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10月31日(木)
東洋大学川越キャンパス野球部寮
小久保監督のサインボールとホークスのグッズを手に撮影した岩崎
福山龍太郎アマスカウトチーフ、宮田善久アマスカウト、岩崎のフォトセッション
指名挨拶を受けた岩崎と井上監督
10月24日に行われたプロ野球ドラフト会議2024で福岡ソフトバンクホークスから第6巡目で指名を受けた岩崎峻典(総4=履正社)が今日、東洋大学川越キャンパスで指名挨拶を受けた。
プロ野球の世界は幼い頃から追いかけ続けた夢。その夢が遂にかない、岩崎は笑顔で指名挨拶を受けた。お祝いメッセージは2000件を超え、「いろんな人からお世話になった」と感謝の気持ちをほとばしる。プロ1年目の目標は「新人王」。メンタルの強さと落ち着いた投球を武器に、プロの世界へ飛び込む。
◾︎コメント
・岩崎(総4=履正社)
ーー心境は
お祝いのメッセージがまだ続いていて、いろんな人からお世話になったんだなと思います。(お祝いのメッセージは)2000件くらい。
ーー4年間で一番成長したのは
技術面でももちろん成長したんですけど、野球に取り組む姿勢、技術面以外での面で4年間成長できたと思います。
ーーソフトバンクで一番印象に残っている選手は
一番は柳田選手です。フルスイングで観客を魅了する選手なので。
あとは、僕の(履正社高校時代の)同級生田上選手です。指名されてから会見場に行くまでに電話がかかってきて、親よりも最初に連絡を折り返しました。
ーー学びたいことは
有原選手からピッチングの技術や取り組む姿勢を学びたいです。
ーー九州に行ったことは
旅行で一回。(イメージは)食べ物がおいしかったです。ラーメンを食べました。
ーープロ入りに向けて鍛えたいところは
入れ替え戦が控えているので、そこに合わせていくのと、自分は体がまだ大きいほうじゃないので筋力アップを重点的に鍛えていきたいです。
ーー注目してほしいところは
試合で投げているときの表情とか、あまり物怖じしないところです。(メンタルは)強いという自覚はないんですけど、あまりびびらないのでそこは持ち味かなと思います。むかしから物事を深く考えすぎないので、それを試合中にもできます。
ーー球団の方からかけられた言葉で一番印象的だったのは
気持ちの強いところを買っていただいて。それをこれからも強みとしていけたらと思います。
ーープロ1年目の意気込みを
1年目から新人王を取るつもりで準備していくので、だれにも負けたくないという気持ちです。
・福山スカウト
ーー岩崎のメンタルの強い部分は
そうですね、経験値も持っていますし。正直この順位で獲得できたことが不思議だなというくらい評価をさせてもらっています。
ーー経験値は
ピッチャーが不利な状況下でもコントロールミスなく投げてきたり、大胆な姿勢が具体的なところで感じますし、大舞台でもつながってくると。(即戦力での期待は)ピッチングのレベルが高い子なので彼に対するアピール材料としては先発候補でもチャレンジできるし、セットアッパーでもいけるような。投球フォーム的にも落ち着いた投球ができて、長いイニングにも適した投法をしているので両方の適性を持っています。
ーー目を引いた部分は
カットボールが武器のピッチャーなので、横の揺さぶりをうまく使いながらというのが彼の持ち味で、踏み込んでくるバッターには胸元をついてくるのが強気なスタイルで、こういう形でご縁をいただけて、本当に楽しみにしています。
TEXT/PHOTO=北川未藍