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卒業企画19日目
ラグビー部編最終日を飾るのは、東洋大ラグビー部の顔として背中で仲間をけん引してきた笠巻晴太(済4=北越)だ。スポトウがこの1年間、笠巻にインタビューを行った回数は実に14回。勝った時も負けた時も、状況を問わず取材に応えてきた。取材を受けたくない、そう思った日もあったかもしれない。それでも、スポトウにどのような結果の時にも思いを語ってくれた笠巻。その姿にはラグビーと真剣に向き合う「ひたむき」な姿勢があった。
「ついこの前入部したような感覚で、あっという間だった」という4年間。笠巻晴太のラストインタビューをお届けする。
笠巻の4年間を表す言葉は「ひたむき」
ーー4年間を振り返って
ついこの前入部したような感覚で、あっという間でした。ラグビー部に入って活動して、人間としてとても成長できました。
ーー4年間で最も思い出に残っていることは
自分たちの代で大学選手権に出場することができたこと。前年の悔しさをバネに少しでも恩返しできたと思います。
ーー色紙に書いた言葉について
ラグビーが上手いわけでも、強かったわけでもないので、自分のやるべき仕事とそれに合うトレーニングをひたすらやり続ければ自分でも素晴らしい舞台で試合ができるということを実感できたので、ひたむきにしました。
ーー東洋大ラグビー部で過ごして最も成長したところは
最も成長したことは、人としての大きさが成長できたと思います。誰かのために自分が行動する大切さやそれによって得られる充実感など特に学べたと思います。また、得られたものは4年間一緒にやってきた仲間を得られたと思います。
ーー4年間ともに過した同期にメッセージを
大変なこともたくさんあったけど、それ以上に楽しかったです。みんな違う道に進むことになるけどお互いに頑張ろう。4年間ありがとう。
ーー最後に、後輩にエールを
とにかくラグビーを楽しんでください。応援してます!