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第73回全日本大学サッカー選手権大会 決勝ラウンド
12月14日(土)、16日(月)、18日(水) 岐阜メモリアルセンター長良川メドウ
第1節 ◯東洋大1-0関西大
〈得点者〉(アシスト)
90分+6分 増田
第2節 ◯東洋大3-0常葉大
〈得点者〉(アシスト)
17分 南(増田)
66分 増田(依田)
76分 田制
第3節 ●東洋大0-1日大
第3節で、円陣を組む東洋大サッカー部
14日、第73回全日本大学サッカー選手権大会(以下、インカレ)の決勝ラウンドがスタートした。東洋大は、第1節の関西大戦に後半アディショナルタイムの得点で勝利すると、第2節を常葉大に3-0と快勝し、第3節は日大に惜敗。得失点差で日大を上回って、グループD1位で準々決勝進出を決めた。
第1節・関西大との一戦は、前半から積極的な攻撃を見せるも、あと一歩のところでシュートを決められず。後半も長くボールを保持して、幾度となくCKを獲得するが、得点できないもどかしい時間が続いた。そんな中、勝負を決めたのは途中出場の4年MF増田(国4=東海大相模)。相手DFが左サイドの密集に気を取られている中、相手の裏へうまく走り込み、短いチャンスをものにする劇的な決勝弾を放った。
中1日で臨んだ第2節・常葉大戦では、右サイドでの流れるようなワンタッチのパス回しから、スタメンに起用されたMF南(国4=日体大柏)が先制ゴールを決め、チームに勢いをもたらす。その後も、増田の2戦連発となる追加点、MF田制(国3=柏U-18)のダメ押しとなる3点目が決まり、3-0で快勝。
日大に惜敗も、堅い守備で準々決勝へ
(写真提供=東洋大学体育会サッカー部)
そして、決勝ラウンド最後の試合となる第3節は、同じ関東リーグ1部に所属する日大と対戦した。東洋大にとっては、今季2勝している相性の良い相手だったが、90+3分に守備のわずかな間を抜かれ、失点。グループステージ3連勝とはいかなかったが、得失点差で日大を上回り、グループDを1位で通過した。
ここからは負ければ終わりのノックアウトステージ。22日に行われる準々決勝では、大体大と対戦する。チームが目指す日本一まで、あと3勝。過去最強のチーム東洋大が伝説を残す瞬間を見たい。
[次節試合予定]
第73回全日本大学サッカー選手権大会 準々決勝
12月22日(日) vs大体大 さくらスタジアム 10:30キックオフ
※全日本大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルにてライブ配信も予定されています。
TEXT=青柳そよか