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2024.09.14
ラグビー

[ラグビー]関東大学ラグビーリーグ戦第2節・法大戦展望

1部復帰後からの公式戦対戦成績(対法大)

2勝0敗

【詳細】

2023年度関東大学リーグ戦1部

○東洋大 31{12-13、19-8}21法大


2022年度関東大学リーグ戦1部

○ 東洋大 26{19-8、7-14}22 法大  


(8月の練習試合では59ー33)


番号

Pos.

名前

1

PR

笠巻晴太(済4=北越)

2

HO

小泉柊人(済3=目黒学院)

3

PR

石川槙人(総4=日本航空石川)

4

LO

栗原大地(総3=伊勢崎興陽)

5


ジュアン・ウーストハイゼン(総3=Helpmekaar College)

6

FL

金井悠隼(スポ2=東海大相模)

7


森山海宇オスティン(総3=目黒学院)

8

NO8

ステファン・ヴァハフォラウ(総3=札幌山の手)

9

SH

飯島乾太(ラ4=目黒学院)

10

SO

天羽進亮(済3=城東)

11

WTB

モリース・マークス(総4=Hoërskool Noordheuwel)

12

CTB

佐藤航大(済4=北越)

13


浅尾至音(スポ2=城東)

14

WTB

平田魁生(済3=川越東)

15

FB

坂本琥珀(総2=仙台育英)

16

Re.

前川嵩登(済4=日体大荏原)

17


後藤大樹(総4=関商工)

18


高嶋大夢(総3=関商工)

19


山岡快翔(総2=関商工)

20


マタリキ・チャニングス(総4=HestingsBoys)

21


生田旭(総1=国学院栃木)

22


アダム・タマティ(総3=Sacred Heart College)

23


土田修也(総4=岐阜聖徳)


 前節、大東大に惜しくも敗戦し、黒星発進となった東洋大はあす、法大と対戦する。8月の菅平合宿では20点以上の差をつけて下している相手ではあるが、今季のリーグ戦では東洋大の天敵である日大に勝利しており、決して油断できない一戦だ。




 スクラムの最前列に立つフロントローの三本柱は変わらず笠巻、小泉、石川が務める。今季特に注目したいのはモールだ。FWを強みとする東洋大は前節モールでのトライを2回、モールから小泉が展開してのトライが1回とチームの得点源。大東大戦では発揮しきれなかった「FWプレーで圧倒」を今節、体現したい。

 まだ1試合しか行われていないものの、小泉は3トライ15得点でリーグ戦内で現在トップの記録(15得点は小泉を含み3人、3トライは2人)。このまま得点を積み上げていけば得点王・トライ王の可能性もある。


 



 セカンドローは4番が山岡に変わり栗原が先発。5番は変わらずウーストハイゼンが務める。


 バックローはFLに金井、森山。NO8はヴァハフォラウで変更なし。森山とヴァハフォラウは大東大戦で相手のディフェンスをはじく好プレーを披露。法大戦でもそれぞれの強みを存分に発揮させてほしい。


 控えには新たにFWリーダーのマタリキがメンバーに入った。



 続いてBK陣。ハーフバックスはSHに飯島、SOに天羽とこちらも変更はなかった。前節は1度も成功しなかったコンバージョン。成功率を高めていけるか注目したい。


CTBには佐藤、浅尾が先発する。浅尾は昨年、先発6試合を含む全試合に出場し2トライを決めている。2年目の秋シーズン、さらに飛躍してくれることを願いたい。


 WTBには右ウィングがボンドから平田に変更。平田は6月に行われた関東ラグビー協会100周年記念試合の7人制大学交流戦に出場し、ディフェンスで存在感を放った。リーグ戦では初のメンバー入り。左ウイングは前節に引き続きモリースが先発する。FBも前節フル出場の坂本だ。


 


 今年のリーグ戦は、昨年準優勝した流経大が同7位の立正大に黒星を喫するなど波乱の展開。どのチームにも大学選手権出場の権利を獲得できる3枠に入る可能性がある中、どれだけ勝ち点を積み上げられるか。東洋大の勝利を願って見守りたい。 





TEXT/PHOTO=北川未藍