スポトウ｜東洋大学スポーツ新聞編集部

関東大学リーグ戦１部ベスト15が発表され、東洋大からFL森山海宇オスティン(総３＝目黒学院)とPR笠巻晴太（済４＝北越）が初選出された。

　笠巻(左)と森山

　笠巻は背番号１を背負い、チーム内でも大きな存在感を放つ。今季は全試合で先発し、スクラムなどのセットプレーを引っ張った。最終節ではベンチに下がってからも１人座らずピッチ内に声をかけ、チームを鼓舞し続けた。

　今季の目標は「恩返し」。「関わってきてくれた人たちに“恩返し”できれば」と大学選手権を見据えた。キャプテンとして、最終学年を有終の美で飾ることができるか。悔いが残らぬようチームのために全力で戦う。

　森山は１年次から活躍し、メンバー入り。2年次にはリーグ戦全試合に先発し、今季も全試合で先発した。ハンドオフの反動で一気に加速し、トライを狙うパワフルなプレーや強烈なタックルを繰り出すのが強みの選手である。試合中には、横たわる相手選手に手を差し伸べるスポーツマンシップあふれる場面も見られた。来季は最高学年になる森山。どこまで成長し、どんな活躍を見せてくれるのか、目が離せない。

◾︎選手コメント

◇森山海宇オスティン

（ベスト15に選ばれましたが、手応えは）

手応えはあまりないですけど、選ばれて嬉しいです。

（初準優勝となりました、率直な気持ちをお願いします）

めっちゃ嬉しいです。

（後半勢いに乗った起点はなんでしたか）

後半から入ってきたメンバーとかが結構盛り上げてくれて、日大の雰囲気に勝つことができました。

（選手権に向けての意気込み）

行ったらまず１試合勝って、自分が１年生の時なので２年前、１試合目で負けちゃったので、今年は１試合勝って、そのまま優勝まで行くっていうのを目指してます。

TEXT=福田和奏　PHOTO=福田和奏、北川未藍