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第100回 日本学生選手権水泳競技大会
9月5日(木)〜9月8日(日)東京アクアティクスセンター
(4日目・予選)
男子50m自由形
3組
3着 髙橋 23”84
DNS 仮屋
女子100mバタフライ
5組
4着 福島 1’00”61
→全体10位でB決勝進出!
6組
9着 遠山 1’01”31
男子100mバタフライ
5組
5着 草野 54"49
女子200m平泳ぎ
4組
3着 水野 2'31"62
→全体15位でB決勝進出!
5着 池田 2'32"09
5組
8着 岡本 2'33"87
男子200m平泳ぎ
6組
2着 釜田 2'12"24
→全体8位で決勝進出!
6着 川人 2'14"92
7組
7着 井口 2'13"85
→全体16位でB決勝進出!
女子4×200mフリーリレー
4組
3着 山本-水野-中池-福島 8'15"36
→全体8位で決勝進出!
男子4×200mフリーリレー
2組
2着 松下-牧野-今村-福田 7'21"04
→全体5位で決勝進出!
(4日目・決勝)
女子100mバタフライ B決勝
1着 福島 1'00"11
女子200m平泳ぎ B決勝
4着 水野 2'30"53
男子200m平泳ぎ B決勝
4着 井口 2'12"96
男子200m平泳ぎ 決勝
3位 釜田 2'10"96
女子4×200mフリーリレー 決勝
6位 山本-水野-中池-福島 8'12"23
男子4×200mフリーリレー 決勝
3位 松下-坊岡-福田-牧野 7'18"03
男子学校対抗得点結果
5位 253.0点
女子学校対抗得点結果
6位 177.5点
9月8日、4日間にわたり行われている第 100回日本学生選手権水泳競技大会(以下、インカレ)が最終日を迎えた。東洋大からはリレーを含め4種目、16名の選手が出場。この日は、男女ともに4×200mフリーリレーで決勝に進出し、男子は銅メダルを獲得した。また、男子は総合5位、女子は総合6位と男女ともにシード権を獲得。それぞれが掲げていた目標を達成し、インカレが閉幕した。
初めに、男子 50m自由形に出場した主将の髙橋明裕(営4=淑徳)は3着でゴール。このレースを「いい泳ぎをしたかったんですけど、 ずっとタイムが出ていなかった中で久しぶりに 23 秒台が出たのでよかった」と振り返った。
女子 400mバタフライでは、遠山乃梨(国3=渋谷幕張)、福島心響(営 2=豊川)が出場。遠山は序盤からリードを許すと、その差を埋められず9着でゴール。 悔しさが残る結果となった。福島は予選を、自己ベストを更新して5着でフィニッシュ。全体 10 位でB決勝進出を決めた。 B決勝では、 序盤やや遅れたものの後半で競り上がり見事1位でフィニッシュ。レース後のインタビューでは、 「怪我で欠場した同期の仮屋(スポ2=関西)のために、全力で頑張りました」と語った。男子 100mバタフライでは草野光希(法3=湘南工大付)が4着でゴールした。
女子200m平泳ぎには岡本安未(法1=帝京大帝京)、池田りんか(営4=豊川)、水野響(営2=湘南工大付)が出場。水野は全体15位でB決勝進出を決めた。B決勝では「 惜しくも決勝に残れなかった2人の思いも背負って1つでも上の順位を目指して頑張った」という言葉通り、粘りの泳ぎを見せ4着でゴールした。
男子200m平泳ぎには釜田駿(国3=沼津学園飛龍)、川人玲温(営2=豊川)、井口大希(営2=札幌大谷)が出場。井口は自己ベストを更新し全体16位でB決勝に進出、B決勝でも自己ベストを更新して4着でゴール。釜田は全体8位で決勝進出を決めると、決勝では好調なスタートを切り、勢いをそのままに3位でゴールし銅メダルをつかみ取った。決勝後のインタビューでは 「全国大会で個人でメダルを取れてうれしい」と満面の笑みで語った。
銅メダルを獲得した釜田
インカレ最後の種目である4×200mフリーリレー。女子は予選を山本葉月(法4=花咲徳栄)、水野、中池菜緒(スポ1=金沢)、福島の4名で挑み、予選は全体8位で決勝進出を決めた。 決勝では副主将である山本が最初の 100mをトップで折り返し、2位で水野へつなぐと、続く水野、中池、福島らもシード権死守のために粘りの泳ぎを見せ、6位でゴールした。
レース後の女子4×200mフリーリレーメンバー
男子4×200mフリーリレーの予選は松下知之(国1=宇都宮南)、牧野航介(営2=湘南工大付)、今村陽向(スポ1=日大豊山)、福田圭吾(国2=武南)の4名で挑み、全体5位で決勝進出を決めた。決勝ではメンバーを変え、松下、坊岡優眞(済3=市立太田)、福田、牧野らの4名で挑んだ。第1泳者の松下が後半追い上げ3位で坊岡へつなぐと、続く坊岡、福田も接戦の中粘りの泳ぎをみせる。そして、4位で最終泳者の牧野へつなぐと、力強い泳ぎで激しい競り合いを制し、見事3位でゴールし銅メダルを獲得した。
男子4×200mフリーリレー・(左から)松下、坊岡、福田、牧野
4年生にとっては最後のインカレが閉幕した。特に1、2年生の活躍が目立った今大会。主将の髙橋は東洋大のチームを「「下級生を中心にフレッシュで男女分け隔てなく、 全員が仲良いまとまりのあるチーム」だと語る。今後の東洋大学水泳部の更なる躍進に期待したい。
チームメイトに声援を送る選手たち
♢コメント
遠山乃梨 (国3=渋谷幕張)
ーーレースを振り返って
率直に今回のインカレは悔しい結果で終わってしまったなっていう感想です。
ーー今日のコンディションは
調子はアップした感じはまあまあかなという感じで、 ただ準備が足りなかったのかなっていう風に思って います。
ーー今後の目標は
今回のインカレが終わったら最上級生になって、 ラスト1年になるので、 1番いい形で終われるように準備していきたいです。
岡本安未 (法1=帝京大帝京)
ーーレースプランは
今日は1日目の4個メに出て、 今日4日目にブレ(平泳ぎ)に出させていただいたんですけど、 その4個メ が思っているより全然結果が出なかったので、 今日はとりあえずベストを出せるように、 いつも前半から行 くの苦手なんですけど、 今日は前半から行けた気がします。
ーー今朝のコンディションは
特にいいとか悪いとかはなくて、 いつも通り普通かなっていう感じでした。
ーー今後の目標は
今年は1年目すごい辛いと思いとか、 同期だったり先輩が活躍している姿を目の前で見て、 感動というよ りすごい刺激だったり、 自分の足りないところとかがはっきりわかった大会だったので、 来年はしっかり端 のレーンじゃなくてなるべく真ん中の方で決勝に残って、 ガウンを着れるようにします。
井口大希 (営2=札幌大谷)
ーーレースを振り返って
緊張していたんですけど、 落ち着いた泳ぎができて、 ベストも更新できたのでよかったかなと思います。
ーー今日のレースプラン
最初の100mちょっと突っ込んで、 100mから150m耐えて、 ラスト50m上げるっていうレースプランに していました。
ーー2度目のインカレ、 去年との違いはあったか
チームのためにっていう思いがすごく強くて、 緊張も倍くらいしましたし、 去年より応援が力になりました。
TEXT=高梨美遼、PHOTO=高梨美遼、鈴木真央、望月桜