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関東大学ラグビージュニア選手権カテゴリー3
会場:中央大学ラグビーグラウンド
○東洋大 34{5-25、29-14}39 中大
番号 | Pos. | 名前 |
1 | PR | 松下勇次郎(総3=筑紫) |
2 | HO | 山下源也(スポ1=熊本工業) |
3 | PR | 岡田恭和(スポ1=脇町) |
4 | LO | 山岡快翔(総2=関商工) |
5 | 栗原大地(総3=伊勢崎興陽) | |
6 | FL | 植田宗優(済3=筑紫) |
7 | 金井悠隼(スポ2=東海大相模) | |
8 | NO8 | アイザック・サイロ(総3=Scots Callege) |
9 | SH | 佐々木健人(総3=札幌山の手) |
10 | SO | 林星安(総3=目黒学院) |
11 | WTB | 平田魁生 (済3=川越東) |
12 | CTB | 五十嵐舜悟(総1=川越東) |
13 | アダム・タマティ(総3=Sacred Heart College) | |
14 | WTB | ボンド洋平(済4=東海大相模) |
15 | FB | ハビリ・テビタ (総1=東海大甲府) |
16 | Re. | 島田晃誠(総3=松山) |
17 | 黒須楓(総2=) | |
18 | 植松進之輔(総2=昌平) | |
19 | ナモア・ファタフェヒ(総2=桐生第一) | |
20 | ルナ仁鼓(総1=熊谷) | |
21 | 松嶋礼(総2=北越) | |
22 | 梅木颯斗 (総1=黒沢尻工業 ) | |
23 | 藤春大悟(総1=青森山田) |
第46回関東大学ジュニア選手権大会の第2節が中央大学ラグビーグラウンドで行われ、昨年の最終戦で惜敗して優勝を逃し、雪辱に燃える中大と対戦した。前半に連続でトライを許し、流れをつかむことに苦戦。後半は5連続トライを挙げ20点差をひっくり返したが、試合終了間際で相手に2トライを許し、34-39で逆転負け。悔しさの残る一戦となった。
インゴールへ飛び込むボンド
試合開始4分、CTBタマティがディフェンスを振り切って先制トライを決めた。しかし、東洋大のペナルティで中大に2度のPGを許してしまう。敵陣まで攻め込む場面はありながらも、得点を奪えない展開が続いた。22分から30分の間に中大に3連続トライを決められ、5‐25で前半が終了。中大の隙を見逃さない鋭いプレーに圧倒され、20点差を追いかける展開となった。
ボールキャリーで活躍したタマティ
後半は劣勢の東洋大が強さを発揮した。9分にSO林、11分にボンド、19分にSH佐々木が3連続トライ、林のコンバージョンキックが決まって22-25と追い上げた。その直後、PR松下がジャッカルを成功させた。さらに攻勢を続け、ボンドのトライで勝ち越し。勝利の期待が高まっていたが、試合終了間際に立て続けにトライを許してノーサイド。最後まで攻め続けたが、あと一歩及ばず悔しい敗戦となった。
後半に逆転するもわずか5点差で敗北となった今節。2トライを挙げたボンドは、「前半に流れを作り出せなかった」と悔しさをにじませた。
逆転負けを喫し、昨年の雪辱を果たす結果とはならなかったが、個々の選手の光ったプレーを見ることができた一戦となった。次節は2週間後の山梨学院との対決。この日の課題を修正し、白星をつかみ取りたい。
◾︎選手コメント
◇ボンド洋平選手
ーー2トライ上げたが自身の手ごたえは
前半にあまり流れを自分たちで作り出せなかったところが惜しかった。プレー的にも前半に何回かタックルミスがあったのが課題だと思う。後半は開始からチームを盛り上げるようなプレー、声掛けができたと思うのでそれは良かったと思います。
ーー後半巻き返していたがハーフタイムでの声掛けは
前半うまくいってなかったのは自分たちの不甲斐なさ、本来のプレーができれば流れを掴めると自信をみんな思っていたはずなので、体を当てる細かいプレーのところを全力出していこうと声をかけました。
ーー今試合の収穫は
接戦の中でプレーすることは普通の試合とは一味違う緊張感があってそこはこれからのシーズンに繋げていかなきゃいけない、今後はこのような接戦をものにできるように勝負強さを鍛えていきたいです。
◇佐々木健人選手
ーー試合の振り返りを
最初前半で相手の勢いにのまれてしまって自分たちの強みを出せず、後半巻き返せたんですけど、前半から勢いに乗れるようなアタックができたらなと思いました。
ーー自身のトライについては
嬉しく思うのと、仲間がでてくれた分しっかり自分がついていかなきゃって思ってみんなのおかげのトライですね。
ーー今後の目標は
ジュニアも公式戦もしっかり前半から勢いを作って最初から圧倒できるように頑張りたいです。
TEXT=福田和奏 PHOTO=北川未藍