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2024.09.16
ラグビー

[ラグビー]「鬼のモール」発揮し52得点!!今季初白星を挙げる

関東大学ラグビーリーグ戦1部第2節

会場:熊谷ラグビー場


○東洋大 52{26-10、26-33}43 法大


番号

Pos.

名前

1

PR

笠巻晴太(済4=北越)

2

HO

小泉柊人(済3=目黒学院)

3

PR

石川槙人(総4=日本航空石川)

4

LO

栗原大地(総3=伊勢崎興陽)

5


ジュアン・ウーストハイゼン(総3=Helpmekaar College)

6

FL

金井悠隼(スポ2=東海大相模)

7


森山海宇オスティン(総3=目黒学院)

8

NO8

ステファン・ヴァハフォラウ(総3=札幌山の手)

9

SH

飯島乾太(ラ4=目黒学院)

10

SO

天羽進亮(済3=城東)

11

WTB

モリース・マークス(総4=Hoërskool Noordheuwel)

12

CTB

佐藤航大(済4=北越)

13


浅尾至音(スポ2=城東)

14

WTB

平田魁生(済3=川越東)

15

FB

坂本琥珀(総2=仙台育英)

16

Re.

前川嵩登(済4=日体大荏原)

17


後藤大樹(総4=関商工)

18


高嶋大夢(総3=関商工)

19


山岡快翔(総2=関商工)

20


マタリキ・チャニングス(総4=HestingsBoys)

21


生田旭(総1=国学院栃木)

22


アダム・タマティ(総3=Sacred Heart College)

23


土田修也(総4=岐阜聖徳)



 関東大学ラグビーリーグ戦1部の第2節が15日、熊谷ラグビー場で行われた。法大との対戦となった今節、東洋大は立ち上がりから勢いをつけ、小泉がハットトリックなど合計52得点を積み上げる。後半は法大が巻き返しにかかるも、終始「鬼のモール」で攻めの姿勢を保ち続けた東洋大が勝利し、今季1勝目を挙げた。


インゴールへ踏み込む小泉


 試合はいきなり動いた。立ち上がりから東洋大が敵陣へ攻め込むと、パスを素早く回していき、3分に浅尾が突っ込んで先制トライを挙げる。さらに6分、モリースにボールが渡るとインゴールへ猛進。3人のディフェンスを振り切ってエースの貫録を感じさせるトライを見せた。


 一気に2トライを挙げるも流れには乗り切れず、12分にPG、27分にはトライを許し、9点差まで迫られるが、ここから東洋大の強みである「鬼のモール」を発揮。33分、インゴール間近でのラインアウトを成功させるとモールを展開し小泉がトライ。前半終了間際でも軽快なパスさばきで敵陣へ進んでいくと、坂本が相手を振りほどいてインゴールに飛び込み、26-10で試合を折り返した。



インゴールへ攻める坂本



 ハーフタイムを終え迎えた後半は、一時28点差までリードを広げるも、法大の粘り強い巻き返しに苦しんだ。

3分、9分に東洋大が連続トライを挙げ、点差を28まで広げる。

 このまま突き放したい東洋大だが、法大も粘りを見せ、一進一退のクロスゲームを展開。36分の時点で23点差のリードを保ったが、試合終了間際に相手に2トライを許し9点差まで迫られノーサイド。相手の粘りに苦しんだが、終始モールで攻めの体勢を作り小泉のハットトリック達成、さらに天羽のキック成功率が71.4%にまで上がり着実に点数を積み上げた東洋大が52-43で勝利。今季1勝目を挙げた。



トライ後に喜ぶ選手たち




 1部3年目で初めて落とした開幕戦から1週間、「自分たちがいつも通りのプレーをいつも通りできるようにというところにフォーカスした」という東洋大。部の理念である「凡事徹底」を貫き、チームはいい方向に向いていった。今季1勝目に喜びを感じるも、最後に2度トライを許してしまったことは課題となる一戦。次節は10月6日、流経大と対戦する。チームの勝利のために、最後は笑って終わるために、充実の3週間を彩る。





◾︎コメント

◇福永昇三監督

(試合を振り返って)

たいへん気温が高い中でしたけれども、お越ししていただいてありがとうございます。選手たちの頑張りで今季1勝目を挙げることができてほっとしているというところです。

(立ち上がりから勢いが見えたが)

一つひとつ我々の理念である「凡事徹底」を見直そういうところで、本当に基礎の練習をゆっくり体に負荷がかからないような練習をして、ほめたたえ合おうというところを重視して、自分たちがいつも通りのプレーをいつも通りできるようにというところにフォーカスして。「リーグ戦は始まったばかりだからまた一つひとつ丁寧に戦っていって最後に笑おうじゃないか」話続けていました。


◇笠巻晴太主将

(試合を振り返って)

まずは1勝目ということで、勝ててよかったと思う部分はあるんですけど、ので。それを次の試合までの3週間で体のケアをするとともに課題を一つひとつ潰していけたらなと思います。

(前節できなかったとおっしゃていた「FWプレーで圧倒」は)

モールでのトライは重ねることができたので前節に比べたら修正はできたのかなと感じたんですけど、スクラムの部分で最後ペナルティを取られてしまったりまだまだ修正できるところがあると思うので修正していきたいです。


◇森山海宇オスティン選手

(試合を振り返って)

第2戦勝てて良かったんですけど、最後のところでトライを取られてしまったので、そういった修正点を詰めていけたらと思います。





[次節試合予定]

10月6日(日) vs 流経大

会場:龍ケ崎フィールド 14:00キックオフ




TEXT=北川未藍 PHOTO=福富善