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2015.09.24
コラム

第480回 私の尊敬する人 執筆者・横山恵美

  先週9月18日(金)、スポーツ東洋第70号を発行させていただきました。たくさんのご支援ありがとうございます。各キャンパス内に設置してあるで、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。定期購読のお申込みも募集中です。


  さて、みなさん今週のシルバーウィークはどこかに出掛けしましたか。私は月曜日から授業が始まりました。まだ長かった夏休みボケから抜けだせないでいます。シルバーウィーク3日目は敬老の日でしたが、みなさんは祖父母孝行しましたか。これに関連して、私が幼いころから尊敬している父方の祖母の話を少ししたいと思います。

  まず、私の祖母のプロフィールを軽く説明します。

    昭和5年5月23日生まれ。福島県出身、小学生の時に宮城県に疎開、小学5年生の時仙台空襲で母が死亡。父が温泉を開業する。20代前半に結婚し3人の子どもに恵まれる。20代後半には場背同病にかかる。60代後半で夫の死亡。現在にいたる。

 

  祖母の尊敬しているところはどこ?聞かれたら、料理が上手なところ。健康なところ。新聞やテレビで日々の出来事をしっかり把握しているところ。文字に起こして伝えられるのはこのようなところです。実際に会ってもらわないと伝えきれないパワーに溢れているひとです。プロフィールでも軽く触れましたが、私の家は曾祖父が温泉を開業してから現在まで祖母はずっと温泉を守り続けています。祖母は今でもフロントで受付をしたり、会計をしています。永遠の女将さんだと、いつも感心してます。

  「おしんを見ても泣けない」。2012年におしんの映画化決定がテレビで流れていたときに祖母は語っていました。戦争や幼いころの母の死で妹の母代わりとなったこと病気をしたこと、たくさん苦労を経験したからだと語っています。


  祖母はいつも私を含めた孫たちに良いこと悪いこと、自分の経験談を話しながら教えてくれます。20歳を迎えた私へは、祖父がお酒が大好きな人だったから「お酒には気をつけるんだよ」と実家に帰るたびに言われます。


  苦楽のどちらも経験したからこそ人生が豊かになるし、他人に愛される人になる。大学でたくさんの経験をして、祖母のような人に私もなりたいと思います。そして、もっと祖母孝行をしたいと思います。


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