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第38回関東大学女子サッカーリーグ戦1部後期第8節 東洋大vs日大
10月12日(土) スポーツ日大アスレティックパーク稲城
◯東洋大1-0日大
〈得点者〉(アシスト)
35分 高岡(田中)
〈出場メンバー〉
▽GK
徳山筒子(食1=エルフェン埼玉マリ)
▽DF
長尾ののか(食2=大商学園)→62分 大箸桜子(食2=常葉大付橘)
松浦加奈(食1=大商学園)→89分 平原花珠(食2=京都精華学園)
楠さやみ(食1=セレッソ大阪ヤンマーレディース)→70分 宮下紗和(食2=常盤木学園)
▽MF
今西那歩(食4=INAC神戸レオンチーナ)
田中結衣(食3=健大高崎)
宮本妃菜里(食4=大商学園)
石塚木乃葉(食4=エルフェン埼玉マリ)
柳原さくら(食1=大商学園)
▽FW
小林莉々子(食4=常葉大付橘)→70分 北岡梨愛里(食3=大商学園)
高岡澪(食1=藤枝順心)
重要な一戦でゴールを決めた高岡
途中出場でチームの勝利に貢献した北岡
(写真提供=東洋大学体育会サッカー部女子部)
シーズンも終盤を迎えた第38回関東大学女子サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)1部後期第8節は日大とアウェーで対戦。試合は攻め込まれる場面が多かったが、35分にFW高岡のヘディング弾が決まると、なんとかその1点を守り抜き1-0で辛勝した。
試合序盤からグラウンドには両チームへ大きな声援が響き渡った。東洋大はサイドにパスを振りながら、縦パスやロングパスも入れ、ゴールの機会をうかがう。21分、左サイドで相手にドリブル突破を許すと、ペナルティーエリアに侵入された。しかし、ここはやや遠めのシュートをGK徳山がしっかり弾いてセーブ。代わって35分、敵陣で相手のスローインをカットすると、コーナーの少し手前からMF田中がクロスを上げる。ゴール前に入ってきたこのボールを、相手DFの背後を取った高岡が高さを生かしたヘディングで押し込み、先制点を奪った。その後は、自陣で日大にパスを回される時間が続くも、集中して対応し1-0で前半を終えた。
後半に入り日差しが強くなる中、追加点がほしい東洋大。しかし、日大がよりアグレッシブにゴールへ迫る。70分、DF宮下とMF北岡を投入すると、その直後にピンチが訪れた。コート中央で日大にボールが渡り、すかさず縦パスを入れられてしまう。この攻撃にDF陣が追いつけず、徳山が飛び出して足でボールを弾く。これをゴール前に詰めていた相手が空いているゴールへシュート。放たれたボールはクロスバーに直撃し、間一髪で同点のピンチをしのいだ。東洋大は83分にも連続でCKを許したが、選手全員が最後まで集中を切らさず、勝ち点3をもぎ取った。
次戦はリーグ優勝をかけ、現在リーグ2位につける山学大とホームで対戦する。仲間や家族の応援を支えに、東洋大らしいサッカーでぜひとも勝利をつかんでほしい。
[次節試合予定]
第38回関東大学女子サッカーリーグ戦1部後期第9節
10月19日(土) vs山学大 東洋大学朝霞キャンパス・サッカー場 18:00キックオフ
※全日本大学女子サッカー連盟公式Youtubeチャンネルにてライブ配信も予定されています。
TEXT=青柳そよか