記事
第98回関東大学サッカーリーグ戦1部第9節 東洋大vs東国大
6月15日(土) 東京国際大学第1フィールド
◯東洋大2-1東国大
〈得点者〉(アシスト)
15分 髙橋輝(鍋島)
90+2分 増田(依田)
〈出場メンバー〉
▽GK
前田宙杜(国4=京都橘)
▽DF
梅澤魁翔(国4=大宮U-18)
稲村隼翔(国4=前橋育英)
山之内佑成(国3=JFAアカデミー)
荒井涼(国3=日大藤沢)→90分 徳永崇人(国3=前橋育英)
▽MF
中山昂大(国4=大宮U-18)
新井悠太(国4=前橋育英)→ 78分 増田鈴太郎(国4=東海大相模)
高橋輝(国2=大宮U-18)
田制裕作(国3=柏U-18)
▽FW
町田悠(国4=三菱養和SC・Y)→ 67分 村上力己(国3=尚志)
鍋島暖歩(国3=長崎U-18)→81分 依田悠希(国2=三菱養和SC・Y)
今節勝利を飾ったチーム東洋大
先制点に貢献したFW鍋島
途中出場のFW依田は追加点をアシスト
(写真提供=東洋大学体育会サッカー部)
6月15日、東国大第一フィールドにて第98回関東大学サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)1部第9節が行われた。これまでの成績2勝2分4敗の東洋大は、昨年のリーグ戦で準優勝を果たした東国大と対決。アウェーでの対戦にも関わらず、強豪を相手に2ー1で、見事勝利を収めた。
前半14分、DF荒井がこぼれ球を収め、右サイドから攻め上げる。FW鍋島が右からクロスを上げると、それに対してMF中山はスルーを選択。中山を過ぎたボールはペナルティエリア内で待つMF髙橋輝のもとへ。ゴールを目前に髙橋は冷静に浮かせたボールで相手GKを避け、ゴール右端へと確実に決めた。
26分、相手にFKを与えると、右クロスを上げられペナルティエリア内での混戦を東国大が制し、失点。GK前田が一度触れるもつかみ切れず、こぼれた球を押し込まれ、同点に追いつかれた。
それでもグラウンド内ではアウェーを感じさせないほどの東洋大の声援が常に響いていた。そんな頼もしい仲間の声を力に、自陣での守りの時間も辛抱強く耐える。33分、自陣のペナルティエリア内でノーマークの相手へパスが通る。訪れたこのピンチにも東洋大は体を張って対応し、しのぎ切った。結果、東国大を相手に失点を1に抑え、前半が終了。
ハーフタイムを挟み、後半では追加点を狙うも東国大の堅い守備がこれを阻み、なかなか得点につながらず。同点のまま試合はアディショナルタイムへ。両チーム追加点を求め緊張感が走る中、90+1分。攻められている状況下からボールをもつ相手に積極的にプレッシャーをかける。そこで生まれた隙を見逃さず、DF徳永がすかさずボールを回収すると、ここから一気にカウンターを仕掛ける。ボールはFW依田へと渡り、その行方はゴール前に走っていたMF増田へと託された。増田は左足を振り抜き、ゴール左へシュートを放つと今季リーグ戦2ゴール目を挙げた。直後、試合終了のホイッスルが鳴り、2-1で勝利を決めた。
これで3勝2分4敗、勝ち点を11にまで積み重ね、1部リーグ全体7位にいた東洋大は、第9節を終えて再び5位へと浮上した。リーグ戦はまだ9節。これから起こる東洋大の快進撃に期待が高まる。
[次戦試合予定]
『「アミノバイタル®」カップ2024
第13回関東大学サッカートーナメント大会』3回戦
6月19日(水) vs亜大 立教大学富士見総合グラウンド 15:00キックオフ
※関東大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルまたはジェイネットTVにてライブ配信も予定されています。
TEXT=望月桜