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2023年度 関東学生スポーツ射撃新人大会/冬季大会
2023年11月10日(金)~11月12日(日)
栃木県ライフル射撃場
総合順位
団体 4位
10mエアライフル立射60発競技 団体
松尾・大月・金野 1824.6点
10mエアライフル立射60発競技 新人大会
2位 松尾 619.0点
6位 大月 613.8点
20位 金野 591.8点
10mエアライフル立射60発競技 新人大会 ファイナル
3位 松尾 224.9点
6位 大月 158.4点
10mエアライフル立射60発競技 冬季大会
23位 松原 610.0点
26位 尾崎 609.1点
48位 土田 595.6点
50mライフル三姿勢60発競技 個人
20位 松原 560点
10mエアピストル立射60発競技 男子個人
3位 保里 511点
肌寒い気温の中、栃木ライフル射撃場で行われた年内最後の学生大会となる関東学生スポーツ射撃新人大会・冬季大会。4年生が引退し、1・2年生による新体制となって初めて挑んだ今大会。多くの選手らが健闘を見せた。
11月10日、大会初日となるこの日は東洋大学から3名の選手が試合に臨んだ。
新主将となった松原(済2=栄北)は「10mエアライフル立射60発競技」、「50mライフル三姿勢60発競技」の2種目に出場。時間制限内に10m離れた的に60発を撃ち、合計点を競う「10mエアライフル立射60発」では、610.0点を記録し23位を決めた。さらに立射、膝射、伏射の三姿勢でそれぞれ20発ずつ撃ち、合計点を競う「50mライフル三姿勢60発競技」においては、560点で20位につける。今大会、松原は精度の高い射撃で両種目においてともに自己ベストを叩きだした。今後は、「AR種目、SB種目共に(8位)入賞」を目指す。
AR,SBの2種目に出場した新主将 松原
同じく「10mエアライフル立射60発競技」に出場した尾崎(法2=栄北)は、記録609.1点で26位につけた。尾崎は今大会を「インカレよりも良い結果を残すことができ、着実に点数が伸びている」と振り返り、今後のさらなる活躍に期待がかかる。さらに学連試合での目標には「620(点)」を掲げ、現状に満足することなく、冷静に次の試合を見据えた。
試合で自身の成長を実感する尾崎
エアピストルで10m離れた的を狙い合計点を競う「10mエアピストル立射60発競技」に出場した1年の保里。(法1=北海道科学大)まわりの2年生選手に気後れすることなく、健闘した。保里にとって今大会は「自分が成長するきっかけ」となり、技術面に限らず、精神面での収穫もあったようだ。「新しい課題に果敢に挑戦し、成長を続けることで、将来的な大会や試合でのさらなる成功を築いていきたい」と今後への意気込みを語った。
エアピストル競技に出場した保里
■コメント
松原怜臣(済2=栄北)
今大会では、AR種目、SB種目共に自己ベストを出すことが出来ました。コートを新調し、銃のセッティングを見直したため、自己ベストを出すことができたと考えております。今大会では、自分の射撃に自信を持つことの大切さを改めて実感させられました。また、緊張したりして鼓動が速くなってしまった対処をどうするのかも今後の試合に活かして行けたらと考えます。今後もAR種目、SB種目共に入賞することを目標に据えて練習に励んでいきたいと考えております。
尾崎ななみ(法2=栄北)
新人戦では4年生が引退し、新体制での初めての大会だったため、不安がありましたがいつも通りの部活の動きで大会に臨むことが出来たため、試合に集中することが出来ました。また、インカレよりも良い結果を残すことができ、着実に点数が伸びているため、このまま練習量を減らすことなく、頑張っていきたいと思います。インカレから新人戦までそこまで期日はありませんでしたが、インカレより、良い点数が出せるよう、インカレの反省を活かして、新人戦に臨むことができ、新人戦の反省点は次のシーズンまでに改善したいと思います。今後の目標としては620(点)を学連試合で出せるよう、また新年度まで練習したいと思います。
保里千春(法1=北海道科学大)
新人戦を振り返りますと、自分が成長するきっかけとなりました。過去の経験とは異なる環境でのプレーは、新たな発見や学びになりました。今回の試合での収穫として、技術的な向上と苦手な部分の発見があります。また、逆境にもめげず、ポジティブな姿勢を持ち続けることが自分の成長に繋がると思いました。今後の目標としては、これからも努力を惜しまず、スキルを向上させること。新しい課題に果敢に挑戦し、成長を続けることで、将来的な大会や試合での更なる成功を築いていきたいと思います。新人戦を通じて培った経験を次に活かしたいと思います。
TEXT/PHOTO=望月桜