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1部昇格後対戦成績(15人制)
2勝1敗
≪詳細≫
第13回関東大学春季交流大会
○東洋大 31{12-17、19-7}24 日大
2023年度関東大学リーグ戦1部
●東洋大 12{12-12、0-8}20 日大
2022年度関東大学リーグ戦1部
○ 東洋大 33{21-16、12-16}32 日大
| Pos. | 名前 |
1 | PR | 笠巻晴太(済4=北越) |
2 | HO | 小泉柊人(済3=目黒学院) |
3 | PR | 石川槙人(総4=日本航空石川) |
4 | LO | 山岡快翔(総2=関商工) |
5 | ジュアン・ウーストハイゼン(総3=Helpmekaar College) | |
6 | FL | 植田宗優(済3=筑紫) |
7 | 森山海宇オスティン(総3=目黒学院) | |
8 | NO8 | 栗原大地(総3=伊勢崎興陽) |
9 | SH | 生田旭(総1=国学院栃木) |
10 | SO | 天羽進亮(済3=城東) |
11 | WTB | モリース・マークス(総4= Hoërskool Noordheuwel) |
12 | CTB | アダム・タマティ(総3=Sacred Heart College) |
13 | 佐藤航大(済4=北越) | |
14 | WTB | ボンド洋平(済4=東海大相模) |
15 | FB | 坂本琥珀(総2=仙台育英) |
16 | Re. | 小川雄大(済4=脇町) |
17 | 前川嵩登(済4=日体大荏原) | |
18 | 岡田恭和(スポ1=脇町) | |
19 | ステファン・ヴァハフォラウ(総3=札幌山の手) | |
20 | 金井悠隼(スポ2=東海大相模) | |
21 | 飯島乾太(ラ4=目黒学院) | |
22 | 土田修也(総4=岐阜聖徳) | |
23 | 五十嵐舜吾(総1=川越東) |
運命のような一戦だ。昨年「勝てば選手権出場」という状況で日大と最終節で対戦。今年も同じ状況で日大とのリーグ戦最終対決に挑む。東洋大は昨年の雪辱を果たし、2年ぶりの大舞台に進むことはできるか。
スクラムを組む笠巻
今節はメンバーを大きく変更。FWは4番に山岡が開幕戦ぶりに先発し、ウーストハイゼンは3試合ぶりに先発となる。BKはエースであるモリースがけがから復帰。リザーブには岡田、飯島、土田が2試合ぶりのメンバー入り、五十嵐が15人制初のメンバー入りとなった。
昨年の日大戦はFWプレーで苦戦し、東洋大らしいプレーができなかった。強みであるモールでは一度もトライを取ることができず、この日のトライゲッターはモリースのみ。あと一歩で大学選手権出場の権利を手にするところだったが、黒星を喫(きっ)し不完全燃焼に終わり、シーズンが閉幕した。
昨年の最終節、客席にお辞儀をするフィフティーン
今節の東洋大キープレーヤーは先発するウーストハイゼン、モリース、タマティの留学生3本柱だ。211cmの長身を誇るウーストハイゼンは132㌔の巨漢。今季はリザーブ出場が多かったが、昨年度ベストフィフティーン選出や6月末に行われた東西学生対抗戦ではラインアウトで東軍を優位に立たせるなど実力は証明済み。今節もラインアウトで相手を脅威にさらしたい。
モリース、タマティはともにチームの突破口としてチャンスメイクが光るプレーヤー。モリースはキックを駆使したランが強みだ。タマティは東海大戦から先発に定着。自陣からボールを持ち出しチャンスを何度も作り、間違いなくチームの柱となっている。また、モリースとタマティがそろって先発するのは初。今まで以上の攻撃力を見せてくれそうだ。
この3人を中心にスクラムやモールなどのFWプレーでも力を発揮して勝利を引き寄せたい。
敵陣へ攻め込むモリース
悔し涙を流したあの日から、その屈辱を糧にコツコツと努力を積み上げてきた東洋大。今季は「歴史的大混戦」と呼ばれる状況下でも、笠巻主将を筆頭に昨年王者撃破や流経大戦初勝利など何度も高い壁を乗り越えてきた。この大混戦を勝ち抜くのは鉄紺であってほしい。運命の最終戦は明日、14時に火ぶたを切る。
TEXT/PHOTO=北川未藍