記事
13日に秩父宮ラグビー場で行われた第26回東日本大学セブンズラグビーフットボール大会。全4試合に出場した中山二千翔(総2=日本航空石川)は合計6トライを挙げた。
相手を置き去りにするランが光った中山
強みのランで目の前のディフェンスを打ち破った。2試合で先制トライを挙げるなど4試合で合計6トライ。チームで最多トライ数を挙げ、「親が見に来てくれた中で少しでも多くのトライを取ることができてうれしい」と語る一方、「プレーに波があった」と満足することはなかった。
課題は明確だ。初戦の早大戦では、ブレイクダウンの場面で相手とのスピードの差を感じた。「相手の方が速くラックに対してプレッシャーをかけていた」と振り返り、今後の強化ポイントに挙げる。また、ルーズボールへの反応の遅れも反省点に。「落ちたボールへのセービングやリアクションのところで課題が残った」と冷静に分析した。
昨年はけがにより試合の出場機会が少なかった中山。今年は飛躍の一年へ「いろいろな方への感謝を忘れず、けがをしないように頑張ります」。安全第一で2年目に挑む。
□選手コメント
◇中山二千翔
ーー大会の振り返りを
チームとしてやはり前回の結果を超えられなかった、勝ちきれなかったというのはすごく悔しいです。
個人としてはミスや課題が多く見つかった大会となったので自分の時間を使って改善していきたいです。
ーー4試合で合計6トライ。ご自身の手ごたえは
親が見に来てくれている中で少しでも多くのトライを取ることができたのはうれしいです。
ですが全試合トライをすることはできずプレーにとても波があるので自分の中であまり満足した結果にはなりませんでした。
ーーチームとして得られた収穫は
気を抜かない事の大切さを再確認できました。
ーー逆に、課題となった点は
特に初戦の早稲田との試合でブレイクダウンのところで少し差を感じました。相手の方が速くラックに対してプレッシャーをかけれていたと思うので課題として練習していきたいです。
もう一つはルーズボールに対しての反応が自分たちは遅いと感じました。落ちているボールに対して素早くセービングするなどのリアクションところが課題となりました
ーー交流戦に向けて意気込みを
色々な方への感謝を忘れずにけがしないように頑張ります。
TEXT=北川未藍