(今日のレースを振り返って)

今大会の前に少し体調を崩してしまい、そこからなかなか感覚とタイムが合わないことが多く厳しい状況の中で、自分が出来る最低限のことはできたのかなと思いました。

(今年を振り返ってどんな1年でしたか)大学へ入学してからは、ウエイトトレーニングや2回練習になったりして、身体的に辛いことが多くなったが、その分結果として返ってきたので辛い部分もありましたが、それより充実した1年を過ごすことが出来ました。

(200mバタフライにむけて意気込みをお願いします。)200mバタフライは隣が先輩になるので、奥手にならず前半から攻めたレースを展開していきたいと思います。


TEXT=金子恭大、PHOTO=鈴木真央

ジャパンオープン2016
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