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国際大会代表選手選考会
3月17日(日)〜3月24日(日)東京アクアティクスセンター
(7日目・予選)
女子200m個人メドレー
2組
2着 谷口 2’18”22
女子50m平泳ぎ
5組
6着 谷口 33”00
6組
池田 DNS
(7日目・決勝)
男子200m個人メドレー
6位 牧野 1’59”88
今大会も残り2日。前日、22日には男子200m背泳ぎで竹原(スポ1=東福岡)が、派遣標準記録を突破し、パリ五輪への切符を獲得した。健闘を続ける東洋大学水泳部から大会7日目には、2名の選手が出場した。
女子200m個人メドレー・谷口
初めに、女子200m個人メドレーで谷口(文3=東京都市大塩尻)が登場。前半のバタフライで落ち着いた泳ぎを見せると、得意の平泳ぎでペースを上げ、2着でフィニッシュするも準決勝には進めず。目標としていた2分16秒台に届かず、「前半から攻めていくことも必要だと思った」とレースを振り返った。
谷口は続けて、女子50m平泳ぎにも登場。予選敗退となったものの、「最後のインカレで決勝に残って、有終の美を飾れるように頑張りたい」とラストシーズンに向けての思いを語った。
女子50m平泳ぎ・谷口
男子200m個人メドレー決勝には牧野(営1=湘南工大付)が登場。前日の予選、準決勝では2日目、4日目で既に2種目を終え、最後に残されたこの種目へかける自身の思いを語っていた。迎えた今大会の最終レース、スタート前には緊張の表情が見られた。
決勝レース前の牧野
序盤からリードを許すと、その差をなかなか縮めることが出来ず、厳しいレース展開が続く。最後の自由形で追い上げるも、目標としていた1分58秒台には届かず悔しい結果となった。
男子200m個人メドレー決勝・牧野
7日間にわたる東洋大のパリ五輪への切符をかけた挑戦が幕を閉じた。4年に一度の大舞台へその特別な場所を目指し、時間との戦いを続けていく選手たち。最後まで”剛毅”な泳ぎを見せた東洋大の選手を、そして出場した全ての選手を讃えたい。
◇コメント
・谷口文菜(文3=東京都市大学塩尻)
ーー今日のレースを振り返って
目標は2分16秒台だったので、最低限ベストも出したかったですし、16位以内で準決勝に進みたくてでも18秒じゃ残れないと思うので、最後ラストシーズンなのでそこでしっかり良いタイムが出せるようにもう一回強化し直したいなって思います。
ーーレースプランは
バタフライで少し落ち着いて、平泳ぎが得意なので平泳ぎでしっかりもうちょっと前半攻めるのも今後は必要かなって思います。
ーーレース前のコンディションとか
結構良かったので、ベスト出るかなって思ったんですけど、少し足りなくて、また頑張りたいなって思います。
ーー今後の目標
最後のインカレで決勝に残って、有終の美を飾れるように頑張りたいです。
・牧野航介(営1=湘南工大付)
ーー決勝のレースを振り返って
初めての大舞台で泳ぐことができ、自分の成長を感じたレースでした。また、昨年とは比べ物にならない、きついではなく苦しい練習を沢山やってきたからこそ、非常に悔しいレースでした。
ーー今回のレースプランは
前半の100(m)を56秒台で入り、後半の100(m)は焦らずに全力を出し切る!そんなレースプランでした。
ーーレース前のコンディションは
予選、準決勝と連発していたのにも関わらず、疲れは全く感じていませんでした。スピードもいつも以上に出ていて、とても良かったと思います。
ーー今後の目標
2028年ロスオリンピック出場を目標とし、その他ユニバなどの国際大会の代表に入って世界を経験したいです。
TEXT=一ノ瀬志織、PHOTO=鈴木真央