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卒業企画10日目 バスケ部
「1部昇格」を目標に掲げ挑んだ第100回関東大学バスケットボールリーグ戦。2位以上で1部入れ替え戦に参入できる中、最終結果4位と惜しくも悲願は達成できなかった。今回は、引退を迎えた4年生にインタビューを実施し、大学バスケ4年間を振り返ってもらった。
バスケ部卒業インタビュー最終日は長野孝太郎(済4=成立学園)と共にキャプテンを務め、チームをけん引した佐藤星来(済4=高知中央)。プレーではチームのエースとして圧倒的な得点力に加え、ポイントガードとしても常にプレーをコントロールし、チームに貢献した。
11月には、B2福島ファイヤーボンズ入団が決定し、新たなステージへと踏み出した。
◼︎佐藤星来
ーー大学バスケ4年間を振り返って
嬉しい思いや悔しい思い、色々な経験を経て沢山大切なことを学び、プレーだけでは無く身も心も大きく成 長した4年間だったと思います。
ーー今後の進路について
Bリーグに挑戦したいと思ってます。
ーー4年間一緒に戦ってきた同期の存在について
入学当初は全員体も貧弱で気持ちも弱々しかったけど、厳しいトレーニングや練習を一緒に乗り越えて最後の年には頼もしく成長し、結果は思う様には出なかったけど、みんなと同期で良かったなと思っています。
ーーダブルキャプテンはそれぞれどんな役割でどんな存在だったか
僕自身キャプテンらしい働きができていたかはわからないけど、何か言わなければいけない事に気づいた時にお互い行動するようにしていました。長野が率先して声がけをしてくれていたので頼もしい存在でずっと助けられてばかりでした。
ーー背番号の由来
父が現役時代付けていた番号であり自分のラッキーナンバーでもあるから。
ーー東洋大学の決め手と入学して良かったこと
素晴らしい環境です。体育館の目の前にある寮や立派なウエイトルーム、綺麗なコートなどが完備されていて、バスケに集中できる様々な環境が整っていたので、上手くそれを活用して4年間大きな怪我なく体のコンディションを維持する事ができました。
ーー1番心に残っている試合やエピソード
1年生の時に入学して初めてやった練習試合です。相手のディフェンスの圧に立て続けにミスを連発してコーチから耳を塞ぎたくなる様な激を終始飛ばされてすごく悔しい思いをしたのを覚えていて、その試合から学んだことが4年間多くの場面で活かされたので大きく印象に残っています。
ーー違うアスリートになるなら挑戦してみたい競技
小学校の頃は野球だったので、野球の道を選んでたらどうなってたのかなと思う事はありますが、バスケが 1番好きなので他の競技を選ぶ選択肢があったとしても結局バスケを選びます。
ーー好きなバスケ選手
富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)、コービーブライアント選手(元ロサンゼルス・レーカーズ)
ーー期待している後輩とその理由
清水挙(済3=東山)、霜越洸太郎(スポ2=藤枝明誠)同じPGの後輩2人に先輩として何か残すことができたかはわかりませんが、それぞれプレースタイルも得意な事も違うのでPG2人でチームを引っ張って欲しいと思っています。
ーー後輩へメッセージ
これから向かえている厳しいトレーニングや練習で強い気持ちと身体を作り上げて怪我なく大学バスケを最後まで楽しんで下さい!
みんななら必ず目標達成できると信じています! お互いこれからも頑張りましょー!
TEXT=工藤空 PHOTO=鈴木真央