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2024.02.02
アイススケート

[アイスホッケー]『自信を持って次のステージへ』4年生引退コメント2023

日本学生氷上競技選手権大会 (以下、インカレ)からひと月。『スポーツ東洋』第103号(2024年1月29日発行)終面では、インカレの優勝について取り上げさせていただきました。ここでは、4年生7名の引退コメント完全版を3日間に亘ってご紹介します。東洋ファンとして応援していた方、アイスホッケーを初めて知ってくださった方もぜひお読みください!


本日は中島選手、橋本選手のコメントをお届けします!

インカレで最多得点王を共に受賞した中島(左)と橋本


◇#39 中島照人選手(社4=駒大苫小牧)



ーー大学でのアイスホッケー4年間を振り返っていかがですか

成長できた4年間でした。コロナで7試合しかできなかった1年目、無敗で終わった2年目、春・インカレと負けた3年目でした。良いこともあり、悪いこともありました。個人的にも2年目の時の代表合宿で自信をなくしたり、3年目での代表落選は僕自身を強くさせた出来事でもあったと感じています。そして、同期・先輩・後輩に恵まれて人間的にも成長できた4年間でした。


ーー同期へのメッセージをお願いします

まず僕という人柄とかを受け入れてくれてありがとう。多分性格的に頑固でめんどくさい部分が多々あったと思います。それでも、僕が駄目になりそうな時に言ってくれたり、嬉しい時はみんなで喜んだり、とても感謝してます。この同期だからこそ、最後にまとまったチームを作れたし、後輩たちが四年生を好きになってくれたと思っています。数年に一回は集まって飲みに行こう


ーー今後の進路や意気込み、もしくは、大学でのアイスホッケーの経験をどう生かしていきたいかをお聞きしたいです

今後はアイスホッケー を続けていきます。この4年間の経験は大きかったです。鈴木監督の言葉で、大学4年間はプロ生活が詰まっていると話されたことがあります。一年目はルーキーイヤーで、チームにどう馴染むかなど、二年目三年目は中堅として、チームの中心選手としてプレーする年、四年目はベテランとしてチームをどう動かすか、どういうチーム作りをするか学べると言われたことがとても覚えています。この言葉通り、この四年間はただの四年間ではないと、自信持って次のステージに進めると思います。


ーー今年のインカレを振り返っていかがですか

緊張しました。不安だったりもありました。でも、このチームでやった5試合は大学生活で1番楽しかったです。出れなかったメンバーの活躍、結果が思うように出なかった選手の活躍は嬉しかったです。そして、サポートメンバーのチームへの想いがとても伝わりました。僕らが試合に集中するために裏方の仕事を熱心に行ってくれて、僕らは試合に挑めましたし、このパワーを試合で発揮できました。最後の決勝での試合は、今までチーム全員で作り上げて来たものだと確信しています。


ーー得点王を橋本選手と共に受賞されたときの心境はいかがでしたか。

めちゃくちゃ嬉しかったです。小学校からずっと同じチームでプレーして来ましたし、今年は特に一緒に組んでポイントを量産できました。最後に一緒のチームで出来る大会だったので、一緒に受賞できて、嬉しいですし、寛太にも感謝してますし、ラインメートの俊太、るきあ、りんの3人にもとても感謝しています。


ーーご両親やご家族は大学アイスホッケー生活においてどのような存在でしたか

1番の理解者であり1番のファンでした。今年はキャプテンをやって両親に相談することもありました。その時に母からもらった手紙に「良いことに目を向けることも大事だよ」と書いた手紙をもらって、気付かされたことがありました。そこから、チームづくりが楽に感じました。父は小さい頃から自分で考えることを教えてくれて、ホッケーのプレー一つ一つに疑問を持ち、自問自答する癖ができ、それがトレーニングの面でも僕にプラスになったと思います。最後に親孝行が出来て嬉しかったです。


ーー主将としての1年間を振り返っていかがですか

いろんな意味で楽しかったです。チーム作りの難しさも改めて感じましたし、またチームが良くなっていく過程も見えるのも面白かったです。仲間がポジションを奪い合う姿や、先輩後輩関係なく仲のいいみんなの姿、すべて記憶に残ってます。大変な時期もありましたが、それも含めて楽しい1年間でした。


ーー後輩の皆さんへのメッセージをお願いします

アイスホッケー を楽しんで!ポジションがあるかどうか不安に感じている選手こそ楽しんでください。失敗を恐れず、失敗しても大丈夫だから、思い切ったプレー、楽しんでいるプレーが1番です。そして、来年こそ三冠と全日本ベスト4を目指してください。君たちなら大丈夫!絶対達成できます。最後にまさとは1人で抱え込まずに同期にいっぱい頼っても良いと思うから、まさとらしいチームで頑張れ。応援しています。



◇#45 橋本寛太選手(社4=駒大苫小牧)


ーー大学でのアイスホッケー4年間を振り返っていかがですか

あっという間の4年間でした。

やっぱり9割が悪いことばっかりで、いいことなんて、ほんのちょっとだけだと思います。

けど、ほんのちょっとの良いことがあったので、ここまで頑張れたと思います。

スタッフ、先輩、後輩などに支えられて、訳わからないほど落ちた日にも仲間に支えられて、4年間を過ごせたと思ってます。

みんなに感謝しています。


ーー同期へのメッセージをお願いします

がち愛してるぜ❤️


ーー今後の進路や意気込み、もしくは、大学でのアイスホッケーの経験をどう生かしていきたいかをお聞きしたいです

卒業後は、大学ホッケーで学んだ仲間意識を忘れずに、頑張っていきたいと思います。


ーー今年のインカレを振り返っていかがですか

大学ホッケーの4年間で1番気を張った大会だったので最後に勝てて安心しました。 4年生ということなので、毎試合が最後の試合になる可能性がありとても不安と戦っていたと思います。いつも通りにただの1試合という気持ちで試合に挑んでいたのですが、蓋を開けてみれば、気持ち的な疲れがどっと押し寄せメンタル的に厳しい大会でした。 最後に勝てたことは後輩の力だと思っているので、とても感謝しています。


ーー得点王を中島選手と共に受賞されたときの心境はいかがでしたか。

もちろん嬉しかったのですが、正直に言うと少し悔しかったです。 得点をするチャンスがたくさんあったので、そこを決めていれば単独の得点王だと思うとちょっと悔しいよね、、 でも、小学校からずっと一緒にホッケーしてたから、これも良い終わり方だったのかって思っています笑


ーー副主将としての1年間を振り返っていかがですか

副主将として、なにか意識したということはないので、1選手としての役割を意識した1年だったと思います。 副主将だから声をかける、チームを引っ張る、などと言ったことはチームに対してマイナスではないと思いますが、1選手として声をかけ、チームを引っ張ることが重要だと思ったので、副主将として意識せず、1選手として役割を果たすことを意識した1年間でした。


ーー後輩の皆さんへのメッセージをお願いします

50文字じゃ足りないのはわかってますよね?笑とことん書かせてもらいます。 めちゃめちゃ後輩と一緒に過ごせた日々はまーまー楽しかったです。 デリカシーのないいじりをする後輩がいれば、めちゃめちゃリスペクトしてくれる後輩もいたはずなので楽しい毎日でしたです。 きっと陰で悪口言われたと思うけど、それすら無くなるって考えたら寂しいから、これからもずっーと陰で悪口言ってくれたらいいなって思ってからよろしくお願いします。 

これ勝手に短くしたらダメだからね?スポーツ東洋さん! 最後のスピーチで約束したこの3つ!自分に満足しない、自分に逃げ道を与えない、口だけ達者にならない。ガチでこの約束だけ守ってほしいと思ってるからしっかり頼みます。 来年も頑張ってね♪♪♪♪♪


4年間、スポトウにご協力いただきありがとうございました!


◇引退コメント2024

今選手、川岸選手、佐曽谷選手

木村選手、佐藤選手


◇東洋大学アイスホッケー部について

公式インスタグラム


TEXT/PHOTO=岡本后葉