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2024.09.08
ラグビー

[ラグビー]開幕戦は終盤に猛攻仕掛けるも6点差で黒星発進

 関東大学ラグビーリーグ戦1部・大東文化大学戦

9月7日(土) 秋葉台公園球技場


番号

Pos.

名前

1

PR

笠巻晴太(済4=北越)

2

HO

小泉柊人(済3=目黒学院)

3

PR

石川槙人(総4=日本航空石川)

4

LO

山岡快翔(総2=関商工)

5


ジュアン・ウーストハイゼン(総3=Helpmekaar College)

6

FL

金井悠隼(スポ2=東海大相模)

7


森山海宇オスティン(総3=目黒学院)

8

NO8

ステファン・ヴァハフォラウ(総3=札幌山の手)

9

SH

飯島乾太(ラ4=目黒学院)

10

SO

天羽進亮(済3=城東)

11

WTB

モリース・マークス(総4=Hoërskool Noordheuwel)

12

CTB

佐藤航大(済4=北越)

13


五十嵐舜悟(総1=川越東)

14

WTB

ボンド洋平(済4=東海大相模)

15

FB

坂本琥珀(総2=仙台育英)

16

Re.

前川嵩登(済4=日体大荏原)

17


後藤大樹(総4=関商工)

18


高嶋大夢(総3=関商工)

19


栗原大地(総3=伊勢崎興陽)

20


植田宗優(済3=筑紫)

21


生田旭(総1=国学院栃木)

22


アダム・タマティ(総3=Sacred Heart College)

23


土田修也(総4=岐阜聖徳)


 ついに、大学ラグビーの秋シーズンが火蓋を切った。開幕ゲームとなった東洋大の対戦相手は、今春1点差で競り勝った大東大。「セットプレーで相手を圧倒」することをテーマに掲げ挑んだが、強みを発揮しきれず6点差で惜敗した。



モールから抜け出してインゴールへ進む小泉



 灼熱(しゃくねつ)の暑さの中試合はキックオフした。先手を打ったのは東洋大。11分にマイボールラインアウトからモールを展開していくと、そこから小泉が抜け出して先制トライを挙げる。このまま流れをつかみたい東洋大だが、33分、大東大の留学生ヴァイレアにトライを取られると、さらに39分、フィナウに追加トライを許す。東洋大も敵陣へ進みパスを回していくが、ペナルティが度重なりインゴールには届かず。5-12で試合を折り返した。



 ハーフタイムを挟んで迎えた後半。7点の差をひっくり返したい東洋大だが、流れをつかむのに苦戦し、16分に大東大のオトにトライを許す。コンバージョンも決まり点差は14点に。しかし、ここで意地をを見せたのは東洋大。19分、天羽がタックルされながらもパスをつなげると、ヴァハフォラウが相手のディフェンスをはじき返して敵陣へ猛進。さらに森山にボールが渡り、またも相手をはじいてインゴール。フィジカルの強さを見せつけた。


 このスーパープレーで波に乗りたかったが、相手も引き下がらなかった。30分、大東大がトライを挙げて点差は16にひらく。東洋大はロスタイムに強みのモールで2トライを連取し6点差まで縮めるも、最後は自陣でのパスがうまく回せずノーサイド。20ー26で敗戦となった。


 

試合後の選手たち



 開幕戦は惜しくも6点差で黒星となった東洋大。終盤は逆転の兆しがあっただけに悔しい一戦となった。しかし、リーグ戦はまだ始まったばかり。「次の試合はすぐ始まるので、それまでに修正していけたら」と指揮官は目の前の一戦を見据えている。この日の課題を修正し、1週間後の法大戦での勝利につなげたい。

 



◾︎コメント


◇福永昇三監督

(試合を振り返って)悔しい思いが強いです。とはいえ、リーグ戦は始まったところなので、次の試合はすぐ始まるので、それまでに修正していけたらと思います。

(ペナルティが多かった印象を受けたが)コミュニケーションのところもそうですし、イージーなところでペナルティが出てしまいました。要所要所、点を取らないといけないところで返されていて。それも含めてやっていかなきゃなと。

(次節に向けて)体のケアをして、法大戦に向けて丁寧に準備していきたいなと思います。


◇笠巻晴太主将

(試合を振り返って)自分たちが我慢するはずの時間で我慢しきれなかったというところはあるのかなと。FWがもっと圧倒しなきゃいけなかったなと感じています。

(スクラムは)自分たちのスクラムっていうのはなんなのかとか、法大戦に向けて準備していきたいと思います。

(ペナルティは)我慢しないといけないとこで我慢しきれなかったなと思います。

(次節に向けて)FWのプレーで圧倒しないといけないので、そこはもっと磨きをかけるのと、暑いとか疲れてるとかは言い訳にできないと思うのでもっと頑張らないといけないなと思いました。


◇小泉柊人選手

(試合を振り返って)セットプレーで圧倒しようというテーマだったんですけど、そのセットプレーで圧倒できなくて少し後手に回ってしまいました。

(ペナルティが多かった印象があったが) 初戦というのもあって、焦りが出てそういうミスもあったので、細かいところを詰めて次節に向けて修正していきたいです。

(課題は)ラインアウトの成功率が高くなくて、スクラムももっと押したかったのでセットプレーでいい準備をしていきたいです。

(次節に向けて)セットプレーが大事になってくると思うので、セットプレーで法大を圧倒していきたいです。


【次節試合予定】

9月15日(日) vs法大 15:00 K.O

会場:熊谷ラグビー場



TEXT=北川未藍 PHOTO=北川未藍、福富善