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第98回関東大学サッカーリーグ戦1部第15節 東洋大vs日大
9月28日(土) 日本大学アスレティックパーク稲城サッカー場
○東洋大3-1日大
〈得点者〉(アシスト)
20分 稲村(湯之前)
59分 荒井(高橋輝)
89分 増田(高橋輝)
〈出場メンバー〉
▽GK
前田宙杜(国4=京都橘)
▽DF
梅澤魁翔(国4=大宮U-18)
稲村隼翔(国4=前橋育英)
荒井涼(国3=日大藤沢)→88分 内藤天志(国3=東海大相模)
中村琉聖(国2=横浜FC・Y)
▽MF
中山昂大(国4=大宮U-18)
新井悠太(国4=前橋育英)→81分 渡井翔琉(国4=千葉U-18)
田制裕作(国3=柏U-18)
湯之前匡央(国3=柏U-18)→85分 梅津凛太郎(国4=鹿島Y)
鍋島暖歩 (国3=長崎U-18)→70分 増田鈴太郎(国4=東海大相模)
▽FW
高橋輝(国2=大宮U-18)→90+5分 山之内佑成(国3=JFAアカデミー)
ヘディング弾で先制点を挙げたDF稲村
決勝点で喜び合うチーム東洋大
(写真提供=東洋大学体育会サッカー部)
9月28日、日大アスレティックパーク稲城サッカー場にて第98回関東大学サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)1部第15節が行われた。前節では春に敗戦した中大に雪辱を果たした東洋大。勢いのまま、DF稲村のヘディング弾など3-1で4連勝を飾った。
試合開始早々、左サイドで相手DFとMF新井が駆け引きをすると、その後ろから駆け上がったDF中村へパスが回る。そのまま中村はクロスを上げ、FW高橋輝がヘディングしたが、ここは相手GKにセーブされた。7分、再び東洋大にチャンスが訪れる。左サイドの新井が相手2枚を一瞬でかわし、ゴール右隅へ狙ったがまたしてもセーブされた。20分、相手DFのファールで東洋大がフリーキックを獲得。MF鍋島が高めのボールをペナルティーエリア内に送り、稲村の正確なヘディングで先制点を挙げた。その後は激しい攻防が続くも試合は動かず、1-0で前半を折り返した。
後半序盤、日大がビルドアップを作るも、東洋大は全員で後ろへ下がったり、ハイプレスを仕掛けたりして常に数的優位を作らせない。59分、MF増田とDF荒井の連係プレーで敵陣のペナルティーエリアに迫り、高橋輝のポストプレーを起点に荒井がゴールに突き刺した。しかしその直後、中盤で相手にパスを通され、1点を奪われてしまう。以降、相手ボールの時間が徐々に増え、東洋大が苦しむ展開になった。だが試合終了直前、東洋大のハイプレスで高橋輝がボールを奪うと、相手ゴールへ突進。フリーの増田へ冷静にパスを回し、試合を決定づけた。
今節は全員で勝ったという印象を受ける。ハイプレスをかけたり両サイドを走ったりするなど、全員で攻めて全員で守ったからこそ得た大きな勝利だ。リーグ戦も終盤に差し掛かり、これから一つ一つの試合が重要になる。
[次節試合予定]
第98回関東大学サッカーリーグ戦1部第16節
10月5日(土) vs東海大 東海大学湘南キャンパスサッカー場 14:00キックオフ
※関東大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルまたはジェイネットTVにてライブ配信も予定されています。
TEXT=北村友樹