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第39回デンソーカップチャレンジサッカー静岡大会 順位決定戦 ３位・４位決定戦／５位・６位決定戦
３月２日 時之栖スポーツセンター 裾野Ａ／C
プレーオフ選抜０－２関東選抜Ｂ
U－20全日本選抜５－１日本高校選抜
第39回デンソーカップチャレンジサッカー静岡大会（以下、デンチャレ）も最終戦を迎えた。今大会５位となった全U－20全日本選抜から髙橋輝（国２＝大宮U-18）がMF優秀選手に選出。また、関東選抜Bも３位を勝ち取り、両チームともに好戦で今大会を締めた。
関東選抜Bは３位決定戦でプレーオフ選抜と対峙した。東洋大から中村流聖（国２＝横浜ＦＣ・Ｙ）、荒井凉（国３＝日大藤沢）、鍋島暖歩（国３＝長崎Ｕ-18）の3人が登場し、プレーオフに２ー０で勝利を果たした。今大会について荒井は「選抜Bの仲間や他のチームの全ての選手レベルが高く試合をしていてとても楽しかった。」とコメント。鍋島は自身のプレーについて「ゴール前の精度には改善の余地がある。関東リーグ開幕に向けて上げていきたいと思います。」とリーグ戦への意気込みを表した。
U-20全日本学生選抜に出場した髙橋輝（国２＝大宮U-18）は最終戦を含め、今大会フル出場を果たす。５位決定戦では高校選抜と対戦。全日本選抜は高校生チームに５ー１の圧倒的な差を見せつけ勝利。高橋は今大会で見せた好戦的プレーから、MF優秀選手に表彰され、「素直にうれしく思います」と喜びを明かした。
普段とは違ったチームでの試合となったが、出場者選手らは慣れない環境に臆さず、積極的なプレーを見せた。4月に控えているリーグ戦に向け、今大会で得た経験をどのように生かしていくのか楽しみである。
◾️コメント
・髙橋輝（国２＝大宮U-18）
ーー試合を振り返って。
チーム全員で一体感を持って戦うことができ、勝利という結果を掴むことができてよかったです。
ーー今大会全体を通して特に印象に残った選手について。
印象に残ったというか、同じチームだった明治大学の小澤晴樹（明治大２＝大宮Ｕ－18）と多久島良紀（明治大２＝大宮Ｕ－18）は、大宮で共にプレーしていた選手なので、久しぶりに一緒にプレーできて嬉しかったです。
ーー今大会を通して発見した自身の課題、新たに発見した自身の強みなどはありますか。
ドリブルで抜けた後のクロスの質や、シュートの精度を上げていきたいです。新たに発見した強みは特に無いですが、自分のスピードの部分は今大会しっかり発揮できたと思います。
・鍋島暖歩（国３＝長崎Ｕ-18）
ーー試合を振り返って。
選抜の試合ということもあってどのチームも個々のレベルが高く良い刺激になりました。試合を通してゴール前の精度のところは改善の余地があると感じました。
ーー今大会にはどのような気持ちで臨みましたか。
追加招集だったので早くチームに馴染む事とスカウトの目に留まるような積極的なプレーを心がけていきました。
ーー自身の伸ばしていきたい長所や逆に改善していきたい点などはありますか。
味方との連携での打開だったり、プレーの強度のところは常に高い水準でやっていきたいと思います。また、反省点として出たゴール前の精度は関東リーグ開幕に向けて上げていきたいと思います。
・荒井凉（国３＝日大藤沢）
ーー大会を通して発見した自身の課題はありますか。その課題をクリアするために今後どのような練習をしていきたいですか。
攻撃の面では、自分の持ち味のチャンスメイクをレベルの高い相手に通用したが、課題として守備の面でドリブルで剥がされる場面が多々あった。クリアするためには数をこなすしかないので、練習でたくさんの選手と対人をし強化していきたい。
ーー今大会を通して何か心境の変化などはありましたか。また印象的に残った選手などはいましたか。
関東の選ばれた選手と共に練習や試合をしていく中で、この選手たちと関東リーグで試合をするのが益々楽しみになった。
本間凛（国士大２＝関東第一）裏への抜け出し、ボールを収める力、身体能力などどれをとっても非常にレベルの高い選手だった。
・中村流聖（国２＝横浜ＦＣ・Ｙ）
ーー試合を振り返って。
自分が出場した試合では、相手に主導権を握られ自分たちのやりたいことが出来ない時間帯が多くなってしまいました。自分自身の個人戦術の部分でも改善点が多くある試合であったと感じました。
ーー普段とは違う選抜メンバーとのプレー中に特に意識していた点などはありますか。
初めて共にプレーをする選手が多い中で、お互いの特徴を発揮しやすいようなポジショニングであったりプレーの連携を、コミュニケーションを取りながら試合を進めていく事を意識していました。
ーー今大会全体を通して得た自身の収穫と改善点を教えてください。
大会を通して普段と違うメンバーとプレーをして、寝食を共にしたことでピッチの中だけでなく、ピッチの外でも刺激を受けることが多くありました。また、様々な地域の選手と対戦することで自分の通用したところ、しなかったところを改めて知ることができ収穫となりました。
改善点としては、守備の部分でボールを奪い切る力と、コーチングスキルがまだまだ足りないと感じたので改善していきたいです。
