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2024.09.12
陸上競技

[陸上競技]第19回トワイライトゲームス 4年生で組んだマイルリレーで準V!100㍍では大石が自個タイ記録で総合3位に入る 

第19回トワイライト・ゲームス

7月21日(日)

AGFフィールド(味の素スタジアム西競技場)


男子400mタイムレース決勝

2組3着 総合7位 臼木 隼哉 48"44


男子400mHタイムレース決勝

2組4着 総合4位 栁田 聖人 50"68


男子800mタイムレース決勝

1組6着 総合14位 馬場 アンジェロ光 1'57"26


男子4×400mR決勝

2位 東洋大学 3'07"23

    萩原 拓斗

    服部 冴汰郎

    重谷 大樹

    新垣 颯斗


男子100mタイムレース決勝

2組3着 総合3位 大石 凌功 10"26(風+1.3) PB


(7月21日に)AGFフィールドで行われた第19回トワイライトゲームスが開催された。先日行われた実業団学生対抗選手権と同様、招待制のレベルの高い今大会。4年生のみで組んだ4×400メートルリレーで準優勝、100メートルで大石凌功(スポ2=洛南)がPBタイの記録で3位に入るなど、後半シーズンへ向けて勢いをつける結果になった。

TOYOポーズを披露するマイルメンバー


 男子400mタイムレース決勝に臼木隼哉(総4=城西大城西)が出場。肉離れを起こし、1ヶ月ぶりの復帰戦となった今大会。1番外側のレーンからの出走となった臼木は、最後まで懸命な走りを見せ、2組3着でフィニッシュ。48"44の記録で総合7位となった。レース後には、「もう少しいけると思った」と肩を落としたが、久しぶりのレースに「会場の雰囲気は感じられた」と収穫も。4年生、東洋大として走るのも、終わりが近づいている。優秀の美を飾るべく、確かな一歩を踏み締めた。

復帰戦となった臼木

 

男子400mHには前日の実学対抗からの連戦となる栁田聖人(法2=農大二)が出場した。

 栁田はタイムレース2組のうち2組目に出場。2組目には関東インカレ上位の選手が揃い、特に栁田の一つ内側のレーンには今大会唯一の48秒台の井之上駿太(法大)が出場。難しい展開だったが、栁田は序盤に井之上に並ばれても自分のレースを崩さず、最後まで3位争いを繰り広げ4着でゴール、総合でも4位となった。関東インカレの7位からはステップアップする形になったが、自身2度目の49秒台とはならず、栁田は「全体的にキレがなく終わってしまった感じ」と今大会を振り返った。

 今シーズン前半は自身初の49秒台をマークし日本選手権初出場を決めるなど、順調に成長してきた栁田。この勢いのまま、後半シーズンでも自己ベストの更新、日本インカレでの初の決勝進出に期待がかかる。

8台目のハードルを超える栁田


男子4×400mR決勝に出場したのは、萩原拓斗(法4=岡崎城西)、服部冴汰郎(ラ4=市立函館)、重谷大樹(ラ4=九産大付九産)、新垣颯斗(法4=桜丘)の4名。4年生で編成されたチームで挑んだ。1走萩原はいいスタートを切り、流れに乗るも「最後の直線で弱さが出てしまった」と、混戦の中バトンパス。2走、服部は「バックストレートでうまく抜けることができなかった」と語ったものの、ラスト200mで外側から追い上げ、3走へ。3走重谷は、スタートし、4番手につけると、ラストの直線で2人を抜き去り、2位でアンカー新垣に。前を行く早大を捉えるため、果敢に攻めた新垣。みるみる差を縮め、200m過ぎで追いつくと、横に並び接戦に。しかし、わずかに届かず、2位でのフィニッシュとなった。それでも、4年生同士で繋いだバトンに「楽しめた」と充実の表情を浮かべた4人。仲間と共に、ラストイヤーを駆ける。

準 Vとなったマイルメンバー 1走萩原(左上),2走服部(右上),3走重谷(左下),4走新垣(右下)


男子100mタイムレース決勝に大石が出場。ハイレベルの争いの中、良いスタートをきると、持ち味の後半で追い上げ、2組3着でフィニッシュ。10"26のタイムを記録し、1週間前に出場した第79回静岡県陸上競技選手権大会に並ぶ、自己記録タイで総合3位に入った。1ヶ月ほど前からスタートを改良しているという大石。「まだ完全にはまったわけではない」というが、静岡県選手権大会では追い風参考記録ながら、10"16をマーク。着実にタイムを伸ばしている大石のこれからに期待が膨らむ。

自己タイ記録で総合3位になった大石


◼️選手コメント

・臼木隼哉

ーーーレースを振り返って

 1ヶ月前に肉離れをしてしまって、復帰戦ということで、レースの感覚を掴みに行くというところで、自分の思い描いていたレースとは程遠いものになってしまったのですが、会場の雰囲気などは感じることができたので、ここから上げていければなと思います。


ーーー復帰戦ということでしたが、体の状態はいかがでしたか。

 もうちょっと自分の中ではいけるかなとは思っていて、タイム的にも今日は48秒かかってしまったんですけど、47秒前半くらいではいけると思っていたので、やっぱりレースに出ていない期間というのはマイナスになってしまったし、練習を積み重ねることの大切さを改めて実感しました。


ーーー前半シーズンを振り返って

 4月に自己ベストを更新して、46秒台を出して、日本選手権標準(記録)を突破してというところで、充実した前半シーズンにはなったんですけど、日本選手権前に肉離れをしてしまってそこからは落ち気味というか、良い締めくくりはできなかったので、そこは悔しい気持ちはあります。でも、個人としては関東インカレでも入賞できましたし、怪我するまでは、良い形だったかなと思います。


ーーー今後に向けて

 まだここから、全日本インカレや、出るかはわからないですけど、日本選手権リレーなどの大きな東洋大学を背負って走る大会がまだいくつかあるので、そういったところで怪我を治して、しっかり走れるようにしていきたいです。


・栁田 聖人

ーー2日連続の試合となりましたがコンディションはいかがでしたか

 良い感じで練習も積めてたのでベスト更新だったりベスト近いタイムで走れたらなと思ったんですけど、ちょっとうまく走れなかったかなって感じです。


ーー今日の試合を振り返っていかがですか

 なんとなく全体的にキレがなく終わってしまった感じがあって良い時の感覚っていうのがまだ出てこないのでそこがタイムにつながってないかなと思います。


ーー昨日の実学対抗が1レーン今日が6レーンでしたがどちらが走りやすいなどはありますか

 6レーンの方が走りやすいです。でもシニアの大会とかになると自分のタイムだと一番内側か外側かって風になってしまうと思うので内側でも走れるようにって昨日は出場してやっぱり難しかったかなって感じです。


ーー今シーズン前半を振り返ってみてどうでしたか

 今年の目標は日本選手権出場だったので、(400mHを)49秒6で走れてそこはクリアできたんですけど1本しか49秒台で走れていないので早く2本、3本と49秒台で走ってそこを安定させていきたいなって感じです。


ーー今後の目標をお願いします

 後半シーズンで自己ベストを更新して、来年は日本選手権とか出場するだけではなくて上位の争いに食い込めるようにしたいです。


・萩原拓斗

ーーーレースを振り返っていかがでしたか

 300m地点までは上手く流れに乗ることができたか最後の直線で自分の弱さが出てしまった。


ーーー今シーズン前半を振り返っていかがですか

 長い怪我が続きましたが、ここ2、3週間でようやく走れるようになってきた印象です。


ーーー夏の練習で意識するポイントなどはありますか

 全体的な走力を上げることはもちろん、400mというレースを上手く走り切れるような技術的な練習に取り組みたい。


ーーー今後の目標をお願いします

 全カレが自分にとって最後の大きな舞台となると思うので、それに向けて悔いを残さないよう練習に励みたいと思います。


・服部冴汰郎

ーーーレースを振り返っていかがでしたか

 バックストレートで上手く抜けることが出来ず、最後も追い抜くことが出来ず、そのまま微妙な走りになってしまった。


ーーー400メートルの試合は久しぶりでしたが、練習での取り組みに違いはありましたか

 特になく、4年生で楽しむ感じで出ました。


ーーー今シーズン前半を振り返っていかがですか

 いい所が全然ないので後半は最後頑張ろうと思う。


ーーー今後の目標をお願いします

 北海道国体予選優勝!全カレ優勝!自己ベスト更新!


・重谷大樹

ーーーレースを振り返って

 とても楽しめたレースだった。走りに関しては60点といった感覚だが全カレに向けてマイルメンバーに名乗りをあげることができたと思う。


ーーー4年生で組んだチームでのレースとなったが

 同級生だからこそ気負わずに走ることが出来た。結果的には負けてしまったが思い出に残るような楽しめたレースだった。


ーーー400mという距離に対して、取り組みの変化は

 200の練習の一環として挑んだためこのレースに対して変化させたことは無いがいつもと違ういい刺激が入った。


ーーーラストイヤーにかける思い

 今まで上手くいかなかったぶん全日本インカレで100%の力を出し個人、リレーで優勝しなければならないと思う。


・新垣颯斗

ーーーレースを振り返って

 前に早稲田大学の選手がいてその選手に追いつくために前半からスピードをあげて走りました。ラスト100mで抜かせそうなところまで行けたけどあと少し届きませんでした。


ーーー4年生どうしで組んだチームでのレースとなったが

 大学ラストの年で4年生だけでマイルを走れてとても楽しかったです。2年先の時も同学年だけでマイルを走りましたが、その時とは違う緊張感がありました。最後の4年だけのマイルだったと思うので勝ち切りたかったです。


ーーーレースプランなどは

 決まったレースプランは無く、バトンを貰った時の状況で決めようと考えてました。自分がバトンを貰った時に早稲田の選手が少し離れていたのでラスト100で抜かすために前半からスピードを出すレースプランにしました。


ーーーラストイヤーにかける思い

 今まで全日本インカレのマイルの決勝でチームに貢献出来たことがないので、今年は、マイルリレーの優勝に貢献できるよう頑張ります。


・大石凌功

ーーーレースを振り返って

 最近スタートを改良していて、1ヶ月くらいしか経っていないんですけど、まだ完全にはまったわけではないんですけど、悪い時よりは全然出れるようになってきました。今回はそのスタートを確認するためのレースだったのですが、良いところもあり、悪いところもありという感じでした。


ーーー良かった点というのは

 自分の持ち味の後半はいつも通り発揮できて、先週の静岡県選手権でも自己ベストだったんですけど、その時に比べたら前半がまだ足りなかったので、そこは改善点かなと思います。


ーーー前半で足りない部分というのは

 スタートの飛び出しの部分は良かったんですけど、どうしても加速の部分で置いて行かれてしまうので、1番の課題かなと思います。


ーーー今後に向けて

 今シーズンの1番の目標は9月の全日本インカレで、そこに向けて1戦くらいは出る予定なので、そこまでしっかり前半の練習をもう少し積んで、全日本インカレで最高のパフォーマンスをできるようにしたいと思います。


TEXT・PHOTO=近藤結希、佐々木朋弥 



※掲載が遅れまして、誠に申し訳ございません

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