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2024.11.09
ラグビー

[ラグビー] 「リンク」を合言葉に目の前の敵を打ち砕く!!関東大学ラグビーリーグ戦1部第6節・立正大戦展望

1部昇格後からの公式戦対戦成績

3勝0敗

≪詳細≫

2023年度関東大学リーグ戦1部

○東洋大 40{19ー14、21ー7}21立正大


2022年度関東大学リーグ戦1部

○ 東洋大 34{26-7、8-14}21 立正大


第11回関東大学春季交流大会Cグループ

〇 東洋大 29{12ー7、17ー15} 22立正大



番号

Pos.

名前

1

PR

笠巻晴太(済4=北越)

2

HO

小泉柊人(済3=目黒学院)

3

PR

石川槙人(総4=日本航空石川)

4

LO

栗原大地(総3=伊勢崎興陽)

5


マタリキ・チャニングス(総4=HestingsBoys)

6

FL

植田宗優(済3=筑紫)

7


森山海宇オスティン(総3=目黒学院)

8

NO8

ステファン・ヴァハフォラウ(総3=札幌山の手)

9

SH

生田旭(総1=国学院栃木)

10

SO

天羽進亮(済3=城東)

11

WTB 

平田魁生(済3=川越東)

12

CTB

アダム・タマティ(総3=Sacred Heart College)

13


浅尾至音(スポ2=城東)

14

WTB

ボンド洋平(済4=東海大相模)

15

FB

坂本琥珀(総2=仙台育英)

16

Re.

小川雄大(済4=脇町)

17


前川嵩登(済4=日体大荏原)

18


阿部正英(総1=三本木農業)

19


ジュアン・ウーストハイゼン(総3=Helpmekaar College)

20


金井悠隼(スポ2=東海大相模)

21


佐々木健人(総3=札幌山の手)

22


テビタ・ハビリ(総1=東海大甲府)

23


佐藤航大(済4=北越)




 第2節から連勝を重ね、リーグ戦2位に浮上した東洋大はあす、足利ガスグラウンドで同6位の立正大と対戦する。エースであるモリースが不在の中でも連係のとれたプレーで個々の持ち味を発揮し、昨年の上位チームに対して白星を飾ってきた東洋大。今節も「リンク」を合言葉に目の前の敵を打ち砕く。



 


 東洋大は先発、リザーブともにいくつかのメンバーチェンジ。平田が今季2度目の先発入りを果たし、リザーブには阿部が公式戦初メンバー入りで途中出場すれば大学デビュー戦となる。これまではひときわ目立つ大きな声援で東洋大フィフティーンに追い風を吹かせた阿部。今節は自らのプレーで勝利を目指す。ジュニア戦に出場しアピールを続けた佐々木もリザーブに入った。


熱い声援を送る阿部(手前左)


 前節、東洋大は2部から昇格し「勢いのあるチーム」と警戒した関学大に30点差をつけて勝利。前半から連係の取れたパスワークを発揮して相手を圧倒したが、後半はモールで押されて得点を許す場面があったことが課題となっている。


 対して立正大は前節日大と対戦し、32ー33で敗戦したことで入れ替え戦圏内に。今季6トライを記録しているヴィリケサを筆頭に伝統となってきた「前に出るアタックとディフェンス」 で食らいついてくるだろう。



モールを展開するFW陣


 

 コミュニケーションを欠かさず、連係のとれたプレーで白星を挙げる東洋大は、今節も全選手がキープレーヤーとなる。中でも注目選手筆頭はタマティだ。エースであるモリースが不在の中、留学生同士の激しいメンバー争いを制し、先発の座を射止めたタマティ。第5節から12番を背負い、昨年覇者の東海大を相手にトライを決めるなど光るプレーを見せている。指揮官も「かなり期待しています」と太鼓判を押す新たなエース候補。今節も強靭(きょうじん)なフィジカルを武器に、東洋大を勝利に導いてくれることを期待したい。



インゴールに滑り込むタマティ



 他力ながらも優勝の可能性が残されている東洋大。今節も一体感のあるプレーで相手を圧倒し「勝ち点6」を積み上げ、優勝への望みをつなげたい。



 



TEXT/PHOTO=北川未藍