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関東大学ラグビーリーグ戦1部第3節・流経大戦
会場:龍ヶ崎フィールド
1部復帰後からの公式戦対戦成績
0勝3敗
《詳細》
2023年度関東大学リーグ戦1部
●東洋大38 {14-28、24-19}47流経大
第12回関東大学春季交流大会Aグループ
●東洋大 21{21-0、17-22}29 流通経済大
2022年度関東大学リーグ戦1部
● 東洋大 29{17-21、12-10}31 流経大
番号 | Pos. | 名前 |
1 | PR | 笠巻晴太(済4=北越) |
2 | HO | 小泉柊人(済3=目黒学院) |
3 | PR | 石川槙人(総4=日本航空石川) |
4 | LO | マタリキ・チャニングス(総4=HestingsBoys) |
5 | ジュアン・ウーストハイゼン(総3=Helpmekaar College) | |
6 | FL | 植田宗優(済3=筑紫) |
7 | 森山海宇オスティン(総3=目黒学院) | |
8 | NO8 | 栗原大地(総3=伊勢崎興陽) |
9 | SH | 飯島乾太(ラ4=目黒学院) |
10 | SO | 天羽進亮(済3=城東) |
11 | WTB | モリース・マークス(総4=Hoërskool Noordheuwel) |
12 | CTB | 佐藤航大(済4=北越) |
13 | 浅尾至音(スポ2=城東) | |
14 | WTB | ボンド洋平(済4=東海大相模) |
15 | FB | 坂本琥珀(総2=仙台育英) |
16 | Re. | 小川雄大(済4=脇町) |
17 | 前川嵩登(済4=日体大荏原) | |
18 | 高嶋大夢(総3=関商工) | |
19 | 山岡快翔(総2=関商工) | |
20 | ステファン・ヴァハフォラウ(総3=札幌山の手) | |
21 | 生田旭(総1=国学院栃木) | |
22 | アダム・タマティ(総3=Sacred Heart College) | |
23 | 土田修也(総4=岐阜聖徳) |
前節、昨年度リーグ戦3位の法大を破った東洋大は6日、龍ケ崎フィールドにて第3節・流経大戦が行われる。両校ともに1勝1敗で迎える一戦。白星を挙げるのはどちらか。
東洋大のメンバーから見ていきたい。FWはジュニア選手権の開幕戦で先制トライを挙げたLOマタリキとFLの植田が今季初先発。リザーブにはPR小川が今季初のメンバー入りとなった。BKはWTBボンドが前節メンバーから退いたが、先発に最短復帰する。
前節行われた法大戦では、立ち上がりから流れをつかみ、開始10分以内に2トライを挙げるなど好プレーの連発で一時28点差までリードを広げたが、後半途中から相手の巻き返しに苦戦し、勝利はしたものの最後までリードを保ったまま勝ち切ることができなかったことが課題となった。
対する流経大はアタック力にたけている「ダイナミックラグビー」が特徴的だ。過去3度のリーグ戦優勝経験があり、前年度は準優勝しているチーム。今季は初戦で黒星を喫したが、2戦目の関学大では4トライ差で白星を挙げており、チームは状態を上げて今節の東洋大戦に臨んでくることが予想される。流経大のアタック力にのみ込まれないために、東洋大は一体感を出して隙を与えないディフェンスを展開していくことがカギとなるだろう。
今節東洋大で注目すべきは、前節POMに選出された森山だ。今季は開幕戦から2試合連続で相手のディフェンスをはじき、独走トライを決めるパワフルなプレーを披露した。もともとディフェンスを強みとするタックラー。今年はフィジカルに磨きを上げたことでアタック面でも成長を見せ、チームの突破口として躍動している。
今年も混戦となったリーグ戦。どのチームにもチャンスがある中、どれだけ東洋大らしいプレーを発揮できるか。チーム全体がひとつとなって「一戦必勝」で突き進む。
TEXT/PHOTO=北川未藍